1月30日　イギリスの今日のバズワード#BrexitEve

これを書いている時間は、イギリス時間の1月30日午後5時です。本日は、BrexitEveなんです！

ということで、本日は、#BrexitEveがトレンドワード。

#BrexitEve

そうなんです、明日いよいよイギリスはEU離脱します。してしまいます。でも、職場では案外静かでした。誰一人これについて話している人はいませんでした。

なんだかもうこの話題は十分なんだよねって雰囲気。離脱に反対している人にとっては、もう聞きたくもない話題だと思います。特にベルファストは、イギリスーアイルランド、そしてプロテスタントとカソリックの問題もあって、こういう話題は絶対職場で避けるべき話題だと思います。

残念なことに、EU離脱問題は、イギリスを完全に２分化しました。住んでいる場所、世代、人種などによって、大きく意見が異なります。北アイルランドでは、過半数が、EU離脱に反対でした。でも、明日、出ます。

さーて、どうなることやら。

ということで、 #BrexitEve で　見つけた今日のTweet（英語）を1つピックアップ。英語で読んでみましょう。

We’re still not happy about Brexit but at least one good thing is that the NHS will be receiving £350 million a week from now on 👍🏼#BrexitEve pic.twitter.com/lRgsWiREnF

— The Poke (@ThePoke) January 30, 2020

これをどうとるか・・・。EU離脱賛成を掲げた政治家キャンペーンは、「どれだけ私たちのお金がEUに流れてるか、それを止めたら、その分、NHS（イギリスのNational Health Service、国民保険サービス）にお金をかけられる」ということをものすごく訴えました。この訴え・キャンペーンメッセージは、ある意味成功し、EU離脱賛成派が国民投票で勝利したのです。

たしかにイギリスのNHSは、資金不足・人手不足など、ものすごい問題を抱えています。（北アイルランドのベルファストで、私の登録しているGPが、現在約3週間の予約待ち。）

だから、このTweetは、EU離脱に関しては全然うれしくないけれど、少なくとも1つはいいことがある、NHSにお金が回るはず、というもの。

私もそうであってほしいです。NHSがもっとよくなるなら、それはいいことです。

さーて、明日はどんな一日・動きがあるかなあ。