願うだけでは叶わない「引き寄せの法則」

皆さんは「引き寄せの法則」と聞いてどのようなイメージがありますか？

「夢がどんどん叶った」という意見から「なんだか胡散臭い」「現実逃避だ」など色々な意見が聞こえてきそうです。

確かに「引き寄せの法則」と聞くと、願えば何も行動しなくても魔法のような出来事が目の前に現れるような誤解を受けることがあります。だからなんとなく胡散臭い。

しかし、「引き寄せの法則」とは決して願えば叶う魔法の法則ではありません。

元々この言葉は、宇宙存在エイブラハムとのコンタクトを通して40年以上前にエスターヒックが書いた著書「The Law of Attraction」のタイトルを和訳したものになります。宇宙存在からのメッセージなので「宇宙の法則」とも言えれるかもしれませんせんね。

ちなみに、この attraction を辞書で引くと、「a force by which things are pulled towards each other (互いに物事が引き合わさる力=共振する力)」であり、似たようなエネルギー同士が引き合う力を指します。

あなたの学校のクラスでも、似たような人達同士が自然と集まっていませんでしたか？

つまり、「引き寄せの法則」とは「自分と同じような波動のものが引き寄せられる」こと。（*波動については、のちほど説明しますね）

あなたが望む、望まないに関わらず、意識したことが現実化していきます。

それは意識的、無意識的のどちらであってもね。

あなたが頭の中で思考したこと、想像したことがすべて結果となって目の前の現実に現れます。

目の前にあるコンピュータも、机にあるコーヒーも、あなたのお友達も、
毎朝行うルーティンも、今の仕事も、住む場所も、すべてあなたが意識を向けたものが結果としてあなたの周りに存在しているのです。

望んでいないものが目の前に現れている？
それも無意識レベルでは意識していたのかもしれません（笑）

あなたの周りにはどんなものがありますか？
仕事、環境、人間関係など好きなものに囲まれて生活していますか？

ところで、最近の科学ではこの「引き寄せの法則」を量子力学の観点から解明することができるようになってきました。

ここから簡単に量子力学の観点から説明すると、

宇宙に存在する物質はすべて原子でできていますが、
この原子を構成するのが、陽子・中性子・電子の３つになります。
そしてこの陽子と中性子をさらに細かくすると「素粒子」になります。

この世のものはすべて「素粒子」からできていて、それは目に見えないけど常に振動している。

この固有の「振動数 (=周波数)」のことを上記で触れた「波動」ともいいます。

この「波動」を変えることで引き寄せられる現実が変わってくる。

もしもあなたの放つ波動がネガティブなものならそれと同様の現実が現れますし、逆にポジティブで高い波動を放てば自分の望み通りの現実が現れます。

次回は、この波動を変える方法について詳しくお話していきますね。