ダイバージェンスという観点で勝率をあげるコツ
ダイバージェンスとは「逆行現象」を意味する言葉です。オシレーター系のテクニカル指標が、実際の相場とは逆方向に向かって動いている状態を指します。
ここではオシレーター系のテクニカル指標としてCCI(Commodity Channel Index=商品チャネル指数の略で「売られ過ぎ・買われ過ぎ」を示すテクニカル指標)を用いて説明します。MT4標準搭載のCCIで、パラメーターはデフォルトのままです。
まずは上のチャートを見てください。ユロ円5分足です。
①の部分では相場は下げる方向に動いているのに対し、CCIの後ろの谷の部分は前の谷の部分より高い数値を示しています。
また②の部分では相場は上げる方向に動いているのに対し、CCIの後ろの山のほうが前の山より低い数値を示しています。
相場が下降傾向にあるのに、CCIが上げてきたり、相場が上昇傾向にあるのにCCIが下げてきたりする状態が「ダイバージェンス」と言います。
上昇傾向or下降傾向の最中に
ダイバージェンスが現れるとその相場は逆方向に反転する確率が高い
と言われています。
①部分ではががっと下げたあとダイバージェンスが現れてその後しっかりと上昇傾向に転じています。②の方はやや下げた程度。でも短期取引のバイナリーオプションにはこのダイバージェンスは有効な観点となります。
これから掲載予定の手法②βにはこのダイバージェンスの考え方を用いています。購読予定の方は予習になると思います。購読していただいてから読んでいただいてもいですが。
以上
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