日本人最古の移住地レジストロ -サンパウロ便り
サンパウロ州南部のレジストロ市は、
日本人移民が初めて造った移住地として有名です。
写真は、はるかに「レジストロ富士」とも呼ばれる山々を臨むお茶畑。
ここは、お茶の栽培が盛んな土地です。
これは日伯文化協会です。
("ブラジル" は漢字で "伯剌西爾" と書きます)
現在もこの町の日本文化の中心となっています。
福澤一興氏は、日伯文化協会の元会長さんで、郷土史研究家。
入植当初から現在に至る歴史を私たちにわかりやすく解説し、多くの土地を案内してくださいました。
お茶畑にも案内していただきました。
レジストロ産の紅茶は、かつてブラジルの輸出産業として栄えました。
現在は緑茶・紅茶の「おばあ茶ん」のブランドが有名です。
レジストロは川の町。
貿易港サントスとは、古くから船で行き来をしていました。
岐阜県中津川市と姉妹都市です。
「川を眺めながら、魚を食べましょうか」
福澤さんに招かれて
レストランのオーナーがその朝釣った Robalo -アカメ のお刺身をご馳走になりました。
脂がのって、みごとな風味でした。
ブラジル風の料理でもこの魚をいただきました。
丸ごと唐揚げのトマトソース煮込み。
川のほとりのひとときを堪能しました。
次はイグサ産業のエピソードへつづきます。
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