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人を招くための部屋づくり

自己満足の寝室改造計画を一旦停止し、お友達しめちゃんを我が家に招待すべく、早急な課題として、ボルンバをオフにしてDIYグッズを出しっぱなしにして、空き箱を積み上げ、色々とチグハグになっているリビングとダイニングをなんとかしなくてはいけなくなった。
今回のnoteは、主に自分のタスク整理のために使います。
ただの、「しめちゃんが遊びに来るまでにやることリスト」です。
これを読まれる方は、想像力を働かせて、自分の部屋はなんて綺麗なんだろうと、自分に自信を持ってください。
そして私に少しだけ同情してくれれば本望です。

来週末までにやること

①トイレの掃除。
トイレットペーパーの芯を捨てる。と言っても最近捨てたのでまだ4本くらいしかないからすぐ終わる。何ならこんなことを書いておらずにすぐ捨てれば良いが、このすぐ終わることが、どうしてもすぐにできない。
ダラムサラで買った、ダライラマの言葉が書かれた掛け軸と、アンコールワットの石鹸がホコリまみれなのでなんとかすること。
トイレの換気扇のフィルター交換も忘れずに。

②昭和テイストのキッチンの吊り棚に、10年前、黒のリメイクシートを貼ってクールなキッチンにした。しかし、リメイクシートがはがれてベローンとなっている所があり、数年前にしめちゃんが遊びに来た時に指摘された箇所がそのままになっているので、そこを重点的に貼り直す。
あとキッチンの換気扇のフィルター交換も忘れずに。

③踏み台昇降の台とヨガマットとレッグマジックとストレッチポールのホコリを払って、さも毎日エクササイズをしているかのような形にして「痩せるわ」「明日からダイエットするわ」という2万回くらい、しめちゃんに言ってきた言葉に真実味を持たせること。

④寸足らずのカーテンをどうにかできないか考える。
長すぎたボロボロのカーテンを捨てて新品を買ったら、サイズを測り間違えて今度は短くし過ぎて上にも下にも隙間がある。カーテンのサイズが合っていない家に住み続ける人間にはなりたくないと日々思っているので何とか打開策を考えること。

⑤おしゃれ部屋にするため、IKEAで大量に同じ種類の収納ケースを買ったため、色やテイストがバラバラだった使い古した箱が余ってしまい、リビングの端に大量に積み上げられている。これを畳んで捨てるなり、別の場所で再利用するなりして、空き箱タワーを解体する。じゃないとボルンバが強行突破で破壊しそうなため。

⑥母から受け継いだ緑のドレッサーを綺麗に片付ける。
化粧をそんなにしないくせに日焼け止めとCCクリームが蓋をしないまま出しっぱなし。あと数プッシュで使い切って捨てることができるヘアオイルが4つ、ずらりと並んでいるのもどうにかしたい。savexのリップクリームも4つ並んでいる。これもどうにかしなければ。あとズレててちゃんと閉まってないボディークリームの蓋とかもちゃんとする。
引き出しの中には前回しめちゃんが来た時に「これはいつ使うの?」と責め立てられた大量の化粧品サンプルがまた貯まってきている。これを見つからないように奥の方に隠しておくこと。

⑦本棚を片付けて、「簡単」「やさしい」「すぐにマスター」というセリフが表紙に書かれた、揃いも揃って折り目すらついていない何冊もの英会話やスペイン語の本を隠したい。メルカリで売るくらいには思い切りが持てない。いつか簡単にマスターしようと思う気持ちがまだ捨て切れないため。

⑧寝袋を片付けること。
リビングに出しっぱなしにしている寝袋なのだが、そろそろ暑くなってきたので寝袋で寝るのはお休みにして、晴れた日に干して片付けること。


⑨ダイニングのペンダントライトのLED電球を買い間違えて、直射日光厳禁レベルで、目がやられてしまう明るさになっている。これでは明るすぎてしめちゃんの顔が直視できない。目がくらんでしまう。本音を話すどころではないし、集中して聞いていられない。ピザパーティーも何のピザかを判別できない可能性がある。急いで目に優しいタイプの電球に交換すること。

