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大学駅伝シーズン到来に三浦典正も興奮!出雲駅伝とはどんな大会?

こんにちは、三浦典正です。

今週月曜日のスポーツの日におこなわれた出雲駅伝を皮切りに、今年も大学駅伝シーズンがスタートしました。
これからあと2回、大学駅伝がおこなわれますが、どの駅伝もどんな展開になってくるか非常に楽しみです。

とはいえ、大学駅伝というと箱根駅伝は知っているけれど出雲駅伝は知らない、という方も意外と多い模様。
実際三浦典正も、数年前まで大学駅伝が3つあるなんて知らなかったニワカ者です。
知ってからは毎年かかさずチェックしていますが…💦

そんなわけで今日は、大学三大駅伝の一つ出雲駅伝についてご紹介します。

大学三大駅伝とは?

大学駅伝と聞いておそらくすぐ思い浮かぶのは、お正月の風物詩になっている「箱根駅伝」ではないでしょうか。

箱根駅伝は、三浦典正の住んでいる静岡でもみんながゆっくりできるお正月に毎年放送しているので、三浦家も家族みんなでこたつに入りながら毎年見るのが毎年の恒例になっています。

大学駅伝は箱根駅伝以外にも二つあって、一つは出雲駅伝、もう一つは全日本大学駅伝です。

この三つの大学駅伝を総称して「大学三大駅伝」と呼ばれています。

箱根駅伝は現在関東学連選抜に所属する大学のみ出場できますが、出雲駅伝と全日本大学駅伝は出場資格に差はあれども全国から有力校が集うので、また違った戦いが見ることができて面白いんですよね。

ちなみに当日のテレビ放送は、箱根駅伝が日本テレビ系列、出雲駅伝がフジテレビ系列、全日本大学駅伝がテレビ朝日系列と、それぞれ違う放送局で放送しています。

駅伝シーズン幕開けを告げる出雲駅伝

画像:出雲駅伝

大学駅伝初戦となるのは、島根県出雲市にある出雲大社からスタートする出雲駅伝(正式名称:出雲全日本大学選抜駅伝競走)です。

開催日や場所などは以下の通り。

  • 開催日程:スポーツの日

  • 初開催:1989年(平成元年10月)

  • 開催場所:島根県出雲市

🌟出雲駅伝の距離と区間

出雲駅伝は全6区間、45.1kmの距離を各大学6人のランナーで1区間ずつ担当して走行します。

出雲駅伝は出雲大社の正面にある大鳥居前からスタートし、出雲ドーム前がフィニッシュ。

各コースは次のようになっています。

1区(8.0km) 出雲大社正面鳥居前 → 出雲市役所・JAしまね前
2区(5.8km) 出雲市役所・JAしまね前 → ゆめタウン斐川前
3区(8.5km) ゆめタウン斐川前 → JAラピタひらた店前
4区(6.2km) JAラピタひらた店前 → 鳶巣コミュニティセンター前
5区(6.4km) 鳶巣コミュニティセンター前 → 島根ワイナリー前
6区(10.2km) 島根ワイナリー前 → 出雲ドーム前

最長でも10.2kmと比較的区間の距離が短く各校のスピードスターが集結することから、出雲駅伝は「スピード駅伝」とも呼ばれているようです。

各区間の距離が短いため順位変動が起こりやすいのも出雲駅伝の醍醐味ですね。
1区間でもミスがあると順位が一気に落ちたりするので、区間配置の戦略もかなり大事になってきます。

出雲駅伝の出場資格

実は出雲駅伝は他の2つの駅伝と違いシード権がなく、出場チームの予選会も行わないため選抜方法はちょっと複雑。

  • 開催年度の公益社団法人日本学生陸上競技連合会の会員であること(国外チームを除く)

  • 各地区学連が選抜する20チーム(北海道1、東北1、北信越1、東海1、関西4、中国四国1、九州1)

上記のように決められているのですが、その内基本枠として、北海道学連、東北学連、北信越学連、関東学連、東海学連、関西学連、中国四国学連、九州学連の8団体に1枠ずつ割り当てられています。

出場枠の20枠から基本枠を引いた残りの12枠は成績枠となり、前年度大会の上位12チームが所属する地区学連の数を元に各地区10枠を上限に配分されるそうです。

なんだかややこしいですね💦自分で説明していてもわからなくなってきました(;’∀’)

というわけで今年の出場校を一気に載せちゃいます!

