~第14回 星を見る 夏の星々(2)~
神奈川県横浜市戸塚区の女性ライダー弁護士西村紀子です。
一人の弁護士として、一人のライダーとして、そして、一人の人間として、日々感じたり観察したりしたことで、皆様のお役に立つと思えることを、つぶやき発信していきます。
本日は、第14回『星を見る』『夏の星々(2)』です。
昨日7月3日は、久しぶりの曇り空でした。星空も残念ながら・・・。
ですが、6月24日~一昨日7月2日まで、9日間連続、星空を楽しめたことは、私には、とてもハッピーなことでした。
これからしばらく、また、お天気が不安定になりそうで、"戻り梅雨"ともいわれたり、なんともいえないですが、本格的に空が晴れるまで、もう少し辛抱が必要そうです。
さて、一昨日見えた夏の大三角形も、また、見事でした。
さて、この写真の左端の真ん中あたりにひときわ明るく見えるのが、有名な「はくちょう座」の「デネブ」です。
今回は、この「はくちょう座」に注目です。
「デネブ」の右隣ほんの少し上に見える星。
これが、「はくちょう座」の「十文字」(この「はくちょう座」の「十文字」はとても有名で、「北十字星」とも呼ばれています。)の中心の星です。
名前は「γ星」としか見つかりませんでしたが、私には、「はくちょう座」の星の中では、「デネブ」の次に明るく見えます(といっても、目をこらしてやっとですが)。
ちなみに「デネブ」というのは、"尾っぽ"の意味。
「γ星」を起点に、「デネブ」が尾っぽで、反対側’(写真では右少し上に向かって)首を伸ばして、翼を広げて羽ばたいているのが、この「はくちょう座」の姿です。
この写真だけでは、本当にわかりにくいので、以下で、本の図面を引用します。
この図面と比較しながら写真を見れば、頭の部分の星である「アルビレオ」も、写真の中央より少し右上の位置に見えるのがわかるとおもいます
(とはいえ、やはり、なかなか難しいですね)。なお、「アルビレオ」は"二重星"なのです。
さて、この「はくちょう座」は、神話によると、大神ゼウスがスパルタの王妃レダに会いに出かけるときに変身した姿であるとも、また、太陽神アポロンの息子フェアトンが父親の太陽の馬車を走らせてエリダヌス川に落ちたのを川に潜って探した親友キクヌスが変わってしまった姿である、ともいわれているとのことです。
お天気が恵まれた日は、星空を楽しむ絶好のチャンスです。
是非、皆様とともに、たくさんの夏の星々を楽しみたいと思います。
(続く)
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