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完走した作品全記録 2025年2月

2月は短いですが触れられる作品数が変わる程短いかといわれるとそうでも無いような気がします。

ざっくり簡単なルール
・「最後」や「区切り」までやった作品のタイトルを記録する。
・どこまでを「作品」とするかの基準は私が決める。
・どこまでを「区切り」「最後」とするかの基準は私が決める。
・タイトルは絶対に書く。概要も可能な限り書く。感想は書けたら書く。但し感想の有無や長短が作品の優劣を表すものではない。
・私が他の所で書いたり喋ったりした事の再利用(コピペ等)は全然OK
・今月分を公開するのが短期目標、1年続けるのが中期目標、それができたらそのまま継続していくのが長期目標。

アイドルランドプリパラ(アニメ)

TVアニメとアーケードゲームが主軸のメディアミックス企画『プリパラ』の、モバイルゲームアプリ『アイドルランドプリパラ』の「メインストーリー」に相当するアニメ。略称『アドパラ』。原則としてアプリ内で視聴できるアニメだったものが、期間限定でYoutubeにて公開されたので私のYoutubeチャンネルにて同時視聴会で観ました。全話を通しで観るのは2回目なはず。「2回目の完走をこの記事に入れていいのかどうか」と少しだけ迷ったんですが
・前の完走からある程度(私基準)期間があいている
・最初から最後まで完走している
ので書いていい事とします。まずそもそもとして、一度テレビアニメとして終了し、シリーズの展開を次の作品に受け継いだ作品の続編が制作されることそのものがかなり珍しくありがたい事なのですが、その上で既存キャラに飽き足らず新主人公を立ててこんなに面白くオモシロい話を見られるというのがとても幸せな事だなと思いました。1クールぶんの話数でしっかり成長するあまりちゃんが本当に良い。あまりちゃんのストーリーは"恥ずかしい"が重要なテーマになっていて、ただ自信がなく人見知りだからというだけでなく「アイドルに憧れた事を笑われた過去」「ダークアイドルマリオの設定ノート」「マリオの弱点」と複数の要素があってそれを克服していくんですよね。世間がだいぶ寛容になったとは思いますが高校生って「ちょうど"子供がメインターゲットのもの"を恥ずかしがる」時代(現実だと小学校高学年〜中学生辺りも入る)な人が多いので「恥ずかしくないよ」というメッセージなのかなとも思いましたね。TVアニメから数年経ったアプリ内webアニメだからこその話だと思います。それはそれとしてあじみ先生の暴走を見るのは健康によい。…でも続きが作れるように色々と引っ掛かりを残して終わりましたよね!?そもそも現実世界からプリパラが分離した件は解決してませんよね!?続きまた作って下さいよ!?!?Youtubeでの期間限定公開は2月16日までなので、この記事が公開される頃には既に公開終了してしまっていますが『アドパラ』のアプリをDLすればいつでもこのアニメを観られます!オーディオコメンタリー等も聴けるので『アドパラ』アプリをみんなもDLしてプレイしてみよう!!

同時視聴会:前編

同時視聴会:後編

 