【北海道学連】
北海道学連選抜

【東北学連】
東北学連選抜

【関東学連】
青山学院大学
順天堂大学
駒澤大学
東洋大学
東京国際大学
中央大学
創価大学
國學院大學
帝京大学
法政大学

【北信越学連】
北信越学連選抜

【東海学連】
皇學館大學

【関西学連】
大阪経済大学
関西学院大学
立命館大学
関西大学

【中国四国学連】
環太平洋大学

【九州学連】
第一工科大学

参考:出雲駅伝

関東学連と関西学連以外の地区学連は1枠の選出なんですね~。
関東のチーム数が圧倒的。

地区代表の大学が出るチームもあれば、色々な大学から選手を選抜したチームもあるようです。
関東学連所属のチームは、箱根駅伝のシード校なのでわかりやすいですね。
前年度の箱根駅伝でシードを取れば自動的に出雲駅伝の出場権も獲得、とシンプルに考えて良さそうです。

今年の出雲駅伝は駒澤大学が9年ぶりに優勝!

画像:出雲駅伝|大会結果

今年は、2022年10月10日(月祝)のスポーツの日に出雲駅伝が開催されました。
「スポーツの日」っていう名称いまだに慣れない…(;・∀・)

前回初出場で1区から良い流れでアンカーのヴィンセント選手につなぎ、2位に約2分もの差をつけて優勝した東京国際大学が今年も優勝の本命かと思われましたが、エントリーでヴィンセント選手、山谷選手、宗像選手といった主力が外れ、今年は厳しい展開に。

その一方で圧倒的な力を見せたのが前回5位だった駒澤大学でした。
一方で、今年三冠を掲げていた箱根駅伝前回王者青山学院大学は、4位と入賞を逃す結果に。

1区は今年の箱根駅伝1区での脅威の区間新を出した中央大学の吉居大和選手が、万全でないながらも区間賞、その後2区は駒澤大学のスーパールーキー佐藤圭太選手が前評判通りの走りを見せトップに立ち区間新&区間賞、その後もエースの田澤簾選手をはじめ安定して全員が区間1位か区間2位で走り切り、見事9年ぶり4回目の優勝を成し遂げました。
前回の箱根駅伝の時故障で本来の走りが出せなかった鈴木芽吹選手が、アンカーで復活の走りを見せたのもよかったです。

ちなみ今回は2位以下の順位争いも熾烈で、三浦典正的にはこっちの方が面白かったです(笑)

3位の中央大学は今年の1月におこなわれた箱根駅伝からいい流れで来ていて、今年も強いだろうと言われていましたが、その通りでしたね。
目標の3位以内をきちっと取ってきたのもすごいです。

個人的に意外だったのは國學院大學。こんなにロード強かったとは!
出雲駅伝は後半かなりの向かい風だったのですが、そんな風をものともせず4区の中西大翔選手が区間賞を取り、2位獲得に大きく貢献しました。

中央と國學院の2位争いは熾烈で見ごたえがありました。後半に下級生を置いた中央と、上級生を持ってきた國學院とで対照的だったのも面白い。
最後は地力と経験値の差で國學院に軍配が上がり決着がついたようですね。

ただ、中央は4年生の出場が1人だけで後の選手は来年も残るので、来年以降も出場となれば優勝争いに絡んできそうでかなり面白くなりそうです!

大学駅伝初戦は駒澤がV!今年度は果たして三冠達成なるか?

今年の大学駅伝初戦の出雲駅伝は、駒澤大学が圧倒的な力を見せて優勝しました。

3区を走ったエース田澤簾選手は、実は大会一週間前に胃腸炎で寝込んでいて本調子ではなかったのにもかかわらず区間2位の好走ですからね。
しかも区間1位は留学生のムルワ選手ですし。
日本人としては区間1位ですよね。末恐ろしい…。

出雲駅伝が終わったばかりですが、昨日もう次の全日本大学駅伝のチームエントリーが発表されて、今からワクワクしています。

全日本大学駅伝も駒澤大学が強そうですが、どんな展開になるでしょうか。
青学も主力の岸本選手が戻ってくるし、東京国際もヴィンセント選手とムセンビ選手の二人の外国人留学生を登録しているのでどちらかは出るだろうし、なかなか強そうです( ゚Д゚)

ちなみに今週末の土曜日は箱根駅伝の予選会があるので、そちらも見逃せませんね!
今年はまだ無観客ですが、コースが立川駐屯地周回コースから元の市街地コースに戻るみたいです。
今回の出雲駅伝は沿道観戦OKでしたし、徐々にコロナ禍前の状態に戻りつつありますね。

箱根駅伝は前回青山学院が圧勝だったので、今年も有力は青山学院だと思いますが、今年の駒澤は強いのでもしかしたら三冠も夢ではないかも!

今年も大学駅伝にワクワクしっぱなしの三浦典正でした。
また全日本大学駅伝が終わったら感想書くかもしれません(笑)


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