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人生一度きりだから!

昨日に続いて不動産の話。

初めて家を買う時に一番注意しなければならないのは、自分たちの住みたい家のイメージをすること。
現実的ではないような夢ではなくて。

ある素晴らしいケース。
私がご一緒させていただいたご夫婦の話。(ご本人にお許しをいただきました)
このご夫婦は荻窪の賃貸マンションにお住まいで、土地をお探しでした。
土地を買って自分たちで家を建てる計画。
予算や希望の家の広さを伺い土地のだいたいの面積をこちらで算出。

このご夫婦の希望を満たすためには少し駅から距離のある所で探すことになった。
ご夫婦は駅からいくら遠くでも構わないと言われた。
「どのくらいまで大丈夫ですか?」
「徒歩であれは30分以内であればいいです」
「えっ⁈バスとか乗ることも考えてます?」
「いえいえ、バスは乗らなくても大丈夫です」
都内であれば30分歩くと周辺のどこかの駅に着くので土地探しとしては比較的楽。

一番重視されている条件は
◎整形な土地であること(正方形か長方形)
◎明るい感じ(陽当たりがいいのではなく"明るい"感じ)
◎大通りに面していないこと

実際に土地探しを始めたのは梅雨の終わり。

そこから現地に足を運んだ数は12!

なかなかイメージに合う土地が見つからなかった。

ある一つの物件では、ご夫婦の意見が違いその場で議論が始まる。そして20分後に結論。その物件は見送ることに。見送る理由は両サイドの家が暗い感じがすることだった。私も同じことを思っていた。
結論が早くていい!

そしてその物件から更に7分歩いたところの土地に向かう。
ご夫婦も私も汗だく!

そしてたどり着いた土地は何か爽やかな雰囲気があった。

前面道路以外の三方が家に囲まれていたが。

そしてすぐにこの土地で決まった。

家の設計、デザインをされた建築家も
「とても開放感があって明るい!」と感想を言ってもらえた。
嬉しかった!

こんな家探しは私も楽しい。
ネットでちゃっちゃっと決まらないけれど、それは当たり前でしょ!
一生の買い物なんだから。

でもこのご夫婦の家探し、不動産業のサラリーマンじゃできない。
効率が悪すぎる。

不動産屋さんは人の人生を心地よく過ごされるためのお手伝いをする、ということを忘れてはいけない。

でも、できないだろうなぁ

こんなのんきな家さがしは。

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