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白と黒

いつもいつも白と黒が入り混じる
灰色グレーの時もある

ただ白と黒は入れ替わりが激しい
ついてゆけない

自分の心のはずなのに
置いてきぼりを喰らっている
不思議な程に

白い心と黒い心が交互にやってくる
訳もなく
そんな時は必ず母を思い出す
本当はずっとそばにいるはずなのに
わたしには見ることが出来ないから

孤独を感じ
さみしくなり
泣きたくなる


「自分の心を掘りなさい」
母の言葉をふと思い出す

自分の内側を見詰めて
自分の心と話しをする
母はよく自分との対話をしていたのか

孤独じゃない
自分の中にある
やさしい、あたたかい心
そんな心と話しが出来たらどんなに
気持ちが安らぐか

母は何かを教えている
わたしには分からない何かを
そのひとつひとつを丁寧に汲み取って
孤独の中から立ち上がる

白と黒はさみしい色
あたたかくない冷たい色

それでも時々
化学反応を起こす
灰色グレーではない
ほんわかとするあたたかい色に変わっている

神さまは人間に全てにおいてよいものしか与えない

白と黒でもいつかやさしくなれる気がしてる


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ノリかな
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