企業価値の高め方②(新生銀行編)
前回の続きの記事が出ていたので、そちらを読んだ感想です。
マネックス証券との提携に関するSBIとの確執などいろいろな経緯があるのは分かったのですが、
よりよい提案を出してきたマネックス証券と狭い分野で提携したのは🆗なのですが、大株主であったSBIへのフォローは適切だったのでしょうか?
今回の敵対的TOBとされた公開買付ですが、何かしら事前の打診もあっていたはずだと思いますし、インタビューで話された『別のパートナー候補に同様の提案があれば?→受け入れる』というのが本当であれば、TOBが行われる前に役員会や株主に問いかけるような機会が作れたのではないでしょうか?
外から見ている立場としたら、
①TOB(役員の刷新=自分たちがクビ)は受け入れられない。
②マネックス証券選んだ逆恨みだー
③株主の利益に反する
④フジコフジコ
⑤(SBI)TOBします!
みたいな感じでは?と思ってしまいます。
実際にはもう少し複雑で、色々なことがあった結果とは思いますが、新生銀行(とSBI)は株主や市場関係者の心証を害したのではありませんか?
どちらにしても、そろそろ株主総会です。
お互いが、株主や会社、社会にとって良い方向に進むことを期待しています。