就活日記3
前回までの話はこちら↓
というわけで、中堅のものつくりメーカーで鉄道に関わる道を切り開いた訳だが、もう一つ新たに興味を示した業界があった。
第二の道 不動産開発で鉄道に関わる
「不動産開発、ショッピングモールや駅周辺の施設開発はどうだろう」 キャリセンの人から、言われた時、最初は「不動産関係って体育会系」「ザッ営業って感じでノルマが厳しそう」というイメージが先行して、あまり受けてみたいとは思わなかった。
しかし、キャリセンの人曰く、不動産開発はショッピングモールや大型施設を自社の土地に誘致することが多く、営業の競争が激しい個人向けの不動産会社とはイメージが全く異なるとのこと。おまけに鉄道会社や駅周辺に広い土地を所有する会社であれば、街づくりで鉄道に関わることができる。
というわけで、商業施設を開発している会社や、自社の広大な敷地を活かして不動産開発をしている会社を手当たり次第探った結果、いま勤めている会社を見つけたのである。
鉄道に直接関わる夢は閉ざされてしまったが、少しでも鉄道に触れることができる仕事を見つけることができた。1つの夢がダメでも、他で補うことで、少しでも自分の「やりたいこと」に近づけたのは、後悔の残らない良い選択だったと今でも思っている。
(就活日記 完)
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