マガジンのカバー画像

世界多分一周旅の途中

121
2022年12月から世界を多分一周しそうな旅に出ました。旅の途中から何かをお届けします。 ※2023年11月に日本に帰って来てしまいましたが、振り返って綴っていきます。
運営しているクリエイター

#RICOH_GR

世界多分一周旅の目次!

世界多分一周旅の目次!

毎年、有給休暇全てを旅に費やして、海外のあちこちを旅してきた社会人バックパッカーだった私。
それである程度満足していたが、コロナ禍で全く海外へ旅に出られなくなり、八方塞がりの状況を耐え忍びながら医療従事者として神経をすり減らして働き続けた3年間。
思い切って15年勤めた職場をエイ、ヤー!と退職し、世界を多分一周するかもという気持ちで2022年12月に旅に出て、2023年11月に結果的に一応地球を一

もっとみる
ポルト!街歩きスナップ【世界多分一周旅ポルトガル1】

ポルト!街歩きスナップ【世界多分一周旅ポルトガル1】

世界多分一周旅、ヨーロッパ編。
ドイツに降り立ち、フランスのルピュイの道を135㎞歩いて旅をし、スペイン、マドリードを経由して、やってきたのはポルトガルのポルト。

ポルトに来るのは2度目だが、お気に入りの町である。
時々ある、町ごと全部が世界遺産になるパターンの町。ポルトもそれだが、特に「ポルトは、町ごと美術館」と言われるくらい美しいのである。それだけ歴史的にも価値のある町なので、町を歩くだけで

もっとみる
ルピュイの道は続く…【世界多分一周旅 ルピュイの道2023終】

ルピュイの道は続く…【世界多分一周旅 ルピュイの道2023終】

フランスにあるコンクという村からルピュイの道を歩く旅を再開させていましたが、カオールという村で2023年の旅はいったん一旦終了としました。
ルピュイの旅全般をここにまとめておきます。

●2019年編

歩いた場所と距離:
ルピュイ・アン・ヴレ~コンク 207㎞
およそ1週間くらい毎日歩いて到達。

●2023年編 

歩いた場所と距離:
コンク~カオール135㎞
noteは【世界多分一周旅 ルピ

もっとみる

世界多分一周旅ヨーロッパ編、本日で終了。
とにかく楽しい4ヶ月だった。色んな人と過ごして色んな場所に行って色んなものを食べた。色んな国を見て新たに好きになってスペインに戻ってきたけど、旅の最後にこういう景色を見せてくれるスペインを、やっぱり好きだと思った。さて次の地、中南米へ!

Wi-Fiのないノルウェーの湖畔にある家でのんびり旅暮らしをしています。曇り、雨、強風、晴天とあらゆる天候の中を1116mの山に登り、納得いくフィヨルドの景色を見ることができたので、ヨーロッパの旅は、これで完結できそうです。幸せです。
さて、イギリスであの男と会ってきます。

ブルガリアで絶景ハイキング!【世界多分一周旅バルカン編】

ブルガリアで絶景ハイキング!【世界多分一周旅バルカン編】

ブルガリアと言えば、ヨーグルトとバラくらいしかイメージにない私。
何があるのか分からないまま、トルコから夜行列車で国境を越えて、首都ソフィアに来てみた。Googleマップを見てたら、絶景が見られるという場所を見つけたので、行ってみることにした。

向かったのは、山の上の湖。
海ばかり見てきたこの世界多分一周旅のヨーロッパ編。美しい山も見たいなと思って探していた時に、ブルガリアで見つけた。「Seve

もっとみる
ヴェネツィア・スナップ【世界多分一周旅イタリア】

ヴェネツィア・スナップ【世界多分一周旅イタリア】

ヴェネツィアに到着した時は長距離移動続きで疲れ果てていたので、4人用のドミトリー部屋をたまたま1人っきりで独占できたことに感謝した。
次の日も昼までベッドで過ごし、大量に洗濯をして(手洗いで手が擦り切れそうなくらいの量)、それを部屋中に干して、洗濯物を見ながらバナナとクロワッサンを食べて、Tverで日本のテレビを見たりした。

