目の前の現象を変えようとしないで
現象を変えるために何かを実践するのではなく、自分の内側に向かい、思い込みを見直すことが重要です。
現象を変えようと学んだり、実践したりするのはやめてください。
すべての現象は、私たちの思い込みから発生しています。
その現象(鏡)は、私たちにその思い込みを教えてくれているのです。
したがって、目の前の現象(外側)を変えようとするのではなく、自分の内側を見つめ、思い込みを整えることが必要です。
ありのままの自分を受け入れるからこそ、愛の波動を他者に投げかけることができます。
「良くなるために」と現状を否定して行動するのは避けるべきです。
「ダメな自分でも認めよう」と考えると、自己否定がそのまま現実に反映されてしまいます。
実際、私たちの「こんなところ、あんなところがダメだ」という見方自体が間違っています。
私たちは「良い」「悪い」という思考にとらわれすぎているのです。
本来、私たちには純然たる「ダメなところ」や「良いところ」など存在しません。
現在の社会は「恐れ」を基盤としたエネルギーで成り立っており、争いや葛藤が現象として現れています。
このエネルギーを「愛」を基盤とするエネルギーに変え、感謝と喜びに満ちた現象を引き起こすことが理想です。
そのためには、私たち一人ひとりがありのままの自分を受け入れることが大切です。
自分や他者を「良い」「悪い」と評価するのではなく、その人の個性として認め、受け入れることが必要です。