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世界多分一周旅の途中

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2022年12月から世界を多分一周しそうな旅に出ました。旅の途中から何かをお届けします。 ※2023年11月に日本に帰って来てしまいましたが、振り返って綴っていきます。
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#今こんな気分

世界多分一周旅の目次!

世界多分一周旅の目次!

毎年、有給休暇全てを旅に費やして、海外のあちこちを旅してきた社会人バックパッカーだった私。
それである程度満足していたが、コロナ禍で全く海外へ旅に出られなくなり、八方塞がりの状況を耐え忍びながら医療従事者として神経をすり減らして働き続けた3年間。
思い切って15年勤めた職場をエイ、ヤー!と退職し、世界を多分一周するかもという気持ちで2022年12月に旅に出て、2023年11月に結果的に一応地球を一

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ただいま日本。おつかれ私。

ただいま日本。おつかれ私。

思っていたよりも大きな感動もなく、私の11ヶ月の世界多分一周旅が終わった。

いや、そもそも最後に感動があると思ってもいなかったから、想定していた通りではある。
私は卒業式とかでも泣いたことがない。中学生の頃のバスケの引退試合でも、レギュラーで唯一泣かなかった女だ。11ヶ月前の退職の時も、15年間働いた私を、同僚たちが大勢泣きながら送り出してくれたのに、私は笑っていた。
終わりの節目に、込み上げて

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世界多分一周旅を終わらせる。【アルゼンチン、燃えるフィッツロイにて】

世界多分一周旅を終わらせる。【アルゼンチン、燃えるフィッツロイにて】

2023年10月23日現在、南米のアルゼンチンのエル・チャルテンという町にいる。
午前4時前から山を登り始めて2時間後、カプリ湖で朝日に焼けるフィッツロイを眺めながら、今日、私の世界多分一周旅をここで終わらせることにした。

南米大陸に来てからの旅についての細かいことは追々noteに書いていくとして。
また、それを全てすっ飛ばして最終回を書くという禁じ手を。
それくらいどうしても今書いておきたい。

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パタゴニアを抱いてきた。
最高。
明日も明後日もその次もパタゴニアを抱く。
ああ。
毎日がクライマックス感。

1ヶ月間のスペイン語留学も折り返し地点。カメラを持たなくなり、トートバッグにノートとペンと小銭とタンブラーだけを入れて、家から学校と図書館とマクドとスタバなど徒歩5分圏内で生活が完結している。旅をしている感覚が薄れているせいか、帰国してからの事をよく考えるようになった今日この頃。

最近のことをつらつらと③〜旅とは移動〜

最近のことをつらつらと③〜旅とは移動〜

最近移動続きである。
(※最近とは、これを書いた8月上旬、ちょっと前のことで、投稿するのを忘れてたものです。)

ここしばらくは、同じ町で2泊以上していない。通り過ぎていっているだけのような気がする時もある。
今いるのはデンマーク?スウェーデン?どっちだっけ?
3秒くらい考えないと分からないことが増えた。
先週のチェコで食べたあれ、美味しかったな、って思った時に、そういえばプラハの宿ってどんなだっ

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世界多分一周旅、ヨーロッパ編終了の今の気持ち。

世界多分一周旅、ヨーロッパ編終了の今の気持ち。

ヨーロッパの旅が終わった。
終わってしまった。
今、スペインのマドリードから、コロンビアのボゴタに飛ぶ飛行機の中でこれを書いている。
昨日は珍しくあまり眠れなかったし、機内でもあまり眠れない。
久しぶりにLCCではない飛行機だというのに、機内食が4時間経っても出てくる気配がなくて、お腹が空きまくっている。
モニターで、もう何回見たか分からないドラマ「FRIENDS」を流しながら、自分のイヤホンでi

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Wi-Fiのないノルウェーの湖畔にある家でのんびり旅暮らしをしています。曇り、雨、強風、晴天とあらゆる天候の中を1116mの山に登り、納得いくフィヨルドの景色を見ることができたので、ヨーロッパの旅は、これで完結できそうです。幸せです。
さて、イギリスであの男と会ってきます。

ノルウェーのオスロからベルゲンに向かう7時間の列車に乗った。窓の外には、圧倒的な自然がずっと続いていて、目が離せなかった。雨が降ったり止んだりで、どんより曇って日が暮れつつある景色に、なぜか今までの旅の中で1番感動してしまった。

ポーランドのアウシュビッツ・ビルケナウ強制収容所に行った。「シンドラーのリスト」や色んなホロコースト映画を見てきたが、ガス室、焼却炉、銃殺処刑所などの人が死んだ(殺された)場所よりも、3段の寝床がずらっと並ぶ部屋の小さな暖炉を見た時、人が生きていた場所を見た時が、一番苦しかった。

最近のことをつらつらと①〜旅のパターン〜【世界多分一周旅その他】

最近のことをつらつらと①〜旅のパターン〜【世界多分一周旅その他】

今日はチェコのプラハからポーランドのクラクフへの9時間に渡るバスでの移動中。
何となく、つらつらと日頃思ってることとか、旅でのしょうもない話を書こうと思う。

昨年の12月から毎日毎日、旅暮らしをしているが、ヨーロッパは4ヶ月目に突入。
最近はどんな生活をしてるかというと、割と忙しい。

例えば新しい町(最近は新しい国という方が正確かも知れない)に入って、少なくとも4〜5日、そこが気に入れば1週間

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イスラエルとパレスチナを旅して、頭がパンパンになるくらい考えが巡った1週間だった。
さて。
バルカン半島駆け抜け旅の続きを再開させることにした。ヨーロッパ編ラストスパートに、国境を越えまくっていくから、フムスを作る暇も私にはない。(フムスを食べる暇はあるし、大好き)

二人旅を終えて、一人旅に戻る。

二人旅を終えて、一人旅に戻る。

トルコは、日本から妹が来てくれて、10日間の二人旅となった。
The観光地を二人で巡ったのだが、なかなか楽しかった。
一人旅では絶対無理な私の自然な姿の写真も、二人旅だと相手が撮ってくれたりするので、写真に写るのが苦手な私もちょっぴり嬉しい。
旅の始まりは、おかっぱ刈り上げヘアだったのに、いつの間にか収拾がつかないくらい伸び散らかしているという事実を突きつけられて、ショックではあるが。
妹はキャリ

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駆け抜ける旅を書き殴る。

駆け抜ける旅を書き殴る。

久々にnoteを毎日書きたくなって、毎日書こうと思っている。
これまでの世界多分一周旅のヨーロッパ編は、ほとんどちゃんとnoteを書けていない。
序盤は、毎日歩き旅で忙しかった。その日に出会った人と一緒にご飯を食べて、飲んで、喋ってという時間に満ちていたので(そしてそれ以外の時間は主に眠るか歩くか洗濯をしていた)、noteを書く時間などなかった。
カミーノの旅の後は、会いたい人に会いに行くシリーズ

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