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その1、イザナギ、イザナミ?

❍イザナギ・イザナミ

イザナギ・イザナミとは天照大神、スサノオ、月読を生みだした。日本神話における中心的なニ柱の神様です。

漢字で書くと私も詳しくはわからないのですが

イザナギ

伊弉諾
伊邪那岐

イザナミ

伊奘冉
伊邪那美

などが変換候補として出てきます。適当ですみません。

この中で注目したいのが、伊邪那という三つの文字です。

❍記紀神話の執筆者は魏志倭人伝も参考にした

魏志倭人伝に出てくる、中心となる国々に次の三ヵ国があります。

伊都国
邪馬台国
奴国

です。

すぐにおわかりいただけると思います。超単純理論で考えますと、これらの三ヵ国の頭文字をつなげた、のではないかと推理する事が出来ます。

これは、さすがに遇然の一致とは言えない、のではないでしょうか。

これらの事実からわかる事は、まずは、日本神話の作者は「魏志倭人伝」を、参考にしていた可能性が高いという事です。そうでなければ、漢字はいっぱいあるのに確率的にありえない、のではないでしょうか。

❍記紀神話はどのように書かれたか想像してみる

魏志倭人伝を参考にした、可能性は高いですが、それだけのはずはありません。しかし、日本国内での文字による記録が、残されていた可能性は低いのではないでしょうか。

そのように考えると、中心になるのは天皇家を中心にした高貴な方々の家々に伝わる伝承。そして、各地方に伝わる伝承だったと考えられます。

しかし、古事記が編纂されたのが西暦712年、日本書紀が西暦720年、そして魏志倭人伝が書かれたのが西暦280年〜西暦290年だそうです。

たとえ、それぞれの家の御先祖様の英雄話や、各地方の英雄話だとしても、400年以上も前の物語です。しかも、書物による記録はありません。今考えても、非常に難しいと想像できます。

❍イザナギとイザナミは初代九州統一王?

大担推理「邪馬台国」をお読みいただければわかりますが、魏志倭人伝の各国々は全て九州にあると考えています。

そして、伊邪那岐命と伊邪那美命には、「魏志倭人伝」の中心となる国名の頭文字があります。つまり伊邪那岐と伊邪那美は超単純理論で考えると、九州全体を表していると考える事ができます。

つまり、伊邪那岐命と伊邪那美命は九州全体の各国を、まとめあげていたと考えられます。おそらく、九州全体を直接支配下に置いたと考えるよりは、南北九州の有力国同士で同盟を結ぶ事が出来た、と考える方が良いと思います。

伊邪那岐命と伊邪那美命が直接支配出来た地域は、北部九州の中心となる地域だったのではないかと、根拠もなく考えています。

やはり、戦国時代等いつの時代も、九州は何人もの有力武将が、各地を支配しています。さらに、その当時は、戦国時代ほど街道は整備されていなかったはずです。そのように考えると、そう簡単に九州全体を武力では支配できなかったと思います。

そして、これは完全に妄想ですが、これら各国との同盟を成功させた最大の功労者が、天照大神だったのではと考えています。

❍伊邪那岐命は直轄地を三柱の神々に分け与えた

伊邪那岐はさまざまな出来事を乗り起え、天照に高天原、スサノオに海原、月読に夜の食す国を支配するよう命じます。

これは伊邪那岐命が直接統治していた北部九州の各国を、三柱の神々に分け与えた事を意味しているのではないでしょうか。

❍最後までお読みいただきましてありがとうございます。

いやー、妄想って楽しいですね。このように考えると、さらに新しい妄想が浮かんできます。古代史の不思議なところです。

じゃあ、伊邪那岐命と伊邪那美命が起こした最大の奇跡、国生みは何なんだよーとおっしゃりたいと思います。そうなんですよね、はっきり言ってわかりません。

背後の憂いがなくなったので、瀬戸内海を進んでいったのか・・・。日本神話はあいまいでわかりにくいので、いろいろな妄想が進みます。

今思ったんですけど、妄想って漢字は「亡き女を想う」って書くんですね。なんかロマンチックですね。そうなのか?

もし、面白いと思っていただけたら、次回もよろしくお願いします。よろしければ、お手やわらかなコメントをしていただけると、妄想に拍車がかかると思います。

このような単純な推理になります。ご了承いただけましたら、次回以降もぜひお読み下さい。

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大胆推理 邪馬台国

日本神話の正統な解釈はこちらを御参照下さい。https://www.jinjahoncho.or.jp



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