しかし、余談だが、私はどうして「ちょうどいい物」を上手に買えないのだろう。IKEAで大量に買ってきた収納ケースだって、実は棚とサイズが合っていないので困っている。
ちゃんと測れよって冷たく突っ込まないで。
部屋のありとあらゆる場所をちゃんと測ってノートに書いたのに、そのノートをIKEAに持っていくのを忘れたのです。
いつも通りiPhoneにメモれば良かったのに、何となく、DIYにまつわることはベトナムで買ったかわいい紙のノートに手書きで書きたかったのよ。
そういうかわいい紙のノートに書きたい気持ち、分かる人は分かるよね…。
見てよ、このかわいさ。
この青こそ好きな青なのよ。
Shine Your Light
私の新生活に素敵な灯りを灯したいじゃない?
このノートを手に取るたびに気分が上がると思わない?
ねぇ、そう思わない?

と思わず、標準語のいい女風なセリフで問いかけたくなった今。

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こんな複雑な数字が並ぶサイズの棚にピッタリと入る収納ボックスを買いたい時は、自信のない記憶を頼りに買ってはいけないということを学んだ44歳。
このかわいいノートは常に持ち歩くことにした。

話を元に戻す。

⑩棚の奥で長年、眠り続けて出番を待っているクエン酸、重曹、アルカリ電解水、セスキ炭酸ソーダ、ジフの洗剤戦隊ゴレンジャーを台所に集結させて、徹底的に磨き上げること。
何が何の汚れに効くのかを調べ尽くしただけで満足して、使わずにしまわれている洗剤たち。コイツらの出番がいよいよやってきた。
水回りが汚い家に平気で住み続ける人間にはなりたくないし、そんな人間だと思われたくないため、ここは丁寧に磨き上げたい。

あとは、食品庫の整理(期限が3年前に切れている天かすとかの処分)をしたり、本棚を片付ける、エアコンのフィルター掃除、脱衣所に投げて積み重ねているだけのタオルを綺麗に畳んで並べる、床を拭き掃除してトリトンブルーの汚れを落としてからボルンバの活動再開、窓のサッシのほこりをとる、テレビとテレビ台のほこりを拭く、などなど、終わりが見えない。頭が痛くなってきた。
しめちゃんら友達は心が広いので、片付けんでもいいよ、といつも言ってくれるが、最低限の身だしなみというか、ちゃんとした生活をしている雰囲気までには部屋のレベルを持ってきておきたい。

私だって、人を招く直前に慌てて片付けるようなことをしないでいられる人間になりたいが、どうやったって無理だ。
そもそも家であろうと心であろうと、自分のテリトリーに人を入れるということが苦手なタイプなので、仕方ない。


昔、三谷幸喜と小林聡美が結婚した時の会見で、「どんな家にしたいですか?」と報道陣に聞かれて、「友達が寄りつかない家にしたい」と二人が言った言葉が忘れられない。
人を招いて誰でもウェルカムな明るい開かれた家よりも、他人をシャットアウトする家。
最高やん。
なんて素敵な家庭なんだ、なんて素敵な夫婦なんだと、まだ学生なのに既にひねくれていた私は、2人の言葉にいたく感動した。
そんなあの二人もとっくに離婚してしまった。
友達が寄りつかない家は、最終的に夫婦も寄りつかなくなるのだろうか。私の理想は間違えていたらしかった。
飽き性で片付けも英会話も何も続かない私が、自分の家に人を招く状態にして、それを維持するというのは大変な労力が要る。
我が家の方向性として「限られた人にだけ開放する家」ということにしても、ある程度、日頃から掃除と片付けはしておかないといけない。
これから家を買うなら、なおさらだ。
それに、限られた人を家に招くということをしなければ、すぐに家がカオス部屋になってしまう私のような人間こそ、家に時々は人を招いた方がいい。

自分だけの秘密基地のような寝室づくりは一旦休憩し、今からしばらくは、心を許した人限定ではあるが、人を招くための家づくりへと路線変更をする。
今はDIYモードなのでそれすらも楽しめると思う。
楽しくなくなったら一瞬で散らかると思うが、何とか片付けてボルンバに仕上げてもらい、来週、堂々としめちゃんをお招きしようと思う。

追加リスト:
ジョンソンヴィルのチーズ入りのウインナーを買う。
②ローソンを巡って台湾ビールを必ずゲットする。
③ピザのチラシを数種類用意して何となく目星をつけておく。




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のりまき
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