YouTubeチャンネルをはじめて半年経過、 視聴率が伸びる動画の傾向分析
どうも@norinity1103です。ゲストハウス黒崎BASE 名義でYouTubeチャンネルを開始して半年ほど経ちました。
当初は情報量が多かったりコンセプトは走りながら決めていくスタイルでショート動画などを併用して分析と施策を繰り返してまいりました。
ショート動画だけでなくロングテールでYouTubeアルゴリズムや視聴者に好まれる動画の法則性を探りつつ、センスやコンテンツの飛び道具に依存しないライフワーク的な定着方法を模索中です。今回は半年間で多少手応え感じた動画の傾向を紹介します。
前提とする動画制作の楽しみ方
無理なく習慣の中でYouTubeを楽しみながら持続性・再現性を高く望むのであればここらへんがポイント
①一発炎上でバズリ狙うのではなく計画的に関係人口を増やしていくこと
②質より量を担保し投稿日時の習慣化しデータと視聴者の声を取り入れて改善を重ねること
③YouTubeのアルゴリズムを追うのではなく視聴者の求めるコンテンツを追求し、自分のライフサイクルにフィットさせること
④競合や類似カテゴリの動画を研究・トレーシングし、タイトル・タグ・サムネイルをサボらず工夫すること
⑤施策に応じて数字変化を照合し、データの観察を楽しむこと
視聴者を深く知ることで評価されるコンテンツの傾向が見えてきます。ツールもYouTube studio以外でも洞察を深める便利なものはたくさんあるのでぜひ試してみることをおすすめします。
ゲストハウス公式動画(体験プロセスの可視化)
半農ぐらしVlog、ハイブリッドな田舎暮らしのデザインを軸とした当チャンネルですが、明確な出口はゲストハウスの集客ではなくありません。北陸の観光拠点として、地域の魅力や地域に根ざした新しい暮らしの提案が目的です。
ワーケーションという不透明で定義の曖昧なワードは検索優位性が強いですが具体性やプロセスが不明瞭です。この動画では僕なりのワーケーションの定義や楽しみ方を一連の流れとして一人称視点で消化ししたものです。
データの傾向を見ると他の動画と比べて、圧倒的に外部流入に偏っておりSNSや媒体からの引きでユーザーが視聴しているため、平均視聴時間数が比較的高いのが特徴です。チャンネルの軸となり顔となる動画は非常に大切なことが感じられました。
魚をさばく系のライフハック動画
スタートダッシュとして需要のあるカテゴリの関連動画との伴走が重要です。料理動画は世の中で出尽くしていますが、一般的な家庭では見られない魚をさばいたりアウトドア・DIYなど、やや非日常的なコンテンツは引きが強いと言われています。オコゼの料理動画は実際に動画内で単なる解説ではなく、人間の音声が入っておりところどころ字幕を付けているのが特徴です。
リアルな対話が入っているものは視聴継続率が高い傾向にあり、更にすでに視聴数の多い人気動画の「関連動画」になると序盤で伸び悩んでもあるタイミングから一気に伸びることがあります。タグやタイトルを関連動画になるように工夫することでチャンスをつかみやすくなるかもしれません。
ガジェット紹介+ライフハック系
やや製品やメーカーに媚びるように見えますが、中身を開くとライフハックや学習コンテンツのような形式になる動画は継続的な視聴を得やすいです。
単純な製品紹介でも動的なコンテンツは商品の購入を検討するユーザーの検討材料になったり、作業動画やノウハウを音声と映像で紹介するコンテンツは価値が高く評価される傾向があるようです。
前述の動画でも字幕や音声は付与しましたが、ある程度需要のある製品の名前と周辺のワードのタグ付をおこなえば検索流入からブラウジング、他動画との回遊性を高めることができるので、このような動画を軸にシリーズ化することでファンの獲得につながるかもしれません。身近な人のヒアリングでは比較的評価が高くもらえたのもこの動画です。
引き続き研究してまいります。
過去記事
YouTubeショート動画の活用方法 〜視聴数が伸びる動画のパターン分析〜
ショート動画を運用して半年YouTube動画にアフレコした所感