かの有名なイタリアのヴェネツィアに来ているというのに、一向に出かける気

もっとみる
千の窓の町ベラトにて【世界多分一周旅バルカン編#3】

千の窓の町ベラトにて【世界多分一周旅バルカン編#3】

アルバニア、ベラトはのんびりしている。
独特な形をしたベンチにおじさんやおばさんや若者が座ってぼーっとしている。

小さい町だが、だからこそ町歩きが楽しい。
オスム川が真ん中に流れていて、両側に集落がある。私が滞在する宿は北側のマンガレム地区。イスラム教の地区らしくモスクがある。
川の向こう側はゴリツァ地区でキリスト教の地区らしい。川を挟んで分かれているのが興味深い。

マンガレム地区に岩山があっ

もっとみる
アルバニアに上陸!【世界多分一周旅バルカン編#2】

アルバニアに上陸!【世界多分一周旅バルカン編#2】

「アテンションプリーズ!」というアナウンスのおかげで、フェリーのキャビンの狭い部屋で飛び起きた。さすがに二夜連続夜行フェリーの移動続きで疲れていたのか、朝まで一回も起きないパターンであった。

けたたましくアテンションプリーズ放送が鳴りまくっても、3回目のフェリーの私は慌てたりしない。ここから外に出られるまで1時間以上かかるのである。
車を順番にフェリーから下ろしていく作業にものすごく時間がかかる

もっとみる
フランクフルト・ナイト【ドイツ#1】【サポート飯】

フランクフルト・ナイト【ドイツ#1】【サポート飯】

ドイツ、フランクフルトには昨日着いた。
インドの入国時は荷物検査に異常なほど時間をかけていたが(電動歯ブラシのドルツについての説明を詳しくさせられた)、ドイツ入国時は、入国審査でものすごくたくさん質問されて緊張した。行く国、目的、期間などもしつこく聞かれ、ホテルの予約票や海外旅行保険の証書などを見せろと言われて、その都度バタバタとリュックの中を探って、証明を見せてというのを繰り返した。

久しぶり

もっとみる
憧れのカルカ-シムラー山岳鉄道!【インド#27】

憧れのカルカ-シムラー山岳鉄道!【インド#27】

16年前にインドのダージリンに行った時に、世界遺産のダージリン・ヒマラヤ鉄道、通称トイ・トレインに乗った。ニルギリ山岳鉄道と、その翌年にカルカ・シムラー鉄道というトイ・トレインが追加され、インドの山岳鉄道群(3大鉄道)として世界遺産となった。

ダージリンのトイ・トレインがとても旅情と可愛さに溢れていたので、いつか、他の2つも乗って、3大鉄道を制覇したい、と思っていたのである。今回は、その念願のも

もっとみる
聖地リシケシュ・ウォーキング【インド#22】

聖地リシケシュ・ウォーキング【インド#22】

ハリドワールからローカルバスに1時間弱揺られて、ヒマラヤ山脈の麓にある聖地リシケシュに到着。

この町が聖地である所以は、浅く考えて、3つあるように思う。
1つ目は、ガンジス川が流れているヒンドゥー教の聖地であること。同じガンジス川の流れる聖地バラナシよりも上流にあるため、混沌とした茶色いバラナシのガンガと比べると、リシケシュは美しき碧きガンガである。
2つ目は、ヨガの聖地。世界中からここリシケシ

もっとみる
ハリドワールの風を訪ねて〜grace〜【インド#21】

ハリドワールの風を訪ねて〜grace〜【インド#21】

デリーからバスで北上し、ハリドワールにやってきた。
ラジャスタン州の旅を終えた私の次の方向性は、数週間後にリシケシュとダラムサラで旅仲間と再会すること、そしてパキスタンへ抜けること。
ひとまずこの計画だけを立てて、その合間に、適当な町に滞在しながら北に進むことにしたのである。
そしてまずは、聖地ハリドワールに来た。
ここに来るのは2度目だが、リシケシュから日帰りで立ち寄っただけなので、今回は2泊し

もっとみる
ジャイプールの1日は、ラッシーからはじまる【サポート飯】

ジャイプールの1日は、ラッシーからはじまる【サポート飯】

これまでの私のnoteにサポートしていただいた方から、世界多分一周旅をしている旅先で美味しいものをごちそうになるというこの企画、「サポート飯、ごちそうさまです!」の記念すべき第8弾。

今回は「サポート飯」ではなく「サポートドリンク」。
サポートドリンクってなると、なんだか意味合いが変わってきそうな雰囲気ですが、ジャイプールに来たら、ここであれを飲まないとね、というお店があります。
そのお店はLa

もっとみる