小論文指導で大切にしていること
仕事がら、長年小論文を指導してきました。今回は、小論文指導で私が大切にしてきたことです。
小論文は、論という文字が使われているように、論理的に文章を書くことが求められます。読み手に伝わるように、理路整然と自分の主張を書くことが必要です。
論理的に書くには、段落構成や、各段落での文章の組み立て方に注意が必要です。字数や書き方の基本・軸を通すことなど、気をつけることは様々あります。
が、しかし、
文章を書く時、最も大切なことは、“伝えたい❗️”という気持ちがあること。
そもそも、文章を書く目的は何ですか?
表現したいもの・伝えたいことが、あなたの内にあるからではないでしょうか。形づくられていないあなたの思いを、言葉という目で見てわかるものとして実体化することが、書くということです。思いがあってこその言葉です。
あなたが伝えたい、一番大切なことは何ですか?目に見えないものを、言葉を用いて私にも見えるようにして下さい。あなたでしか書けない、あなたならではの伝えたい気持ち、これが、小論文指導で私が大切にしていることです。