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中国語の音読を始めました。
こちらの本を使ってます。↓↓↓
80語以下、時間にして1分余りのパッセージが見開き左ページに、解説や応用編が右ページに。「1日10分の音読習慣を身に付ける」を謳うだけあって、なんとかこーとか続いていて、ようやく21課まで来ました。おお。素直に自分を褒めておこう。
私の中国語との出合いは、仕事で頻繁に大連へ出張していた頃なんで2010年代初期。日露戦争の舞台、旅順にも連れて行っていただきました。
出張先の方々は、総経理(社長ですね)以下日本語が堪能で、こちらが中国語を話さねばならない必然性は全くなかったのです。でも、同僚同士の会話や、夜の食事会、啤酒(ビール)や白酒で酔いが回ってくると彼ら・彼女らの口をついて出てくる中国語、これをなんとか理解したい!あわよくば会話に混ざりたい!と強烈に感じたことを覚えています。
その動機に突き動かされて、会社で研修として受けられるオンライン講座や中国語レッスン(めっちゃ明るい台湾人のお姉さまが講師だったなぁ)、独学と、いろいろ試したけれど悲惨なくらい全く覚えられず。また、大連の会社との仕事から離れてしまったこともあり、放り出してしまってました。
ところが去年から手を出したDuolingoで、いとも簡単にあっさりと最後までやり切ってしまったのです。もう本当に、過去やってたことどもって一体何だったのと天を仰ぐ。拼音(ピンイン)なんて、本当の本当の本当に、覚えられなかったんですよ。
余談ですがDuolingoは、見ず知らずの言語の基礎の基礎を身に付けるにはちょうどよいなと思ってます。中国語の次にやり始めたインドネシア語なんて最たるものでしょう。マレー語と近しいので挨拶や数といった超基本的な単語しか知らなかったくせに、今や身の回りの名詞、動詞、形容詞、時の表現(曜日とか昨日・今日・明日とか)、受動態も覚えました。正直実用にはまだまだ程遠いですが、英語に比べたら文法、何より発音が超簡単なのが助かってます。
これなら、そもそも文字が難解なアラビア語、ロシア語、韓国語、ベトナム語とかも覚えられちゃうかも。そーいや架空の言語、スタートレックで出てくるクリンゴン語も選べます。ちなみにこれらは全て、ベースの言語を英語にした場合。日本語にすると英語、中国語、韓国語くらいのバリエーションしかありません。
余談おわり。
Duolingoで基礎を固めたとは言え、やっぱし発音、特に四声はぐっちゃぐちゃな訳です。Speakingの問題も出てくるのですが、所詮アプリ(AI?)に向かって喋ってるだけで、少々おかしくてもパスできるので苦笑
これはイカン!と、基本中の基本である発音、四声に特化して練習してみようと思い立ち、活動制限令の合間を縫って訪れたマレーシア紀伊国屋書店で、運よくこの本に出合えたのでした。ラッキー自分。
最初のうちは、お手本となる音源を聞き、お題の文章を見ながら音読していたのですが、このやり方だとどーも歯切れ悪い。"我"とか"喜欢"とか、Duolingoでも繰り返し繰り返し出てきてすっかり覚えてしまっている単語は問題ないけれど、もちろん初見の単語も出てくるので、簡体字と、拼音と、音声を結び付け発話するまでに時間を要しているのらしい。
待てよ。
そっか、英語でも”音”に着目!って気づいたとこやったな…
中国語でも試す価値あるやんね。
英語でも昔、shadowingにハマってこのやり方一本槍な時代も過ごしてきたのですが、中国語でも挑戦してみることに。ちょっと、息の長いチャンクに当たるとモゴモゴしてしまうものの、今のところ結果は上々。語学学習において”音”って、超重要ですね。
このまま初級編の60編を走り切り1度で終わらせず何度も繰り返しながら、次の中級編にも進んでみるつもりです。
あ、いや、自分で学ぶだけでなく、そろそろ中国語オンラインレッスンを受けるとか、中華系マレーシア人の同僚なり店員さんなりに対して話しかけるとか、実際に使ってみないとね。