「彼らが戻る場所」になるために(ギラヴァンツ北九州 2022 その3)(2022/1/13)
彼らにとって、本当に濃い3年間だったんだと思います。しかしそれは、彼らの戦いを見ていた私達にとっても同様だったはずです。
福森健太選手、栃木SCへ
福森選手の栃木SCへの移籍が決まりました。正直、覚悟はしてましたね。残ってくれればバリバリ主力だったと思いますが、J2の方がよりふさわしい舞台でしょう。
栃木SC公式アカウントの当該ツイートのリプライ欄や引用RTのコメントを読んでると、栃木SCサポのみなさんにもかなり好意的に迎えられているようで、こう言うのも変ですがすごく安心しました(そりゃ、正直寂しいですけどね・・・)。
さて、福森選手といえばこれが強く印象に残ってます。低く早い弾道のFKと、FKを決めた後の超速スプリント。もしかすると、試合中のインプレーの時より速いんではないかというやつですね(笑)
栃木SCサポの皆さん、福森選手は必ず力になってくれるはずです。期待していてください!
新井博人選手、VONDS市原FCへ
そしてもうひとり・・・。
新井選手がVONDS市原に加入することになりました。
コメントもなんだか彼らしいですね。
関東リーグには佐藤善生選手が栃木シティに移籍しました。まさか同時期に関東リーグに2人もギラヴァンツ北九州の選手が移籍することになるとは、考えもしなかったです。
また、関東に住んでる私としては、栃木SCに移籍した福森選手も含め彼らの姿を直接見られる機会をもらえたということで、まあある意味泣き笑いですね(笑)
そして、契約満了になった4人(岡村・佐藤颯汰・新井・斧澤)の中で、まだ斧澤選手だけが行き先が決まっていません。
https://readyfor.jp/projects/reback2022
去年と同様、今年もRebackプロジェクトを増嶋竜也さんが立ち上げていますが、去年このプロジェクトを利用した内藤洋平選手の移籍先が鎌倉インテルに決まったのは、Jリーグのシーズンが始まって少し経った2021年5月のことでした。
斧澤選手が今どのような状況なのかは当然こちらからは知る由もありませんし、彼がRebackプロジェクトに参加するかどうかもわからないのですが、もし参加するのであればうまく行ってほしいですし、とにかく早く次の移籍先が決まってほしいなと願っています。
清水エスパルスの二人
これらの写真を見てると、ただただ泣けてきますね。
怪我しないようにね!
そして、ふたりともJ1の舞台で大活躍してください!
天野監督の就任記者会見
1/12に天野新監督の就任会見が行われました。ピリッとした雰囲気を持つ方だなあというのが、会見を聞いた印象です。
ちなみに、1/11に岡村・新井・佐藤颯汰3選手が開催したインスタライブで話していたのは、「アマさんは怒らすと怖い」ということ。これは、3人が強く同意してましたね(笑)
小林伸二スポーツダイレクターも、天野監督について以下のように評してました。
あと、監督就任会見だから当たり前なのかもしれませんが、天野監督の情熱も感じましたね。「J3を優勝してJ2復帰」という力強い言葉もありました。もちろん、監督を初めて経験するわけなのでうまく行かない時期は必ずあるはずです。そこをどう乗り越えてくれるのか、とにかく見守りたいなと思います。
帰ってきてもらうクラブになるために
1/12に栃木SC移籍が決まった福森選手は以下のようなコメントを残しました。
髙橋大悟選手は、このような言葉を。
佐藤颯汰選手はこのように語りました。
岡村・新井・佐藤颯汰3選手のインスタライブにおいて、J3を優勝した2019年、昇格初年度でJ2の5位と躍進した2020年、再度降格してしまった2021年の3年間については、本当に濃い3年間だったと話していました。
さらに、上記コメントで「いつか戻りたい」と語った福森選手・髙橋大悟選手もまた、この3年間を共有した選手たちでした。
本当に濃かったからこそ思い入れも強く、再びこのクラブでともに戦いたい、と思いを語ってくれたのだと思います。
今度は、こちらが彼らに帰ってきてもらうためのクラブに成長していかなければなりませんね。