コロナパンデミックに潜む世界の闇⑧
2020年、世界中に恐怖を撒き散らした新型コロナウイルスSARS-CoV-2によるパンデミック。
SARS-CoV-2はどこからやってきたのか?なぜパンデミックは起きてしまったのか?なぜ驚異的なスピードで変異体が生まれ続けたのか?調べれば調べるほど不可解な状況証拠ばかりが見つかる。
これは、新型コロナに関わる出来事を時系列で整理するものである。先入観を捨て去り、虚心坦懐に事実だけを見つめ直せば、テレビが決して伝えない世界の闇が見えてくるだろう。
(前回の内容)
2009年5月 世界的大富豪たちの秘密会合
2009年5月21日、NBCニュースは「2009年5月5日に世界的大富豪たちがニューヨークに集まって秘密会合を開いていた」と報じた。
この秘密会合について一番最初に報じたのは、アイルランド系のウェブニュースサイトである。
また2009年5月31日と6月20日に、イギリスのガーディアン紙もこの秘密会合について報じている。
これら報道によると、この秘密会合は、
・ビル&メリンダ・ゲイツ財団が主催者となり、
・世界的な超大富豪たちが
・NYマンハッタン島のロックフェラー大学に集って、
・報道機関や一般人の立ち入りを禁止したうえで、
・「いま世界が直面している危機」について協議した
とのことであった。
いつも人々の注目を集めるような超大富豪たちが、マスメディアに何かを発表するわけでもなく、過密なスケジュールを調整してまで集まり、非公開の極秘会合を開催するという事はかつて聞いたことが無いという。
会議は6時間に渡り、発言時間は各人15分で、そのテーマは教育問題、緊急支援、政府改革、経済危機、人口増加や疫病などの世界的健康問題などに集中したようだが、その具体的な内容やなぜ秘密会合だったのかについては、一切公表されていない。
この会合が秘密裏に開催された点になぞらえて、ビルダーバーグ会議のような世界覇権の維持・新世界秩序の構築がテーマだったのではないか?と訝しむ人もいるという。
またロンドン・タイムズ紙の「億万長者クラブ、世界人口抑制に挑む」という記事によると、秘密会合で話し合われた議題には「世界人口の増加抑制」も含まれていた、という。
秘密会合の参加者は全員が「世界的な大富豪」であり、その資産合計は1,250億ドルにのぼるという。これまでに判明している出席者は、次のような顔ぶれであった。
主催者1:ビル・ゲイツ
ビル・ゲイツ(Bill Gates)は、マイクロソフトの創業者であり、この秘密会合の主催者であるビル&メリンダ・ゲイツ財団の創設者でもある。
またビルダーバーグ会議に参加した経験もあり、世界経済フォーラム(WEF:World Economic Forum)にも参加している。民主党支持者でもある。
主催者2:デイヴィッド・ロックフェラー
デイヴィッド・ロックフェラー(David Rockefeller)は、世界的大財閥ロックフェラー家の3代目当主である。2017年に101歳で死去している。
投資銀行チェース・マンハッタンの会長 兼 CEOを務めたほか、米国最強のシンクタンク 外交問題評議会(CFR:Council on Foreign Relations)において長年に渡って理事を務め、会長・名誉会長を務めている。
またビルダーバーグ会議および世界経済フォーラムにも参加している。民主党支持者でもある。
主催者3:ウォーレン・バフェット
ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)は、世界三大投資家の1人であり、歴史上最も成功した投資家の一人として評されている人物である。彼もビルダーバーグ会議にも出席した経験を持つ。
投資ファンドのバークシャー・ハサウェイの会長 兼 筆頭株主である。2006年には個人資産の85%を慈善活動団体に寄付し、そのほとんど(83%相当、307億ドル)がゲイツ財団への寄付であったため、ゲイツ財団の規模は一気に倍増することとなった。民主党支持者でもある。
出席者:オプラ・ウィンフリー
オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)は、人気テレビ番組「オプラ・ウィンフリー・ショー」の司会者で、米国で最も裕福なアフリカ系アメリカ人と言われている。2023年にはハワイ州マウイ島に870エーカー(352ヘクタール)の土地を購入している。
慈善活動にも熱心で、2008年の寄付額が最も多い有名人の6位(240万ドル)にも名を連ねている。民主党支持者でもある。
出席者:テッド・ターナー
テッド・ターナー(Ted Turner)は、米国3大ケーブルニュース局CNNの創業者であり、ターナ・ブロードキャスティング・システムの元副会長であり、アメリカ大リーグ野球アトランタ・ブレーブスのオーナーである。
また慈善家として10億ドルを寄付して、国連活動を支援する国連財団を設立し、その会長を務めた。民主党支持者であり、徹底的な反トランプとして知られている。
出席者:ジョージ・ソロス
ジョージ・ソロス(George Soros)は、世界三大投資家の1人であり、イングランド銀行を潰した男という異名を持つ過激な仕手師である。
オープン・ソサエティ財団 (Open Society Foundations)の創設者で、巨額資金を提供して東欧やアラブにおけるカラー革命を扇動した極左活動家でもある。2020年に全米で過激な反トランプ運動を展開したBLMにも多額の資金を提供している。
またビルダーバーグ会議および世界経済フォーラムにも出席している。民主党支持者でもある。
出席者:マイケル・ブルームバーグ
マイケル・ブルームバーグ(Michael Bloomberg)は、米国大手総合情報サービス会社Bloombergの創設者であり、元ニューヨーク市長でもある。
外交問題評議会の会員でもあり、世界経済フォーラムにも参加している。民主党支持者でもある。
出席者:イーライ&エディス・ブロード夫妻
イーライ・ブロード(Eli Broad・2021年に87歳で死去)は、住宅建設会社KBホームの創業者であり、妻のエディス(Edythe)とともにブロード財団を設立した慈善活動家である。民主党支持者でもある。
出席者:ジュリアン・ロバートソン
ジュリアン・ロバートソン(Julian Robertson)は、世界初のヘッジファンドであるタイガー・マネジメントの創設者である。2022年に90歳で死去した。慈善活動家でもあり、2017年にはカーネギー慈善賞を受賞している。共和党支持者でもある。
出席者:パティ・ストーンシファー
パティ・ストーンシファー(Patty Stonesifer)は、マイクロソフトで活躍した後、ゲイツ財団会長 兼 共同議長を務めたほか、スミソニアン協会の理事会議長やワシントン・ポストの暫定CEOなどを務めた人物である。
外交問題評議会の会員でもあり、民主党支持者でもある。
出席者:ジョン&タシア・モーグリッジ夫妻
ジョン・モーグリッジ(John Morgridge)は、シスコシステムズの2代目CEOとして、設立4年目で従業員34名だった同社を世界的企業に成長させた経営者である。
また、妻タシアと共にモーグリッジ・ファミリー財団を設立した慈善活動家でもある。民主党支持者でもある。
出席者:ピーター・ピーターソン
ピーター・ピーターソン(Peter Peterson)は、ニクソン共和党政権下でアメリカ商務長官を務めたあと、リーマン・ブラザーズの会長 兼 CEOとなり、その後、世界最大の投資管理会社ブラックストーンの共同設立者となった。2018年に91歳で死去した。
デイヴィッド・ロックフェラーの後任として、外交問題評議会の議長を務めた。FRBニューヨーク連銀の議長も務めた。クリントン民主党政権以降は、民主党支持者に転向している。
⑨に続く