世界初!体験型お互いさまチケットでグラッチェから広がれ「お互いさまの笑顔」ペイ・フォワード記事Vol.57
郡山市から敬愛の姿勢を発信する会社「夢成(ゆめなる)」
今月10月25日(金)に企画されている、お互いさまチケット研修会。基調講演をしてくださるのは、元株式会社モスフードサービス専務取締役の田村茂さんです。そしてこの企画を立ち上げる際に一緒に田村さんにお会いしに行った方が今回の記事の主人公、鈴木厚志さんです。
夢成株式会社の代表取締役である鈴木さんは、外食・教育・敬護・看護と、幅広く事業を展開されています。
その鈴木さんが手がける「農家ピザくまのグラッチェ」(以下、グラッチェ)でもお互いさまチケットを導入されています。
このレストランでお互いさまチケットの開所式をされた日にちょうどフィンランド人アッリと訪問することができたことは前回の記事でも触れました。
その日に始まったばかりのお互いさまチケットを使って、フィンランド人に初めてのお互いさまチケット体験をさせてくださったグラッチェ。実は世界初の取り組みをされているというのです。
グラッチェのインスタグラムでこんな発信が。
確かに、パンデミックや世界的な物価高騰などもあり、子どもたちに体験をさせてあげる金銭的・精神的余裕がないご家庭も増えているようです。そんな時勢の中で、お互いさまチケットを活用した体験のプレゼントは子どもにも親にも嬉しいですよね。
体験を提供する子ども食堂の様子はこちらです
このレストランが入っている建物、郡山市青少年会館は、子どもたちが合宿に使うことがよくあるそうです。
私が訪問したお互いさまチケット開所式の日も、ちょうど郡山市の複数の小学校の子どもたちが集まって合宿をしているところでした。そこで、「今日からこのレストランで、無料でピザ作りができるチケットが始まったんだって。」と小学生に伝えると、「すごい!」「今度来てみたい!」と興味津々でした。
合宿で来たことのある施設に、今度は家族で訪れてお互いさまチケットを使ってピザ作りすることができたら想い出が二倍にも三倍にもなりますね。
地元の農家さんの支援をされているということで、このようなチラシも置いてありました。生産者さんの顔が見えると、料理の素材にもより大きなエネルギーを感じますよね。グラッチェでは、農家さんの氣持ちもたっぷり感じつつ、お互いさまチケットの存在に感謝して、美味しいイタリアン料理を味わうことができます。
夢成さんは郡山市にも他の農家イタリアンArigotoを展開していますよ。
グラッチェから世界へ笑顔を広げよう!
グラッチェのもう一つの特徴は、温かい心を持つスタッフの皆さんだといえるでしょう。ペイ・フォワードとは?恩送りとは?の説明文からもその心の温かさが滲み出ていて、読んでいるだけでスタッフの皆さんの温もりで包まれるような氣分になってきます。
そんなスタッフの皆さんは、グラッチェがお互いさまチケットを導入して以来、どうやったらもっとお客様に使ってもらえるのか、もっと知ってもらえるのか、お客様同士の心の交流を深めることができるのか、と自主的に考えて行動に移していらっしゃるそうです。インスタグラムの投稿をみても工夫が伝わってきます。
お互いさまチケットを購入した方からの「どうぞ」のメッセージ、利用した方からの「ありがとう!!」のメッセージが、一枚の大きな紙の上で両方見られるようにしているのはとても印象的です。
愛が巡っていることや、与えることは受け取ることという想いが視覚的に伝わってきませんか?
この紙の上のやりとりをみているだけで、実際に心が温まった人がこんなにいるんだ、と思い遣りの温かさが私にも伝わってきます。心の交流を目に見えるようにすることは、こんなにも温かい意味があるのですね。童話『北風と太陽』の太陽の光に照らされて思わず行動に移したかのように、私まで何か人の役に立つことをしたくなります。
友だちに紹介したくなる思い遣りが滲み出るお店
こんな素敵なアイディアが生まれる職場で、スタッフの皆さんは日々どんなお互いさまチケットの感動体験をしているのでしょうか?スタッフの皆さんお一人お一人の中に忘れられない感動秘話があることでしょう。10月25日はそのスタッフの皆さんを代表して、オーナーの鈴木さんにお話を伺いたいと思います。イベントの詳細はこちらです↓
先日宮城県在住の友人に郡山で食事するならどこがいいか聞かれ、すぐにこのお店を紹介しました。お店の名前にもあるように、グラッチェという感謝の気持ちが、お互いさまチケットを通じてますます広がっていきますように!