人生一度きりだから!
お金のこと
お金かぁ…
少ないよりも多い方がいいと思うけど昭和50年代の大卒の僕はサラリーマンの選択しか考えず、とにかく早く1000万円プレイヤーにならないかと思っていた。
だから会社選びは1年目の年収が基準。
当時分厚い就職雑誌、たしか学生援護会が出し無料で家に届いた。
この雑誌の一番上に書かれていた"初年年収目安"だけをチェックしていた。
それで選んだ高年収の会社に入社試験。
面接→役員面接と順調に進み入社!
唯一入社したかった会社はその年、コネですべての人員が決まっていた。ひどい…
入社。
そして半年の研修から配属。
現実は厳しかった。
「年収が高いだけあるなぁ」
職種は法人の新規営業。
1日法人訪問件数は100件前後。小さな会社や門前払いの会社もあるので、そんなにしんどくはなかった。
若かったせいもあろう。
当時はスーパー超アナログだったから、しつこく訪問することが効果的のように言われてた。
で、ノルマ(その会社はターゲットと言っていた)を達成!
臨時ボーナスも貰えてさらに成績優秀者だけ旅行にも連れて行ってくれた。当然だけど旅費は全て会社負担。と思っていたらその費用は自分の収入になっていた。
そして年収は募集時のそれよりも高額だった!
当然か⁈
でもその頑張りは毎年やらないと年収は維持、アップできない。
で、また次の期も頑張る。
そしてだんだん心も体も消耗していった。
42歳で憧れの1000万円プレイヤーになった。
でも子供たちもお金のかかる歳になり、800万円の時との差がまったく体感できなかった。
サラリーマンの年収、給料はこんな感じなんだろう。
サラリーマンは2000万円を超えないと…
きりがない。
子どもにお金がかかるとか、住宅ローンが大変とかあるけれど心と体に優しいお金のかけ方があることを、この時は気づいてなかった。
そう収入が増えると出ていくお金も増える。
だから「もっと稼げー!」となる。
きりがない。
お金のありがたみも、そんなに感じていなかった。
お金って精神論だけど追いかけても追いかけても届かない。
今みたいに投資をすることが普通ではなかったから働くしかなかった。
使うのは簡単、稼ぐのは一苦労なのがお金。
そう簡単に手にできない。
だからおもしろいのかもしれない。