お義父さんとのご縁が終わった日
生命維持装置につながれ、生きながらえていたお義父さん
2か月弱その状態が続き、お別れの日が来た
亡くなった
という連絡がきて、火葬は私たちも行こうと思えば行ける場所を選んでくれていた
久しぶりに会えたお義父さん
2人で一緒にご飯を食べに行ったこと
片手にお義父さん、片手は娘と手をつなぎ、電車に乗ってデパートに行ったこと
楽しくおしゃべりをたくさんしたこと
一緒に病院に行ったこと
私はただただお義父さんが大好きだった
離婚後すぐに息を引き取ったお義父さん
この結婚はお義父さんとのご縁だったんじゃないか?と思えるようなタイミング
棺の中のお義父さん
白い布できれいに納められ、上に1枚
「おたんじょうびおめでとう」
と義理の兄の娘が書いたと思われるA4くらいの紙が1枚置かれている
これだけ・・・・・・???
お花もなければ本当に何もない
この人たちお花も何も棺に入れずに荼毘に伏すつもり・・・・・???
この家族ならありえる
と思った私は自分も離婚したてでお金がなかったけれど、お義父さんが生前好きだったたばこと、お花は高くて買えなかったから折り紙を買って帰ってこどもたちと折ってメッセージを書いた紙も用意した
嫌な予感がしたので、「今晩は誰か一緒にお義父さんといるの?」と元夫に聞いた
別に予定はない
という、やっぱりこの人たちはそうだんだよ・・・・
一緒にいてあげたら?後悔するで
と伝えたら義兄が「そうすると電気代がかかる」と出費を抑えるために電気もつけずに一人きりで義父を安置しておこうとしている、ということを言い出す
ありえない・・・・・・
電気代は自分が払うから、と言って一緒におり!!後悔するで!!!!お母さんの時も「何もしてあげられなかった」って思ったんやろう!?同じこと繰り返すで!!一人で過ごさせたいの!?
と元夫に言うと、「誰かに背中を押してほしかったのかもしれん」と
気が付いて本当に良かった、と思った
と同時に「離婚をしてもお義兄さん夫婦とはつながっておき」という意図のことを父に私は言われていた
が、この出来事でぷつっと自分の中で糸が切れた音がした
つながっておきたいとは思えない
この先も似たようなことが起こり続けるだろうがもう私は知らない
こうして元夫の親族とのつながりを1つ1つ処理して現実を進めていった