見出し画像

可変サイドリアルとハウスサビアン

可変サイドリアルを考える時、以前にこれってハウスサビアンみたいにできるのではないか?と思った。
今朝松村氏のHPの記事を読むと可変サイドリアルの恒星を決めて、それに地球ポイントとの計算でというのが書かれていた。
. . . なんか似ている

例えばジオセントリックで射手座10度に太陽がある場合、普通は太陽の特徴をそこから読んでいくけれど、それでピンとくる人もいればイマイチなんか違うと感じる人もいるでしょう。それはまだ象徴性という要素が強くて具体性(実感)が少ないと感じることがあるせいかもしれない。まぁジオセントリックで太陽をあまり使っていないというひともいるだろうし。

で、ハウスサビアンというのはもっと具体性というかどんなふうにやってるの?現場では?というのが表されやすいと思われるのでかなり参考になる。

松村氏の「youは何しに地球へ?」ということで今朝のHPにはシリウスを例にして「その人の生まれた時のシリウス位置を、astroseekで求め、地球ポイントから、この度数を引く。」と書かれていた。
やり方はハウスサビアンと同じ。
可変サイドリアルの起点がアセンダントということに。

▶︎ハウスサビアンの計算は、例えば太陽で見る場合、出生図の太陽が射手座9.55(数えの10度)だとすると牡羊座0 度からではこれは黄経で249.55になり、太陽のサビアンシンボルは射手座10度の「金髪の幸運の女神」になるが、ハウスサビアンではこの太陽は以下↓
アセンダントがおとめ座5.35にあったとするとこちらも牡羊座0度から換算して155.35。
これでハウスサビアンの太陽は計算上は、太陽からアセンダントを引いて、249.55−155.35=94.20
ここであらためて牡羊座から94.20を見るとそれはかに座の4.20度の場所になり、サビアンシンボルはかに座5度「列車に破壊された自動車」になる。
あなたの太陽はこんな感じで活動してる、しようとするんですねと。

これを可変サイドリアル(どれかの恒星を起点として)と地球ポイントの組み合わせから同じやり方で見ようとしているのだけど、ここでちょっと注意点が必要に。

大体はこれで良いのだけど、人によっては度数(サビアン)が変わってしまう場合がある。
それは占星術サイトやアプリでは60進法が使われていることが多く、足したり引いたりすると誤差が出る。
より正確に見たいのなら60進法と10進法の変換も念の為やっておいたほうがいいかな。
ネットでは便利な変換サイトがあるしアプリでも探せばあるでしょう。
全部の惑星をやらなくてもひとまず地球ポイントだけなら簡単だし。

余談だけど、ジオセントリックのアセンダントというのは他人から見ると特徴などよくわかるが、自分では自覚しにくいというのがある。気づいていないひと?
可変サイドリアルをアセンダントとした場合も目を覚ましていないと意味がないかも。

いいなと思ったら応援しよう!