Vampire Survivors

Epic Games Storeにて期間限定無料配布されていたゲーム。通称『ヴァンサバ』。自動で攻撃するプレイヤーキャラを操作して各ステージ30分間生存し続けるのが基本の目的。ステージ内でレベルが上がるとランダムな選択肢からパワーアップを選び、ゲームオーバーになったらまたレベル1から、という"ローグライト"の完成形のひとつであり、「サバイバー系」「ヴァンサバライク」と呼ばれるようなジャンルにまで発展している。私は元々スマホ版(基本無料でプレイ後に広告が出る)が出た時に「パワーアップの項目を二つ同時にタップすると両方取得できてしまう」バグを知ってしまったせいでズルしてササっと最後までやってしまっていたんですよね…「そんなのズルせず遊べばよかったのに」って言われそうですが、ほら、例えばゼルダブレワイで「素材を拾うときAボタンだけじゃなくてAB同時押しすると2個取得できる」というバグが残ったままリリースされて修正されずプレイできる状態になっていたら、そのズルを知ったうえで使わず我慢してプレイし続けられますか…?いつか正当なバランスでプレイし直さなきゃなと思いつつも「500円くらいだしいつでも買える」というマインドで先送りしていたところ、Epic Games Storeのクリスマス無料配布イベントで貰えたので良い機会だと思い"ズルせず再プレイ"をしました。ある意味これも「2回目の完走」かな?2月だから2に縁があるかも。よく「良いバランス」だと言われがちですが永続パワーアップを集めていけばかなり優しいバランスで、むしろ終盤は「次の展開に進む条件」を探す謎解きのような部分の方が難しく感じました。今回スタッフクレジットまで行ったので「区切り」として書きましたが、まだまだアンロックされていない要素が沢山ありますしDLCも買っていないので、ここから先が長いゲームでもあります。

始めたときの配信

終わったときのポスト

FORTNITE CHAPTER6 SEASON1

Epic Gamesが開発/運営する、バトルロイヤルTPS。バトルロイヤル以外にも運営制作のものからユーザー制作のものまで数多のゲームのハブともなっているが、中心となるバトルロイヤルの「シーズンの区切り」があったのでここに記載。チャプター6のシーズン1(以下「C6S1」みたいな略し方をします)が21日に終わってシーズン2が22日(21日の22時頃)から始まったのでシーズン1の話をまとめる感じです。なんといってもC6S1は島全体が和風世界観になっていたのが面白かった!令和最新のエセ日本ですよ。看板が日本語だったりして楽しい。そしてコラボスキンやイベントとして初音ミクとゴジラの参戦も嬉しかった〜!ミクが銃をぶっ放し人間サイズのゴジラが面白エモートをするゲーム最高過ぎる。ミクはFESTIVAL(音ゲーモード)で、ゴジラはバトルロイヤルで、それぞれイベントもあって特にゴジライベントはマッチに一人だけ等身大(?)ゴジラになれるのが本当に良かった!ゴジラになって暴れると敵をめちゃ倒せるのはもちろん、上手くゴジラの討伐を目指せばインセンティブが貰える仕組みになっていたのは流石。直接触れ合えはしなかったけどイベント演出でコングが出てくるのも楽しかった。C6の間は基本的にこの島をベースに地形や街並みが変わっていったりするはずだけど、C6S2で既にアメリカンな雰囲気の犯罪都市みたいなエリアが出来ちゃってるんですけど!?エピック、強盗イベント好き過ぎない??

