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環境と社会に優しい活動を応援!環境省のグッドライフアワード 恩贈り記事Vol.93

お互いさまの街ふくしま「地球と人への想いやり賞」受賞



このたびチームふくしまの「お互いさまの街ふくしま」の取り組みが環境省主催のグッドライフアワードを受賞しました!2024年12月7日、東京は渋谷にて授賞式が行われ、私も参加させていただきました。

「お互いさまの街ふくしま」が環境省主催「第12回グッドライフアワード実行委員会特別賞地球と人への想いやり賞」受賞 | 特定非営利活動法人チームふくしまのプレスリリース

今年で12回目を迎えるグッドライフアワードは、環境と社会によい活動を応援するプロジェクト。社会をよくするSDGsを体現する取り組みを「環境大臣賞」として幅広く表彰しています。

環境省_グッドライフアワード_グッドライフアワードとは

今回チームふくしまがいただいたのは「地球と人への想いやり賞」。実行委員のみなさんの専門分野に関わるテーマごとに、優れた取組を選んで表彰する実行委員会特別賞のひとつです。

チームふくしまの代表理事半田さんと受賞を喜びました!

この賞を担当してくださったのはAMIY MORI(エイミー・モリ) 委員です。エイミーさんはとてもエネルギッシュで熱い想いをお持ちの方なので、HPで是非その活動の様子を覗いてみてください。

AMIY MORI | Japan-Search.jp | ジャパンサーチ


今回エイミーさんが「地球や人に、どれだけ自分ごととして考え、想いやりを持って実行できるか」という視点で選んでいただいたのが「お互いさまの街ふくしま」の取り組みでした。

取り組みの詳細はこちらからご覧になれます。

zikkou22.pdf

復興は継続性がものをいう

授賞式の後でエイミーさんとお話しする機会をいただきました。エイミーさんは東日本大震災の後、東北沿岸部や宮城県気仙沼市、福島県いわき市などの復興プロジェクトを立ち上げ、長きにわたってご支援いただいております。

気仙沼市では、震災によって光が消えた街に、クリスマスのイルミネーションを灯すプロジェクトで街に希望の光を灯してくださいました。

ONE-LINE with LIGHT UP NIPPON | 【公式】気仙沼の観光情報サイト|気仙沼さ来てけらいん

また、いわき市に避難した広野町の方々の仮設住宅がなくなるまで支援をいただき、広野町から感謝状を贈られるほど町民と近しい活動をされました。

そのエイミーさんがお互いさまの街の取り組みを評価してくださったポイントとして、「継続性」があるそうです。

チームふくしまはFor you for Japan」(あなたのためになることが日本のためになる)、「For you for next」(あなたのためになることが次世代のためになる)の理念のもと、復興支援や社会課題の解決、働く人や地域の幸福につながることに注力しています。

特定非営利活動法人チームふくしま - 福島県ホームページ

それを支えるのが次の3つの事業です。

(1)「福島ひまわり里親プロジェクト」
(2)「コミュニティフリッジひまわり」
(3)「お互いさまの街ふくしま」

チームふくしま3つの事業

実はチームふくしまは以前にもこの3つの事業の中のひとつ「福島ひまわり里親プロジェクト」で受賞経験があります。第三回グッドライフアワードの環境大臣賞グッドライフ特別賞です。

環境省_Good Life Award(グッドライフアワード)福島ひまわり里親プロジェクト


エイミーさんご自身が東日本大震災の後、多くの被災地を支援されていて、復興を最期まで見届けることの重要さと大変さを体感されています。だからこそ、チームふくしまは受賞歴があるにも関わらず、震災後に継続して様々な活動に取り組んでいることを評価してくださったのだそうです。

体験という財産

エイミーさんはボランティア活動をする際に大学生を連れて行き、震災で困っている人たちを助ける経験を若者にさせていたそうです。

お互いさまの街を広げる活動をして私が学んだことのひとつに、「自分は誰かのためになにかできる」という感覚を持つことが、本人を幸せにする大切な「鍵」になるということがあります。エイミーさんが大学生にプレゼントしたのは「体験という財産」です。

エイミーさんは、映画監督であり、海外の有名俳優のポートレトも撮るほど国際的にご活躍されている写真家でもあります。国際的な活動と日本の被災地支援の活動をされているエイミーさんの一言が印象的でした。

私がする行動と、皆さんがする行動(の価値)は一緒

私はこの言葉に背中を押してもらえました。

世界をまたにかけ、大きなプロジェクトを動かされているエイミーさんの地球を想って取り組む行動も

若いながらに地球のため、誰かのために何かできないかと考えて起こす行動も

同じ価値があるというのです。行動の規模も結果の代償も関係ないのですね。

自分ができることを
自分ができるときに
継続して取り組むこと

こんな風に捉えることで、肩の力を抜いて、自分だったらどうしたい?なにができる?と考えて行動に移せるかもしれません。

環境と人に優しいコラボがすぐそこに!

環境と人のために行動する信念と情熱をお持ちのエイミーさん、また前向きで受賞団体を心から応援をしてくださる審査委員の皆様と出会えたことでますます勇気をもらえました。


グッドライフアワード委員の皆様

それに、授賞式に集まった方々のプロジェクトはどれも共感する内容でした。お話を伺うと、環境と人のためになにかしたい!という熱い想いが伝わってきました。中には「お互いさまの街」の取り組みのお互いさまチケットに興味を持ってくださる団体さんもいらっしゃったので、今後「環境と人に優しいコラボ」が生まれるかも!?とワクワクが止まりません!

最後は「これからよろしくお願いします!」の挨拶でエイミーさんとお別れしました。またお会いできる日はきっと近いことでしょう。

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