MUP Week-8 本当のブランディングとは
皆さん、お久しぶりです。昨日、新しくMUP Week-8の動画が投稿されたので、noteにアウトプットしていこうと思います。
前回の章から本格的にスキルについて紹介しているので、気になる方はぜひこちらから↓
1 ブランディングとは
ブランディングとはなんでしょうか?そもそも、マーケティングや広告、PR、ブランディングの違いをきちんと説明できるでしょうか?まずは、この4種類からしっかり理解して、なぜブランディングが、重要なのか見ていきましょう。
マーケティング:自分から相手に好意を示す
広告:自分から不特定多数に好意を示す
PR:他人が相手に自分の好意を示す
ブランディング:相手から自分に好意をしめす
これだけ見ても、この4種類は少し違っていますよね。しかし、ブランディングだけが、相手から自分に対して好意を示しています。このポイントが非常に大切です。
このように、ブランディングさえあれば、他のマーケティングやPR,広告は必要ありません。なぜなら、相手から求めているからです。
こうしたブランディングの能力を磨くことで、マーケティングや広告、PRにかかる経費を抑えることが出来ます。
2 負のスパイラル
そもそも、起業しても多くが倒産したりしているのでしょうか?大体のケースは、ブランディングがないからです。ブランディングがないと大体の場合は、このような負のスパイラルに陥ってしまいます。
ブランディングがないとAとBで価格競争がおこります。その後に、下げられない段階まで来たら、商品とそれ以外の付随するサービスを売るようになります。それに対して自社コストが余計にかかってしまいます。そのため、利益率が低下してしまい、利益を安定させるためにコストを削減しようとして、PRを削減してしまいます。そして、認知が低下して、シェアが低下します。こうした負のスパイラルに陥ってしまいます。
3 ブランディングの種類
ブランディングといっても4種類のブランディングがあります。
・コーポレートブランディング
・プロダクトブランディング
・マーケティングブランディング
・セールスブランディング
この4種類に分かれます。それぞれが何を表しているのかまだ詳しく分からないと思うので、一つずつ説明していこうと思います。
1 コーポレートブランディング
競合を把握するが、競合を作ってはいけないことがこのコーポレートブランディングにおいて一番重要。そのためには、
「自社は○○であるが、○○ではない」と断言してしまうことが大切です。
<例>
質問:Googleは何の会社だと思いますか?
答え:広告会社
Googleは、広告会社なのです。売り上げの90%は、広告で占めています。しかし、GoogleはIT企業だ、テックカンパニーだと思った人もいると思います。それが、まさにGoogleの上手な所なのです。
Googleは、自分たちは広告会社だと明言していません。なぜなら、テレビ広告やチラシ広告など、他社との競合を生んでしまうかもしれないからです。
2 プロダクトブランディング
<例>
質問;あなたは高級ホテルのラウンジのマネージャーです。ラウンジでカフェラテを売ろうと思っています。100人に調査したところ、500円で購入する人は100人いて、1500円で購入する人は、0人でした。仕入原価は、300円です。何円で売りますか?
一度考えてみましょう。答えは後で出します。一度考えたら、この表を見てましょう。
これがつまり結論になります。多くの飲食店は、一番人が集中している500円に設定するかもしれませんが、適正価格をここで選ぶ必要があります。そのため、答えは、1000円です。
次に、値付けのフローで詳しく見ていきましょう。
例えば、500円で100人に売ることが出来れば、売り上げは50000円であり、利益は20000円です。しかし、50人しか売ることが出来ないが、同じく売り上げは50000円ですが、利益は35000円です。企業はどれだけ売り上げを上げたかではなく、どれだけ利益を残したかが重要である。そのため、50人に、1000円で売ることが一番適正な価格なのです。
このように、しっかりと値付けフローをつけないので、なんとなく値段をつけてしまい、なんとなく倒産してしまうのです。
今回の例では、1000円で売ることを適正価格として、500,750円での層は切り捨て、また、1250円以上の層にはどうやって売っていくかが重要です。これが、ビジネスの楽しさであり、やりがいでもあります。
高級ホテルのラテは、本当なら500円で売れるものを1000円で売っています。そのため500円分はなにか付加価値をつけないといけません。この付加価値がDO1,DO2,DO3を行ってやっていく必要があります。
<例>
高級焼肉の例
高級焼肉の場合、40000円で提供している。しかし、牛角などは3000円で食べられる。その差の37000円は付加価値で埋める。例えば、↓
・目の前でシェフが焼く
・部位の紹介をする
・金粉をまいて高級感を出す
・宝箱などで肉を出す
このように、DO1,DO2,DO3をして付加価値をつけることで、40000円でもうることが出来ます。
また、店舗で価格を上げるための付加価値は3つあります。
1 空間付加価値(インテリアなど)
2 商品付加価値(食材、モノの価値)
3 サービス付加価値(エンターテインメント)
この3つなのですが、実際にコストがかからず、一番効果があるのは、3のサービス付加価値です。これは、先ほどの例から示すと、金粉をかけたり、宝箱から取り出したりなど、お客さんをワクワクさせるかが一番付加価値において重要なことになります。
3 マーケティングブランディング
<問題>
一杯500円のスタバのコーヒーと一杯100円のマクドナルドのコーヒー。
ではなぜ、私たちはスタバのコーヒーを購入するのか?
<答え>
フランチャイズがフランチャイズじゃないか
フランチャイズのマクドナルドは、どれだけ売るかが重要であり、そのために座席数なども増やして多くのお客さんを入れようとする。そうすると、一人当たりのスペースは限られてしまう。しかし、マクドナルドなどのように仕組化がしっかりしていれば、いいのですがほかの店舗がこのようなことをしてしまうと全く売れなくなってします。
スタバがやることは、直営店ですべてをやっており、儲けが第一ではない。なので、一人当たりのスペースもしっかりと確保されており、スタバは500円でコーヒーを売ることが出来るのです。
このように、どのようにマーケティングブランディングも価格付けでは重要になる。ブラディングやステートメントは、表面上の価格であり、ブラディングやステートメントを作るためには、フランチャイズかそうじゃないかの構造があるのです。
4 セールスブランディング
ブラディングとは、商品やサービス以外のもの(付加価値)をPRすることです。商品を売ったり、商品をPRしてはいけないのです。
<例>
#ヤマハピアノ教室戦略
ヤマハは、直接ピアノを売るのではなく、ピアノ教室を開くことによってそこでピアノを買わせることを戦略としている。
ピアノをやらせたり、習わせたりすることで、相手から購入させることがヤマハの狙いなのです。
4 まとめ
ブラディングとは、相手から好意を示すものであり、ブランディングがないと負のスパイラルに陥ってしまいます。また、ブラディングにも4種類あり、コーポレートブランディング、プロダクトブランディング、マーケティングブランディング、セールスブランディングです。そして、ブラディングは、商品を売ったりPRすることではありません。付加価値をつけることで自分のサービスをブラディングすることができます。
次回は、ロジカルシンキングについてご紹介していこうと思います。これがないと、全く何も伝わらず、ビジネスにおいては全く無です。他の営業のスキルやブラディングのスキルなどをつけても、ロジカルシンキングをつけていないと100×0=0になってしまいます。100×100=10000にするためにも、しっかりとロジカルシンキングをつけることが非常に大切なのです。
今日も最後まで見ていただき、ありがとうございます。それでは、また!!