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サカハチチョウをつかまえた
サカハチチョウ(Araschnia burejana)はタテハチョウ亜科に分類される小型のチョウで、日本全土の山地に多く見られます。
今回の採取地は石川県加賀市の山中温泉杉水町の川沿い。
Google レンズで検索すると「ヒョウモンモドキ」というチョウに似ているので誤認されがちですが、逆八蝶と言う名の通り翅にある逆八の字が特徴的です。春型は黒地にオレンジ色のまだら模様で二条の黄帯を持つので見分けやすいですが、夏型はオレンジ色のまだら模様がなくなり別種と思われるぐらい特徴が違って見えます。これは日照時間が影響しています。
花や樹液、獣糞、腐果などさまざまなものに集まり、山登りをしているとときおり飛来し、人の体にとまって汗を吸う姿も見られます。このためかなり捕獲はチョロいです。
今回もiPhoneで撮影しましたが、忍び足が大分上達してきました。客観的に見たらさぞ変な人でしょうね。
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