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絶対楽しい!狂気と感動の映像体験『KING OF PRISM -Dramatic Prism.1-』は、今のうちに観ておいたほうが良い

映画館でやってるうちに観に行くべきです。

はじめに

どんな映画か気になってこの記事読みに来るくらいに興味があるなら、準備も何もいらないのでとにかく『KING OF PRISM -Dramatic Prism.1-』(以下キンドラ)を観に行って下さい!大丈夫だから!

以下ある程度のネタバレが含まれますが、ここで言及するネタバレくらいではこの作品の"ヤバさ"は損なわれないと私は思います。


キンドラの立ち位置

この映画は『KING OF PRISM』シリーズ(以下キンプリ)の最新作である総集編映画となります。
但し、総集編の元となったシリーズ3作目『Shiny Seven Stars』(以下SSS)を、視点を変えることで今作からでも問題なく観ることができ、かつ総集編元の3作目の価値も上がるという天才的な総集編になっているのです!

総集編なので前作までを既に観ている場合、同じシーンが大半を占める事となりますが、元作品からの映像の取捨選択と大量の新規シーンによって物凄い勢いの映像の奔流に飲まれます。ヤバい。凄すぎる。

今作の「仕掛け」

何故キンドラが「ヤバい総集編」なのか。それは
映画本編をスポーツ中継番組に見立てて構成している
からです。これにより
・各キャラクターのバックボーンを説明するパートを完全に省き「競技」の部分だけを見られる
・「番組」なので所々にCMが入る
・テレビ中継のテイを取ることで終盤に「実況音声を消す」事が出来る
という効果があり、これらの要素が『キンドラ』を唯一無二の総集編映画たらしめたのだと思います。

映画館で今作を観る場合、本編開始前に「大会前インタビュー」のようなオマケ映像が流れますが、これはあくまでオマケ映像。週替わりでインタビューされるキャラも違いますし、知らなければ楽しめないようなものではありません。そして上記の通り「キャラ同士の会話」で人となりやバックボーンを説明するのはこのオマケ映像のみで、本編内では各キャラクターの魅力は本シリーズの競技である「プリズムショー」で克明に描かれます。オマケ映像はファンが何度も観るための動機付けになるような"来場特典"に近いものです。

CM映像ってフリーダム

今作のストーリーは前作『SSS』と同様の、プリズムショーの事務所対抗戦「Prism.1」を描いたものとなります。1クールアニメである『SSS』が各回でプリズムスタァ(選手のこと)それぞれの個人の葛藤とそこから繋がるプリズムショーを描いたのと対照的に、『キンドラ』では作中の大会である「Prism.1」の中継の体裁を取っているので、大会前に各キャラに何が起こったのか、どういう思いで大会に臨んでいるかは描かれません。なので基本的にプリズムショー(ライブ)と得点発表を繰り返す構成なのですが…
テレビ中継なので途中に「CM」が挟まります。
架空のテレビ中継のテイなので架空のCMが流される
のです。
というか本編開始1秒目からCMで入ります。

CM映像というのは商品・事業・活動内容などを視聴者に印象付けるため、ときに特異な映像表現でインパクトを出すことがありますよね?
"ギリシャ神話がハリウッド行きの電車に乗って星座になるシーン"などの特異な表現に長けたキンプリ世界でのCM、ヤバくないはずがありません

だいぶハードル上げてますが、観れば想像以上のオモシロが摂取できるはずです。作内パロディ(?)も作外パロディも大盛りです。

とにかくみんな観て

主張をざっくりまとめます
・新規でも大丈夫!
・怒涛のショーが面白い!
・構成が天才!
・CMがヤバい!
『キンドラ』を観て、気になるキャラが出たら『SSS』の該当回(各話サブタイにキャラ名が充てられています)でバックボーンを知るもよし、キンプリシリーズとしての始まり『KING OF PRISM by PrettyRhythm』を観るもよし、更に遡ってスピンオフ元『プリティーリズム レインボーライブ』に行くもよし、『キンドラ』を観て気になるものがあったら進める先は沢山あります!
でも!まずはここから、『キンドラ』から観て全然OKなので、映画館で上映しているうちに観に行く事を強くオススメします!!



ここからはファン向けの言葉なので新規の方は読まなくても問題ありません。宣言というか、呼びかけみたいなものです。


男子プリズムツアーズ、絶対こぎつけようね!!!!!!監督は予告(風映像)でアレらを出した責任を取ってもらわなければいけない。未来に、つながれ!

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