MaaS構想の中、担当者が思うノリーナの魅力
" 人の移動 " には何かしらのストーリーがあって、それらに触れられるのが相乗りの魅力だと思っています。
「この人はどこに向かっているのか?」
「なぜ相乗りしてみようと思ったのか?」
「なぜこの車に乗っているのか?」
目的地まで移動中の車内ではだいたいこんな話になります。いつも思うことですが、みんなのストーリーがそれぞれ面白いのです。相乗りをしていると、自分の知らない業界の方とお話ができて学びになることも多いです。
バスや電車での「移動時間」は、暇で退屈なものとして認識されてきたと思います。しかし、お互いのストーリーを共有することで、そんな移動時間が " 楽しい体験 " に変わるのです。これはノリーナだからこそ提供できる、ひとつの価値だと思っています。
「移動すること」をサービス・ビジネスとして捉えている以上、提供者と受給者に深いコミュニケーションが発生することはほとんど皆無でしょう。
完全な造語ですが私たちはMaaE構想です!
Mobility as a Experience[体験としての移動] もしくは Entertainment[娯楽としての移動]
ノリーナは募集作成時にタイトルをつけることができるので、実際に相乗りする前にストーリーの一部を垣間見ることができます。過去に登録された興味深い相乗り募集をご紹介しましょう。
■ 『永平寺に禅修行にいきます』
何があったのでしょう。それなりの強い覚悟を感じますし、そこまで相乗りで行く仲間を募集をしてくれたのも面白いです。
■『母親と二人だと気まずいので』
その気まずい空間に乗っていくのも中々気まずいですが、どんな親子関係にあるのか気になります。
■ 『大事な選考会があります』
これも気になります。悩める就活生なのでしょうか。相乗りを募集してくれることは非常に嬉しく、ありがたいですが、
「大事な時は遅延証明証等のある交通機関を使って早めに出発したほうがいいよ」
とアドバイスしたくなりました。それでも登録してくれてありがとうございます。
インターネットは人との繋がりや関係づくりを容易にした一方で、対面でのコミュニケーション機会を減らしました。これからの時代、ネットがますます便利になり、人々はリアルな世界からどんどん遠ざかっていくでしょう。
そんな時代を迎えるからこそ、ノリーナは " 体験 " や " コミュニケーション "を重視したサービスにしたいと思っています。
本来、人の移動には何かしらのストーリーがあるのですが、街ゆく人々のストーリーは表面化されていません。
「想い」や「ストーリー」の見える相乗り募集は共感を呼び、拡散されて相手が見つかる可能性が高くなります。乗せてあげられなかったとしても、そのような募集投稿をチェックすることが楽しくなると思います。
ノリーナで募集を作成する際には、ぜひあなたの" ストーリー " が伝えられるかを意識して書いてみてください。
最後にもう一度。私たちのサービスはMaaEです!(マーイ??読み方は謎ですが!)
アプリインストールはこちらから
※現在募集時の詳細コメント追記機能を開発中です😅タイトルと詳細をかけるようになりますので今しばらくお待ちください。
以上、ZERO TO ONEの石井でした。
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