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世界多分一周旅の途中

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2022年12月から世界を多分一周しそうな旅に出ました。旅の途中から何かをお届けします。 ※2023年11月に日本に帰って来てしまいましたが、振り返って綴っていきます。
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#ラオス

世界多分一周旅の目次!

世界多分一周旅の目次!

毎年、有給休暇全てを旅に費やして、海外のあちこちを旅してきた社会人バックパッカーだった私。
それである程度満足していたが、コロナ禍で全く海外へ旅に出られなくなり、八方塞がりの状況を耐え忍びながら医療従事者として神経をすり減らして働き続けた3年間。
思い切って15年勤めた職場をエイ、ヤー!と退職し、世界を多分一周するかもという気持ちで2022年12月に旅に出て、2023年11月に結果的に一応地球を一

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ヴィエンチャンは首都だった。【ラオス#9】

ヴィエンチャンは首都だった。【ラオス#9】

ラオスのフエサーイからメコン川をボートで進んでルアンパバーンへ。
そこからラオス中国鉄道でヴァンヴィエンへ来て、さらに南のラオスの首都ヴィエンチャンまで下りて、そこからまた国境をまたいでタイへと戻る予定でヴィエンチャンへ向かうことにした。

ヴィエンチャンとは、数多ある国の首都の中で、最も何もない、いわゆるしょぼい首都だと言われているらしい。
東京、ロンドン、パリ、マドリード、バンコク。どこもそれ

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ヴァンヴィエン・ライダー【ラオス#8】

ヴァンヴィエン・ライダー【ラオス#8】

ラオス、ヴァンヴィエンでは、いわゆる「アクティビティ」に溢れていた。

気球に乗る、ハングライダーで飛ぶ、カヤックに乗る、チュービングで川を流れる、トレッキングなど。
川と山と湖と洞窟と。
そこら中に楽しめる自然が溢れていて、遊ぶ選択肢が多すぎるくらいである。
私は、何もせずゆっくりするつもりだったが、半分は何もせずゆっくりして、結局半分は、バイクを借りたり、自転車を借りたりして、走り回った。

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ラオス中国鉄道に乗ってみた。【ラオス#7】

ラオス中国鉄道に乗ってみた。【ラオス#7】

ラオスというのんびりとした国に、2021年12月、突如完成したラオス中国鉄道。
新しいもの好き&電車好きなので、乗ってみたいなと思っていた。

ルアンパバーンからヴァンヴィエンまでの移動について、宿のオーナーのハイに相談すると、「チャイニーズトレインがおすすめ」だと言う。街を歩いていても、バスだといくら、と書かれた看板に、手書きでTrainならいくらという表記が追記されているものが多い。
よーし、

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ラオスでの出会い【ラオス#6】

ラオスでの出会い【ラオス#6】

ルアンパバーンでは色んな人と仲良くなれた。

まず、スローボートで一緒だったスイス人カップルのハリーとソーニャ。
パイロットとCAのカップルで、明るくて楽しい2人だった。
彼らはレンタカーを借りてラオスを南に向かって旅していくらしく、ルアンパバーンにいる数日間は、一緒にご飯をご馳走になったりドライブに連れて行ってもらったりした。
2人ともものすごく箸の使い方が上手で、なんとなく洗練されている雰囲気

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ATM ate my card!事件【ラオス#5】

ATM ate my card!事件【ラオス#5】

私はいつもほとんど現金を持たずに旅に出るので、旅先ではクレジットカードでお金を下ろすのが常である。
念のため何枚もカードは持ってきているが、いわゆる一番得なカードを選んでATMでお金を下ろしている。
海外キャッシングである。

旅人あるあるとして前から噂には聞いていたが、私は一度も体験したことのない出来事が私の身に降りかかった。

ATMの機械に私のクレジットカードが飲み込まれたのである。

残金

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ルアンパバーンでThe観光【ラオス#4】

ルアンパバーンでThe観光【ラオス#4】

ルアンパバーンで1週間のんびりし続けたものの、一応観光らしいベタな観光もした。
半日何かの観光をしたら翌日まるまる体を休めるという優しい観光スタイルである。
時間がたんまりある若くない旅人はこのスタイルをお勧めしたい。
とは言え、それでも体調を崩したから偉そうなことは言えないけど。

