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コロナパンデミックに潜む世界の闇⑥

2020年、世界中に恐怖を撒き散らした新型コロナウイルスSARS-CoV-2によるパンデミック。
SARS-CoV-2はどこからやってきたのか?なぜパンデミックは起きてしまったのか?なぜ驚異的なスピードで変異体が生まれ続けたのか?調べれば調べるほど不可解な状況証拠ばかりが見つかる。
これは、新型コロナに関わる出来事を時系列で整理するものである。先入観を捨て去り、虚心坦懐に事実だけを見つめ直せば、テレビが決して伝えない世界の闇が見えてくるだろう。

(前回の内容)


1.元京都大学のウイルス学者 宮沢孝幸による論文

2023年8月5日、京都大学医生物学研究所の獣医学博士 宮沢孝幸 准教授(当時)は、大阪医科薬科大学の田中淳 助教授と共に「Unnaturalness in the evolution process of the SARS-CoV-2 variants and the possibility of deliberate natural selection(SARS-CoV-2変異体の進化過程における不自然さと意図的な自然選択の可能性)」という論文を発表した。

元・京都大学医生物学研究所 獣医学博士 宮沢孝幸 准教授

この論文の主旨は、以下の通りである。

SARS-CoV-2変異体の不自然な進化過程と意図的な自然選択の可能性
Unnatural evolutionary processes of SARS-CoV-2 variants and possibility of deliberate natural selection

(前略)
オミクロン分離株BA.1、BA.1.1、BA.2の一部の形成は、突然変異の蓄積や相同組換えなど、自然界で一般的に見られるゲノム進化の産物ではないという結論に至った。
さらに、オミクロン変異株BA.1とBA.2の組み換え分離株35株を研究した結果、2020年には既にオミクロン変異株が存在していたことが確認された。
解析により、オミクロン変異株はこれまでの生物学では説明できない全く新しいメカニズムによって形成されたことが示され、
(後略)


2.宮沢教授による連続ポスト

2023年9月18日、宮沢教授はX(旧 Twitter)において、次の内容を連続ポストしている。なお、この投稿の1)~3)を理解するにはこちらも参考のこと。


3.京都大学を退職せざるを得なくなった宮沢教授

2023年10月31日、宮沢教授は2024年5月をもって京都大学を退職することが決定したことをXで報告し、次のように心境を語っている。

コロナ禍においても私の本業での業績は十分であったにもかかわらず、大学からは最後まで理解を得ることはかないませんでした。まだ研究を続けたいのが私の本意ですが、心血を注いで築き上げてきた研究に必要な環境、研究室を来春で閉鎖する事態に至りました

2023年10月31日 宮沢教授のポストより

その後、2024年7月22日には、論文の内容を一般人にも判り易く解説した本を出版している。

新型コロナは人工物か? パンデミックとワクチンをウイルス学者が検証する (PHP新書)
新型コロナは人工物か? パンデミックとワクチンをウイルス学者が検証する (PHP新書)

新型コロナウイルス・オミクロン変異体の塩基配列(RNAを構成する、四つの塩基の並び方)の変異を見て、ウイルス学者である著者は凍りついた。

「同義置換が1、非同義置換が30、こんなことはありえない」

同義置換とは、アミノ酸の変異が起こらない塩基配列の置換のことであり、非同義置換はアミノ酸の変異が起こる塩基配列の置換のことを指す。
通常、同義置換/非同義置換はランダムに入るため、同義置換が1で非同義置換が30というのは明らかな異常であると言わざるをえない。

それから著者は、本格的にオミクロン変異体の塩基配列の解析に乗り出した。著者はオミクロンBA.1が出現する直前に、オミクロンBA.1の変異から一つのアミノ酸が武漢型に戻った配列の変異体があるはずだという仮説のもとで検索を行った。オミクロンBA.1に変異する一つ前の、いわば「親」となる変異体である。すると、自然界では到底ありえない事態が起こっていることが判明したのである。

本書では著者が行ったオミクロン変異体の検証について平易に解説し、さらにオリジナル武漢型の特殊性ワクチンと死亡者数増加の関係も考察する。

2022年、なぜ超過死亡者(例年の死亡者数をもとに推定される死亡者数を、実際の死亡者数が超過した数)が前年より大幅に増えたのか?

Amazon掲載の書籍概要より


4.その他参考情報

⑦に続く

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