そろそろ、マレーシア旅のはなしを。マラッカ編
こないだの土曜日、弾丸でマラッカまで行ってみた。片道約150km、ストレートなら以下Google Mapsにもある通り、高速使って車で2時間前後なんだけども、途中休憩をはさみまくったので3時間くらいかかった。
東京駅起点で150kmというと、栃木県那須塩原市や静岡県静岡市が当てはまるそう。
日本人の家族や友達がマレーシアに来るとなるとほぼ間違いなく、「マラッカに連れてけ」と言われる。おそらく世界遺産(≒観光地)として有名過ぎるからだろう。
それも含め、自分だけでの旅行も入れたら通算5、6回は訪れているかも。
きっともっと奥深いに違いないのに何故だか個人的には満腹感が否めないが、纏めてみたい。
世界遺産
何はともあれ、外せないでしょう。
マラッカと言えば、これがみなさんの頭の中に浮かぶイメージだろうか。オランダ広場。
マラッカを象徴する場所、オランダ広場。17~18世紀にかけての歴史的建物が美しく保存されている観光の中心地です。
(上記マレーシア政府観光局本国サイトから引用、以降同様)
ちらほら人が写ってるけども、もちろんみなさんマレーシア人。めちゃすいてる。
マラッカ名物トライショー、派手な飾りつけと音楽が目と耳を引く自転車タクシー。
けど客がおらん。
ちなみに2017年8月の様子はこちら。
このお姉さま方はきっとマレーシア人と思うけど、ボリュームが違いますな。
お洋服だけでなくヒジャブ(ヘッドスカーフ)がとってもカラフルなので、彼女らが現れると一気に華やかになる(無論、黒のヒジャブで質素な方もいる)。最近だとマスクも、トータルコーディネートの一環なのか、ヒジャブに色味を合わせたお洒落な人が多い。
「メガネは顔の一部です」という眼鏡屋のCMもあったはずだが、「マスクも顔の一部です」ってか。
さて、オランダ広場からマラッカの丘を上れば出迎えてくださる御方。
フランシスコ・ザビエルさまであります。
2020年8月に泊まった、ホリデイ・インとともに。
(右奥の建物)
いろんな角度で撮った写真が残っている。
初めて行った2017年8月
2回目、2018年2月
3回目、2018年3月
後ろに見えし白き廃墟は、セントポール教会跡。
重厚な外壁が残るカトリック教会跡。その隣にフランシスコ・ザビエル像があります。ザビエル像の右手が無いのは、かつて埋葬された彼の遺体がローマ法王の元に届いたとき、右手が無いことが判明。同じ時期、このマラッカのザビエル像に雷が落ち、右手を直撃。粉々に飛び散ったそうです。教会跡は丘の上にあり、マラッカ海峡を望むことができます。
グルメ
うーむなんかお腹減ってこん?
やっぱりここは
チキンライスボールでキマリ☆
チキンライスに関しては好きすぎて、別の記事にした。溢れるチキンライス愛はこちらをどうぞ。本記事冒頭はマラッカのチキンライスボールから始めてある。
この記事で行きたいと書いていた和記に向かったが、なんと閉店しておる…
往年の和記
有名店と言えど観光客でもっていただろうから、COVID-19の影響は免れなかったか…残念。
いつも吸い込まれてしまう別店舗、Famosa Chicken Rice Ball, 古城鶏飯粒は健在だったため、そちらでいただきました。
左端にギリ見えるファミマは閉店してたけど、このレストランはしぶとく生き残っていてほしいなー。
夜は夜とて、
(但し週末のみ)
ジョンカーストリートのナイトマーケットもなかなかよくて。写真は2018年2月。海が近いだけあってかシーフードがおいしかった。夜市メシ、屋台メシって何でこうも、こころを揺らすうまさなんでしょう。
週末にマラッカに訪れたなら、ジョンカー通りで開催されるナイトマーケットは見逃せません。点心、ちまき、パイナップルタルト、クエ(伝統菓子)、さとうきびジュースと露店が並び、マラッカグルメの食べ歩きが楽しめます。日用品店、雑貨店も多くあり、公開のカラオケステージもあるので、多くの地元の人でにぎわっています。
COVID-19を経た今、どのくらいにぎわっているかは未確認。
マラッカ海峡モスク
たまには郊外へ足を伸ばして。
マラッカで一番美しいモスク。マラッカ島とよばれる出島にあり、マラッカ海峡に浮かんでいるように見えます。夕方に到着するのがおすすめで、夕日に染まるモスク、そして夜空にライトアップされた幻想的な姿を見ることができます。
海≒マラッカ海峡自体は正直、そこまで綺麗ではないのだが、海の上のモスクはなかなかよき。引用にもある通り、夕暮れどきはさぞや映えるんだろう。
夕暮れではなく明け方ではあるが。
フランシスコ・ザビエルさまと写り込んでいたホリデイ・イン、実は2020年8月に泊まってる。そのときの部屋から撮った1枚。
タンカーと思わしき船舶も見えて、マラッカ海峡は今でも海の要衝なんやなーと実感した次第。
おや、結婚式写真?
マラッカについてざっと纏めてみた。
こんな2000字足らずの文章と写真じゃ語り尽くせない魅力をもつ町だと思うので、国境が開けば是非、足を運んでもらいたい。
以下、東南アジアを知るための良書。