観光のラインナップはこちらの目次をご参考にしてくださいませ。

①プーシーの丘からの夕日まず、ルアンパバーンに来た

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1人お疲れ会。
記念すべきラオス最後の夜、体調回復を狙ってジャパニーズ唐揚げカレーライスと味噌汁を選んだことを許せ、ラオスよ。
カードが使える店が多いので、それだけでもここビエンチャンは何もないとはいえ、首都の価値がある。アネッサの日焼け止めもあった。感動。ラオス初のカード払い。

体調の悪い日に考えた、旅でのモヤモヤ

体調の悪い日に考えた、旅でのモヤモヤ

心配しないでいただきたいのだが、1週間ほど前に滝に行った日あたりから体調がよろしくない日が続いた。

多分流行病のアレだと思う。
何故ならあちこちで旅人が咳き込んでいるから。そして私も咳き込んでいるし喉が痛い。
もう1週間近くになるが、熱はなくそれほどしんどくもなかったが、咳と喉の痛みだけが残っているから、まさにアレだと思っている。
検査はしてないし、葛根湯と咳止めを飲んでよく寝ているが、少しぶり

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ラオス料理のラープを食べてみた【サポート飯】

ラオス料理のラープを食べてみた【サポート飯】

これまでの私のnoteにサポートしていただいた方から、世界多分一周旅をしている旅先で美味しいものをごちそうになるというこの企画、
「サポート飯、ごちそうさまです!」の記念すべき第三弾。

ラオスの代表的な料理に「ラープ」というものがある。私は食べたことがなかったが、今回は食べてみようかなと迷っていた。
迷った時はサポート飯。
ここは、サポートしてもらった方に奢ってもらって、ラープに挑戦してみること

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ルアンパバーン・デイズ【ラオス#3】

ルアンパバーン・デイズ【ラオス#3】

どうにかこうにかスローボートに乗って2日間かけて辿り着いたルアンパバーン。

この町には1週間滞在し、のんびりした。
1日の流れは、
10時ギリギリになんとか起きて泊まっている宿にある川沿いの共有スペースで朝ごはん。顔馴染みになった人とおしゃべりをして、「今日は何する?」「ノープラン」「ミートゥー」などと笑って、時々「昼からあっちの方に散歩に行くよ」「一緒に行こうよ」「OK」などという流れになり一

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メコン川スローボート事件簿2日目【ラオス#2】

メコン川スローボート事件簿2日目【ラオス#2】

前回の続き。後編です。

スローボートは、1日目は6時間半ほど乗って17:30にパクベンという村に到着。
この村で1泊して、また明日も同じメンバーでボートに乗ってルアンパバーンまで進む行程である。
パクベンの船着場から近い適当な宿に泊まることにした。
船に乗っていただけで何もしていないのにえらく疲れていた私は、早速シャワーを浴びようと思ったら、毛糸くらいの細さしかお湯が出ず、しかも水圧も弱くてどう

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メコン川スローボート事件簿1日目【ラオス#1】

メコン川スローボート事件簿1日目【ラオス#1】

ラオスに入国。
スローなボートでメコン川300kmの距離を2日間かけて進み、ラオスの古都ルアンパバーンへと向かう旅。
とにかく色んなことがありすぎた。

見たものや起きたことをiPhoneにメモしていったらめちゃくちゃ多くなって、途中でメモるのをやめたくらい。

まずは国境越え。
イミグレを通り、バスで友好橋を渡る。
タイの国旗が途中からラオスの国旗に変わって少し実感が湧く。
ちょっと橋を渡っただ

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北へ。国境の町チェンコーン【タイランド#10】

北へ。国境の町チェンコーン【タイランド#10】

タイ北部のチェンマイからさらに東北部へ向かう旅に出た。
目的は陸路で隣国ラオスへ国境を越えること。
コロナ禍以降、情報が錯綜していてどこの国境から入れるのかよく分からなかったので、確実に開いている国境を選ぶことにした。
位置的にはこんな感じ。

チェンマイのホテルでほぼ子さんに見送られて一人バス停へと向かう。
歩いてチェンマイの旧市街地のお堀沿いを進み、守り神のヤックにも別れを告げる。

まずはチ

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