
3【日本2024 Day 1:11月11日(日)LA〜@11月12日(月)羽田】
MacBookも直り、明け方仮眠をしてから出発の準備を
再開。
今回、100人くらいお会いすることになるのであれこれ
荷物が増え、自分の服のスペースはあまりない。
問題は、ビジネスクラスが取れず、プレミアムエコノミー
だと言うこと。
フルフラットじゃないのはともかくとして、スーツケース
1個当たりの重量制限が32キロではなく25キロと言うのが
ネック。
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もっと詰められるけど、重量がオーバーしてしまうのは
どうしようもない。
そんなこともあろうかと、手荷物のバッグを買い替えた。
今まで使っていた直方体のものは、上にファスナーが付いて
いないので、倒れると中身が出てしまう問題があった。
マチのない、ポケットが複数ついている斜めがけのバッグも
買った。
もう、ブランド物のバッグは買っていない。
今回買ったのももちろんどこかの「ブランド」ではあるが
いわゆる「ブランド物」ではない。
手荷物重量はとりあえず突っ込まれないところなので、
かなり重くなってしまったが、用意した荷物はなんとか
入った。

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夫の運転に娘も同乗し、LAX(ロサンゼルス国際空港)に
向かい、カウンターまでは、夫と娘がスーツケース2個、
手荷物バッグをくくりつけたキャリーを運んでくれた。

私設ポーター。
チェックインはあっという間に終わり、入り口から左手奥の
エスカレーターでセキュリティチェックに向かう。
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5年間で100ドルと言う「グローバルエントリー」を
取っておいたので、セキュリティでは、靴を脱いだり
ラップトップをバッグから出したりしなくて済むように
なったのはありがたい。

帰りもパスポートの提示なしにそのまま「顔」認識で
帰国できると言うのも楽しみ!
アメリカの方(永住者・市民)にはぜひお勧めしたいシステム!
(今なら、インタビューまでそんなに待ちません。)
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長いセキュリティの列に並ばずに済み、スッと抜けて、
向かった先はスターアライアンスのラウンジ。
あまり食べないようにしようと思いつつ、プレミアム
エコノミーの食事は期待できないので、サラダや
チーズ、果物などをお皿に盛る。

周りで結構食べられていたのが、ヌードルスープ。
ベトナムのライスヌードルと小麦のヌードル、
トッピング(写真が汚すぎるけど!)に4種類の
スープが用意されていた。



日本人で食べている人も音を立てないように
そっとすすっていたし、非日本人は全く音を立てずに
静かにスープ麺を食べていた。
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午後3時半の便。

去年、昼の便の前に立ち寄ったラウンジと比べると
空席は十分にあり、静かで落ち着いた空間だった。
そこで、腰を下ろしてやっと一息ついた。
なんと言うバタバタだったのだろう。
今回は、36日と長いので、家族向けに
「毎日のTo Do リスト」カレンダーを作って
ルンバの稼働日+ゴミ捨て、犬のベッドの
外干し日、キッチンと玄関のプラントの水やり、
トイレ掃除の日、などを一覧にしてキッチンに
貼っておいた。
どのくらいやってもらえるかは不明だけど!笑
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静かな空間に身を置いて、一人きりになって
MacBookを開けてみて、動作を確認したり
タイプしながら感じたのは、ここにいる誰もが
この場所を通過点として、世界のどこかへ
旅立っていくと言うこと。
そろそろかと、搭乗ゲートに移動。
マイレージで取ったプレミアムエコノミーの
グループは「5」と遅い。
それでも「指定席」なので、座れるのは間違いなく
最後の方に乗り込んだ。
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睡眠不足が続いていたので、すぐ眠くなるのかと
思いきや全く眠くならない。普段、昼寝をしないので
そう言うものかと、諦めて、映画を見始めた。
今では、何往復しても見切れないほどの映画を
選ぶことができる。
昔は真ん中の壁のスクリーンに強制的に始まる
映画を見たい人は問答無用で見たし、途中で
止めることもできなかった。



なんだかんだと、食事を挟みながら、
洋画
・ゴッホ最期の手紙
・きみに読む物語
邦画
・ディアファミリー
・遠国日記
と4本も観てしまった。
登場人物の誰かが1〜2人亡くなってしまうと言う
共通点はあったもののそれぞれは全く違う内容。
BBCのニュースは映らなくて、NHKニュースも
TEDも1ほん見て・・と、最後は、ヘッドフォンを
付けているのが苦痛になりそれ以上は観なかった。
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近くに1歳くらいの子が二人いて、何度も泣いていた。
可哀想にうまく寝れないだろうし、親もどこへも
行くことができず大変だろうと思う。
私も義母の体調急変(一度心臓が止まった)で、
息子が2〜3ヶ月の時に急遽帰ったのを皮切りに
子供が小さい時に何度が太平洋を渡ったことがあるが
大人だけでは考えつかないほどの準備や苦労が
あったのも今は遠い昔の話。
今は、書き置き一枚(不在中の掃除の割り振り)で、
別に私がいなくても困らないくらいに自由にできる
「身分」になった。
それでも、子供がぺったりと母親に顔を埋めて
いるのは、当時を思い出して懐かしい。
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堀井紀子
アメリカ生活34年 ロサンゼルス在住
「ロサンゼルスからつなぐ/アメリカと日本をつなぐ」
・栃木県公認「とちぎアンバサダー」:栃木のPR
・「日本酒ナビゲーター」:日本酒の文化や魅力をアメリカでPR
・バイリンガル子育てマイスター:「「アメリカのトップ2%の大学に選ばれる子供の育て方メソッド」著者
・アメリカでの子育て・教育・家庭教師業/大学進学のコンサルテーション・学校区の通訳
・イベントやコンベンション:通訳・スタッフ業
・リアル/オンラインイベント開催
・おうちごはんつむぎ🍙:料理と集まる場を提供しての人つなぎ/ご縁つなぎ
・インタビュー:ご縁をいただいた方をインタビューしてご紹介
・ちーむ河内音頭(LA関西クラブ):アメリカで広める日本各地の盆踊り
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