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お互いさまの街の住人が持つフィルターとカラー ペイ・フォワード記事Vol.64

体がほてるのは心に火が灯った証拠


お互いさまチケット研修会の基調講演をしてくださった、元株式会社モスフードサービス専務取締役の田村茂さんに、この日の研修を終えてどう感じたか聞いてみると嬉しい言葉が返ってきました。

「この会場に集まってくれている人の目がいいですよ。会場によっては、「非科学的」である私の話に入り込めない人もいるんですがね。でもこの会場に集まってくれた人は、とてもいい表情をしていますね。」

田村さんの講演後の感想

よい講演会の後は、参加者の皆さんの表情が明るく、いきいきしていて、「私も何かやりたい!」という情熱に溢れて、熱気がありますよね。あの日の会場の空気がとてもよかったことは参加した皆さんならきっと感じてくださったのだろうと思います。それは「熱気」という言葉通り、「お互いさまの街」について知れてよかった!という喜びのエネルギーで体の奥がほてってくるような感覚です。実際会場の気温も上がっていたのではないでしょうか。

どんな講演だったか氣になる方は、こちらをご覧くださいね!

「心のドメイン」を「喜んでお役に立つ」に設定しよう

田村さんの表現を借りるなら、あのときの会場の皆さんの「心のドメイン(領域・ありよう)」が同じ方向を向いていたのでしょう。私は「心のドメイン」とは、何かを体験したとき、または成し遂げようとしているときに、その出来事をどのように自分の心に書き留めるのかを決めるものだと思っています。

私はPCを使って記事を書くので、ブルーレイカットの眼鏡を使っています。その眼鏡を外すと、「あれ?」世界が白っぽく見えます。そして、眼鏡をよーくみてみると青っぽいのです。そうか、私は青い眼鏡をかけて、世の中が青く見えていたんだな、と気付きました。

これと「心のドメイン」は同じことです。「起こる出来事は全て自分の学びだから反省して次に活かそう」「このことから学んで相手のお役に立ち喜んでもらおう」という心のフィルターを通して世の中を見るのか。それとも、「自分にとって都合の悪いことはさっさと忘れよう」「うまくいかないことは誰かのせいにしても仕方ないよ」というフィルターを使うか?どちらに「心のドメイン」を設定していると自分のため、相手のため、世の中のためになるのかは想像がつきます。お互いさまフィルターで世の中を前向きに捉えたら、自分自身の成長も、関わりのある相手の満足度も格段に伸びていきますよね!

お互いさまの街にいると自然とお互いさま色に染まってくる

そういえば、眼鏡つながりでいうと、こんな唄を子どもと歌って踊っています。

とんぼのめがねは みずいろめがね 
あおいおそらをとんだから とんだから

とんぼのめがねは ぴかぴかめがね 
おてんとさまをみてたから みてたから

とんぼのめがねは あかいろめがね 
ゆうやけぐもをとんだから とんだから

とんぼのめがね

青い空を飛んでいると青色の眼になって、赤い空を飛んでいると赤色の眼になる。なんだか周りの環境によって色が変わるカメレオンのようですね。人間も、自分の身を置く環境によって、心のあり方が変わります

よく、チームの特色、個性を象徴するものとしてチームカラーという表現してが使われますよね。私は、困った時はお互いさまで助け合うことを喜びとする、という姿勢を、「お互いさまカラー(色)」と名付けました。

お互いさまに溢れている環境に身を置くと、自分も「お互いさまカラー」に染まっていき、お互いさまの行動をするのが当然になりそうです。

研修会では「よい心のドメインのあり方が生み出した感動体験」、「ホスピタリティ感性に溢れた感動エピソード」、「お互いさまチケット導入店でのスタッフとお客様の心の交流エピソード」が次々と飛び出し、お互いさまの海にどっぷりと浸からせていただきました。

おかげそまで、参加者さんの心の奥底から「私にもできるかも!」「私もやりたい!」という「その気」がムクムクと湧いてきたようです。

私たちはきっともう、心に「お互いさまフィルター」を持ち、「お互いさまカラー」をした、「お互いさまの街の住人」です。
その住人は、お互いさまの心温まるエピソードがついつい見えてしまい、お互いさまの行動をついついとってしまい、相手の喜びを自分の喜びとして感じられるハートウォーミングな人たちです。「あ、あの人もお互いさまの街の住人かもしれないな。」なんて想像しながら街を歩くと毎日が楽しくなりそうです。

私たちと一緒に「お互いさまの街の住人」になりませんか?楽園は地上にも作れます!

おまけ

「心のドメイン」など、経営や日常生活に通じるヒントを知りたい方はこちらをご参考にされてくださいね。



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