Brotato

Blobfish Gamesが開発したローグライトゲーム。「bro(兄弟。俗語としてのニュアンスは"○○ニキ"に近い)」と「potato(芋)」を合わせたタイトルなので読み方は「ブロテト」もしくは言語発音に寄せて「ブロテイト」。いわゆる「ヴァンサバ系」ゲームで、自動攻撃をする自キャラを操作し制限時間のあるwaveで敵を倒し経験値≒資金を稼ぎ、wave間のレベルアップやドロップ報酬とショップで強化をし、全20waveを生き残ることを目指す。パワーアップが「武器」「アイテム」の2種に大別され、それぞれの種類ごとにステータスの上下量が決まっているのが特徴。クリアする頃には大量のアイテムを抱え込みながら戦うことになる。アイテムを所持することそのものにはデメリットが無いのでどんどん取得しよう。アイテムによっては見た目も変わるので終盤は凄い見た目になる。ヴァンサバをクリアしたので似たようなゲームを触ってみたくなり、以前Epic Games Storeで配布されていた事を思い出してプレイ。通常プレイでの最高難易度である「危険度5」を1キャラでクリアしたので区切り扱い。ヴァンサバと比較すると"短いwave制であること"と"プレイを跨ぐ永続パワーアップが無いこと"が大きな違いで、かつパワーアップの対象となるステータスや選択肢が膨大である事が今作の大きな特徴。稼いだリソースを消費さえすればショップのリロールが何回も行え、その都度陳列品が補充されるので、沢山稼げば稼ぐほど一気にパワーアップできるのが気持ちいい。ほとんどのアイテムはあるステータスが上昇し別のステータスが減少するので、方針を決めて伸ばすステータスを絞る必要がある。武器やアイテム(そしてステータス)の種類がかなり多いので最初はなんとなくで集めてしまい20wave生き残るのはかなり難しいが、何度も繰り返し遊んで「このキャラならこの武器で、このステータスを延ばすようアイテムを買おう」と方針が決まってくるとクリアがグッと近くなる。あとはローグライトなので運が良い事を活かせるかどうか。選ぶキャラクターによって有利になりやすいステータスが変わったり、ルールに大き目の変更があったりするのでバラエティ性も高い。キャラの得意分野を把握したり武器の使用感を覚えたりしてどのステータスを伸ばすのか"コツを掴んだ瞬間"がとても面白く、それを実践してクリアまで辿り着けるとかなり濃い達成感が得られてめちゃ嬉しい。ちなみに私が最高難易度をクリアしたキャラは「クレーマー」。攻撃が高い代償に敵の出現数が増えるので、上手く立ち回れば資金がいっぱい稼げる。後半は敵の量がすごいことになるけどそれまでに稼いだ資金でしっかりパワーアップしていれば突破できないこともない。でもひどい名前。

フリクリ

ガイナックスによるOVA。Youtubeにて期間限定公開されていたものを同時視聴会にて鑑賞。小学生男子である主人公が、異邦人である「大人の女性」に振り回されながら、暴走する何者かと戦う話。勢いのあるアクションや(当時としては?)実験的な演出は面白いが、ストーリーが徹底して鬱屈しており特に「大人が愚かでしょうもなくどうにもならないしだらしない」ことをしつこいくらいに押し付けてくるのがキツい。対立勢力として情けなく描かれていたけど、海苔眉毛(とその部下)が一番マトモな大人してませんでした?但しマトモな大人にはこの作品の問題解決はできない。という事なんでしょうね。面白い面白くないでいえば面白い側ではあるんですが、この作品を称賛したくないと抗いたくなってしまう事そのものがこの作品のメッセージ性に取り込まれているような気がしてしまって八方塞がりです。

AIR

key原作のゲームを、京都アニメーションがアニメ化した作品。Youtubeにて期間限定配信されているものを視聴。一人の少女の悲しきさだめを発端に、1000年前の呪いと思いに翻弄され、それでも人と人との絆を信じる人々が描かれる。正直あまり触れていない文化圏の作品で、最初は衝撃のキャラクターデザインとかわいさの表現の古さに面食らったけど、神社で別人格が発現した子のエピソードの辺りからオカルトSF感のある世界観にのめり込んでいき、「個人の繋がりが世界の全ての繋がりに通じる」というメッセージは強烈に心に残りました。…先月イデオン観たせいでクライマックス後の"惑星→海"のシーンでイデオンじゃん!!となってしまったのは良い事なのか悪い事なのか。「感動した」とか「面白かった」とかではなく、「壮絶だった」。

おわりに

Youtubeで活動しているゲーム配信が今月ずっと『ASTRAL CHAIN』をやっていたりで、月初に楽観視していたのとは裏腹に完走した作品少なくなりそうだな〜と思っていたら終盤の駆け込みが凄かった。『アドパラ』『ヴァンサバ』でノリノリだった前半、『フリクリ』も『AIR』も鬱屈した話でムズムズしていたのを、フォトナ新シーズンとBrotatoでスッキリ治めていた2月後半でした。
3月はこの企画当初から大変なことになるのではないかと戦々恐々としている「クールの区切り」なので、どんな文量になってしまうことやら…3月最終日中までに書くのが間に合わない可能性もありそうですね。

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