わたしの考える 『センス』 の磨き方
こんばんは。のりまいです。
ありがたいことにSNS上でもプライベートな場でも「センスがいいですね」「センスはどうやって身につけましたか?」「のりまいのセンスが好き」という言葉をかけていただけることがあります。
これらは主にインテリアやモノの選び方・組み合わせ方であったり、撮影した写真や制作したデザイン、手作りお菓子のデコレーションなどを指して言っていただけることが多く、言われる度にうれしく感じるのですが、よくよく考えてみると『センス』ってなかなか感覚的というか曖昧な言葉ですよね。
そもそもセンスとは何なのか
センスが良いという言葉は、一般的に感性や美的感覚的が優れているというニュアンスで使われているように感じますが、わたしの考える『センスが良い』というのは、『モノの良し悪しや好き嫌いを自分自身の軸で判断できること』なのかなと思っています。
わたし自身は「センスを磨こう!」「センス良くあろう!」とセンスの習得に向けてなにか特別な努力をしたということはありません。
ただ、わたしが人から「センスが良い」と言っていただけるシーンに共通しているのは、ただ単純に自分なりの基準で「良い!」「好き!」と思ったものを一切の妥協をせずに集めたり作ったりしていることなのです。
流行や多数決の意見に左右されず自分自身の軸でなにかしらのモノを素敵だと判断し、更にそれがなぜ素敵だと感じるのかを自分の言葉で説明できる。あるいは逆に、そのモノを良くない・微妙だと判断し、なぜそれが良くないのかを自分の言葉で説明できる。
以前お話しした主体性のはなしにも共通する部分が多いような気がしますが、良いものがなぜ良いか / 悪いものがなぜ悪いか、それを自分自身の軸で判断することができたら、良いものを選んだり作り出すことや悪いものを良いものに改善することができるはず。
そんな技術を身につけることが『センスの良さ』に繋がるのではないかと考えています。
今回はその技術の具体的な身につけ方、わたしの考えるセンスの磨き方や育て方についてお話ししていきたいと思います。
センスを磨く・育てる方法
センスを磨く・育てる方法について、一般的に「インプット量を増やそう!」や「本物や一流のものに触れよう!(=質の高いものをインプットしよう)」といわれることが多いと思います。
インプットをすることで自分の引き出しを増やしていくことは確かにとても重要で、センスを身につけるのに必要不可欠でしょう。
しかし、ただインプットの量や質を高めるだけではセンスを習得することは不十分で、実際には以下の3つの要素が必要なのではないかと考えています。
質の高いインプットをたくさんすること
対象物・じぶんの感じ方と向き合い、分析と要素分解、言語化をすること
集めた材料を使ってアウトプットすること
それぞれを順番に詳しくお話ししていきたいと思います。
1. 質の高いインプットをたくさんする
まずは一般的にもよく言われていることですが、インプットの量と質を高めることが第一です。
簡単にいうと、
インプット量を増やす=より多くのものを見たりより多くのものに触れること
質の高いものをインプットする=上質なもの、一流とされるものに触れること
センスの習得にインプットがなぜ重要かというと、多くのものを見たり触れたり知ることによって、相対的にものを見ることができるようになったり、自身の感性を育てることができるから。
インプットの量を増やそう
例えば、『食べる』という行為に関しても、いろいろな種類の料理や食材を食べてみて初めて、自分が何をおいしいと感じてどんなもの好むのか、逆にどんなものがあまり好きではないのか判断することができます。
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