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乳がん記録 #01 人間ドック


年に一度の人間ドック

2023年2月17日、人間ドックを受けにいく。

もう10年以上、年に一度、エコーとマンモグラフィを受けているが、今年はタイミングがうまく合わず、少し間が空いてしまったこともあり、何となく嫌な予感がしていた。

私は若い頃から乳腺囊胞が多く、エコーではよく指摘されるのだが、今回は右側だけやけに丁寧に見られているような気がして、さらに嫌な予感。

検査結果報告書

検査から約3週間後、郵送で検査結果が届く。
封筒がいつもとは違う厚みで、「あ、来たな」という感じ。
検査からずっと嫌な予感が続いていたので、あまり驚きはなかった。
開けてみると、紹介状がなんと2通。
1通目は嫌な予感がしていた「乳がん」の要再検査通知。検査結果は「右側 低エコー減」となっていた。

2通目は、全く予想していなかった「子宮頸がん」の要再検査通知。
検査結果は「軽度扁平上皮内病変疑い」とのこと。
子宮頸がんは経過観察も多いと聞くのであまりショックはなかったが、一度に2つの病気で要再検査となったことにちょっと落ち込む。

すぐに乳腺クリニックと産婦人科と2つの病院に再検査の予約。
どちらも数日後、同じ日に予約が取れた。
後にも先にも、この数日間が一番精神的にキツかったように思う。
私の場合、「何も分からない状態」が一番怖く、その後は、それが悪い方向であるにせよ、状況が鮮明になっていくごとに気持ちはラクになっていった。


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