「ファミマ食堂」に子どもたち大はしゃぎ 恩贈り記事Vol.101
前々回の記事で、ファミリーマートさん(以下、ファミマ)からのお声がけで、東根みんな食堂に参加している子どもたちの中から10名が、「ファミマ食堂」に参加させていただいたという話に触れました。
OMO-SHINEの2025年お互いさまの街づくり夢会議 恩贈り記事Vol.99|Noriko.C.O.
地域のみんな食堂が、企業さんと組ませていただくことで、どんなことが生まれるのでしょうか。
東根みんな食堂を支えてくださる全国のみなさん、ありがとうございます!
東根みんな食堂は、私の中学時代の友人でんちゃんと立ち上げた市民団体OMO-SHINEで2022年から始めた取り組みです。
実行隊長のでんちゃんが、これまでたくさんの方々とご縁をいただき、食材や資金の面で実質的なご支援をしていただくことで今日まで開催させていただくことができています。ご近所、そして全国の支援者の方々、いつもどうもありがとうございます!
いつも子ども食堂に関する情報提供をしていただいている、NPO法人全国こども食堂支援センター「むすびえ」さん。
そのむすびえさんと、今回話題のファミマさんは、協働した取り組みも展開されているようです。
ファミリーマート&むすびえ「こども食堂スタート応援助成プログラム」のご案内|新着情報 – むすびえ
東根みんな食堂とファミマとのお付き合い
今回、「ファミマ食堂」を体験させていただいたわけですが、もともとは、フードドライブがきっかけでご縁を頂戴していました。ファミマには、「ファミマフードドライブ」という取り組みがあります。
東根市の、あるファミマに置いてある「ファミマフードドライブ」の物品は、OMO-SHINEに届くような契約になっています。地域の皆さん、ファミマさん、ご支援どうもありがとうございます!
氣になったので、ファミマのフードドライブについてもっと調べてみると、全国では4000店もフードドライブを設置しているそうです。
ファミマフードドライブ4000店達成|フードドライブ|サステナビリティ|ファミリーマート
このファミマのフードドライブを地域のこども食堂と繋いでいる社会福祉協議会の方のメッセージが目に留まりました。
あれ?この言葉、聞いたことがありますよ。
これって、お互いさまの街ふくしまで展開している、「お互いさまチケット」や「みんなの食糧庫」、「コミュニティフリッジ」と同じような機能を果たしているんじゃない?とピンときました。
全国に星の数ほどあるコンビニが、フードドライブのハブになることで、より地域に密着した社会還元ができますね。
お互いさまの街の理念と同じ取り組みをしているファミマさん。「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のキャッチフレーズの通り、地域になくてはならない存在になっていますね。
「ファミマ食堂」ってどんな取り組み?
さて、今回体験させていただだいた「ファミマ食堂」とは、どのような取り組みなのでしょうか。
一般的に、「こども食堂」とは、地域の居場所づくりや孤食の解消として立ち上げられています。
ファミマ食堂は、これと並行して、以下のような取り組みをしているそうです。
現代の子どもは、体験不足、と言われることもあります。そこでファミマは、「食事➕お仕事体験➕ワクワクなプログラム」を提供する「ファミマこども食堂」を展開しているようです。
こどもも大人もワクワク
山形県東根市で行われたファミマ子どもは食堂の様子をご紹介しますね。
全員で品出しとレジ打ちを体験します。
レジ打ち体験チームとお買い物体験チームに別れます。この「おかいものひきかえけん」で、店内のものを「買う」体験ができます。お持ち帰りさせていただけるそうです。
レジ打ちというお仕事を任せられた子どもは、真剣そのもの。見守る側の表情も真剣になってしまいます。
お仕事が終わったら、お楽しみのお食事タイム。お盆に載せられたお昼ご飯。これにファミチキとお茶が付きます。
こちらはパンバージョン。子どもたちからしたら、おなかいっぱいになりそうですね。
この他、クイズなどもあったようで、こどもも保護者も皆で楽しめる充実の内容でした。
ご飯を食べるだけではなくて、お仕事体験もできるのが魅力のこのファミマ食堂。きっもお店の方もこどもたちに笑顔になってもらえて嬉しいだろうし、こどもたちや保護者の皆さんも、またここに買い物に来たいな、と思うでしょうね。
コンビニは今や欠かせないライフライン。そこが恩贈りの取り組みの拠点になるという時代に入ってきたんですね。
街中の恩贈りの取り組み、もっと探してみたくなりました。
ファミマさん、ありがとうございました!