福島からの愛の種が宮城で芽吹いた！ペイフォワード記事Vol.4
大好きな福島から宮城への引っ越し
私が福島県から宮城県に引っ越してきたのは二年前のこと。引っ越してすぐのころは、大好きだった福島を離れたことのさみしさや、新しい場所になじむまでの苦労が重なっていました。でも、想いを共にする人との出会いに次第に恵まれるようになり、今は穏やかで幸せな日々を送っています。
さて、私が福島から宮城に引っ越して二年も経った今になって、なぜ福島で体験したペイフォワードを広めようとしているのか。それは、仙台市にある、とあるカフェとの出会いがきっかけでした。
ペイフォワードを広める活動のきっかけに
私の心に愛の灯がともった瞬間
そのカフェの名前はAWESOME Cafe(オーサムカフェ)。オーサムとは最高！イケてる！などという意味です。その名の通りこのカフェでは、オーサムな出会いが続出するんです。
https://www.instagram.com/awesome_cafe.sendai/
ある日、私が初めてオーサムカフェに行った時、レジの横に「Pay It Forword」と書いてある板を見つけました。「ペイフォワード！？福島でもよく使っていなたぁ。仙台にもあるんだ～嬉しいなぁ。」と思って、スタッフの方に福島での経験を伝えました。すると・・・
なんと、このオーサムカフェのペイフォワードチケットのやり方を、福島市のBLTカフェ（Vol.３参照）から学んだというのです！！
それを聞いてどれだけ私が嬉しかったことか。私の大好きな福島のよさを仙台の人たちが引き出してくれて、さらに仙台に持ち込んでくれるなんて。
この瞬間私は「このペイフォワード、恩送り文化をもっと宮城県に広めたい！」と決意しました。そしていつか、日本にも世界にも広がっていくことをイメージすると、とても心温かになったのです。
この写真は、実際に私がペイフォワードチケットを使わせていただき食べたチーズケーキです。大好物のチーズケーキが、知らない誰かとお友達になれたような温かい気持ちで食べると、さらにおいしく感じられました。しかも、後日このメッセージカードを見せながらペイフォワードについて話題にしたところ「そのチケット、私が贈った物です！！」という方とばったり出逢わせていただいたのです！やっぱり私にとってペイフォワードは、人をハートで繋ぐ、意味深い存在です。
持続可能な循環型社会の拠点になるペイフォワードカフェ
ペイフォワードカフェのコンセプト自体は、福島で生まれたものではありません。海外で始まったものを、福島市の友人が参考にして彼らのスタイルで形にしていったものです。このように、情熱を持って行動を続けていると、想いを同じくする人と出会うことができます。そして、その波動が共鳴した時に、想いや愛が次への場所へと伝播していくのですね。これがとどまることなく起き続けると、愛の循環が拡大していきます。
昨今もっぱらテーマになっている持続可能な循環型社会とも親和性が強いですよね。なぜなら、自分ができることを、できるときに、喜んですることで、隣の誰かを安心させたり喜ばせたりできる。そのようなコミュニティが私のイメージする持続可能な循環型社会です。それが可能になるには、まずは自分自身が「見えない誰かとつながっている安心感や自信」を感じとれることが大事だと思っています。その結果、孤独感や無力感から抜け出し、自分らしくいることにフォーカスを当てることができると思うのです。
だからこそ、ペイフォワードスタイルのカフェや居場所が増えることで、安心と自信に満ちた人が増え、そこからまた互いを輝かせ合える人間関係が広がっていくのです。そのようなカフェを運営すると、お客さん同士が生き生きと交流する様子を目にすることができるはずです。その豊かな人間関係に触発されてまた新たな人たちが引き寄せられていく。カフェ側もお客さん側もいいことづくしですね。
カフェでほっと一息つきながら、ペイフォワードチケットを利用して見えない誰かとお友だちになってみませんか？
ランチセット、デザートセット、ドリンクの３種類。