良いリーダーの概念化能力
良いリーダーは、モノコトを整理し、体系化することができる人です。人々は概念化されることにより、思考しやすくなり、理解しやすくなります。そのことはさらに、人びとの内的動機付けにつながったり、行動をおこしやすくしたりします。
概念化能力とは、モノコトの本質を抜き出し、体系化し整理する能力です。概念化能力がもたらす影響について3つ挙げました。
良いリーダーが持つ「概念化能力」がもたらす3つの影響
1.本質(モノコトの意義、目的、役割)の理解を容易にする⇒行動動機へのはたらき
2.本質の伝搬速度を速める⇒深化・拡大による達成速度へのはたらき
3.適用頻度を増やす⇒汎用性・再現性へのはたらき
結果的に成果を高めます。
あれこれ議論している最中でも、「つまり、こういうことですよね」と、シンプル且つ本質的な整理・まとめをしてくれる人がいます。良いリーダーは、そのスキルが鍛錬されています。(さらに卓越者は、メンバーを巻き込み共に構築していきます。)
誰もが納得できる「概念」を明文化し、表してくれる人ですね。
概念化能力が高い人は、本質を捉え、整理、体系化、そして誰もがわかるように表現する力が高い人です。そんなリーダーに巡り合えたら、幸運ですね!ともに働くだけで、たくさんスキルを学べそうです。
村上紀子
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