
もっと力をつけないといけない(ギラヴァンツ北九州 2021 その8)(2021/12/11)
選手全員のメッセージが公開されましたね。
全体で18分ほどなんで、選手1人あたり1分にも満たない長さです。おそらく、持ち時間がある程度決まっているのでしょう。その短い時間の中でなんとか思いを伝えようとしてくれている。それだけでもありがたいです。
ただ、この手の動画で私が心がけたいなと思っていることがあります。
勘ぐらない・期待しない
選手全員のメッセージ、去就についてあまり勘ぐることなく、見届けたいと思う(帰宅後に)
— norimobit_able (@norimobitable) December 10, 2021
シーズン終わったばかり、去就がはっきりしない選手がほとんどという中で公開されるメッセージ。正直、今後の去就について勘ぐってしまっても仕方ないと思うんですよね。この選手は残りそうだ、この選手は出ていきそうだ…などなど。
ただ、それが予想通りになることなんて殆どない。発せられたコメントから「残るに違いない!」と変に期待してしまって、実際には移籍してしまいショックを受ける、ということもままあるわけです。そうなると本当に辛い。
なので、勘ぐらない・期待しない、というのは心に留めておきたいなと思ったのです。実際「思うところ」はあるとしても。
まさかの移籍発表
そんななか、動画内で移籍の事実を初めて知ることになるとは。
なお、12月10日時点で、先方との調整などもありリリースできておりませんが、佐藤喜生選手は他クラブへ移籍し、北九州を離れることとなりました。
— ギラヴァンツ北九州 オフィシャル (@Giravanz_staff) December 10, 2021
動画ではそのことを踏まえた内容となっておりますので、ご了承ください。
移籍先につきましては改めてお知らせいたします。
正式リリースを待たずに知らされること自体には少し驚きましたが、実はこの移籍、とある動画でチラリと示されておりました。
MILKサッカーアカデミーさんの台所事情シリーズです。

この動画は11月18日にアップされたものですので、伊東進之輔選手の加入(11月22日)、4選手(岡村・新井・斧澤・佐藤颯汰)の契約満了(12月4日及び5日)、及び小林監督のスポーツダイレクター(SD)専任(12月6日)がまだ発表されてない時期のものとなります。
タイミングとしては勝利した第39節のレノファ山口戦(11月13日)が終わったあとの木曜日。まだ、自力で残留できる可能性を残していた時期ですね。
ちなみに、上に示したキャプチャー画像にはCBの列の「OUT予想」のところに「レ(レンタル)佐藤善生」とあります。「レンタル移籍するかも」ということだと思います。ただ、生駒選手については話題にしたものの、佐藤善生選手については話題に触れませんでした。
触れられなかった理由はよくわかりません(IN・OUTのことに関しては井澤春輝選手の件も触れられませんでしたし)。ただ、佐藤先生のことなんで、情報には何かしらの根拠があるのだろうと思います。多分。
(ミルアカの台所事情で触れられてる通りだったな…。水面下で動きは見えていたのだろう)
— norimobit_able (@norimobitable) December 10, 2021
(※画像にはあったが、言及はしてなかったね…)
というわけで、佐藤善生選手の移籍発表の仕方自体には驚きましたが、移籍自体に関しては正直心の準備はできておりました。
ちなみに発表の仕方もね、色々仕方なかったんだと思います。
先方への了承を得ているのであれば、こういう発表の仕方も仕方ない。動画の内容から誤解を避けるためにどうしても触れねばならないところだし。
— norimobit_able (@norimobitable) December 10, 2021
動画を出すタイミング、移籍が公式リリースできるタイミング諸々踏まえて、クラブと相談した上で、敢えて公式リリース前に出す動画で言及することを佐藤善生選手自身が決めたんでしょう。
そこは尊重したいなあと思います。
J2復帰するためには
さて、コメント内で多くの選手がコメントしたのが「1年でJ2に戻る」。これは、小林SDもコメントで残しているとおりで、間違いなく来シーズンのクラブの目標になるはずです。
それでは、1年でJ2に戻るためには何が必要なのでしょうか。
みたよ。来年1年で上がるためには今年いる選手たちが多く残ることが必要。その上で、今年以上の強度を出せるよう頑張ってほしいなと願います https://t.co/9gYzQCMLoJ
— norimobit_able (@norimobitable) December 10, 2021
今季の秋田のJ2での順位が物語るように、来年J3でてっぺんとるためには「J2中位以上」の仕上がりが必要。
— norimobit_able (@norimobitable) December 10, 2021
そのためには今年以上の力をつけなきゃいけないのよ
編成について細かいことはわからないので具体的には触れられませんが、少なくとも以下の2点が必要だと思います。
今年戦った選手たちが、できるだけ多く来年も残ること
その上で、今年以上の力をつけること
一点目は編成(フロント)の部分、二点目は現場の部分ですね。
編成の部分に関しては、今年の降格の大きな原因は「編成の失敗」にあると個人的には思っていますので、小林SDが専任になるのは非常に大きなことですね。
現場の部分、つまり実際に戦う選手・監督・コーチなどの部分に関してですが、去年より強くなることは絶対条件だと思います
今年のJ2の秋田(終盤失速したようですが13位)、2020年のギラヴァンツ北九州(5位)の躍進からわかるように、J3優勝には「J2中位程度」の戦力が必要になります。
これはカテゴリーに関わらず、下位カテゴリー優勝チームが次の年の上位カテゴリーで猛威を振るうケースが多く見られることから、間違いないことだと思います。
なので、正直なところ伸二さんが分身して監督もしてくれないかな、という気持ちはちょっとあります(笑)
ただ、今年兼任することで色々追いつかずうまく行かなくなってしまった、という現実がありますので、内部昇格を軸に進められているといわれる次の監督に期待したいところです。
最後に一言
有観客めでたい!
— norimobit_able (@norimobitable) December 10, 2021
とはいえリモートではやってくれないか···(関東民並感)
そういうわけで(?)新体制発表会、リモートでもやりませんか!!!!!(by 関東在住)