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伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイスで“かいじゅう”に出合う

昔、少なくとも訪問当時の2012年は見出し画像の通り二見シーパラダイスだったと思うのですが、改名されたのですね。

伊勢夫婦岩ふれあい水族館 伊勢シーパラダイス (ISE Sea Paradise)

へと。ここはもうなんといっても

距離の近さ

でしょう。

怪獣、もとい海獣との。




セイウチでけぇし、近すぎん?!

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しかし見事な三段腹ですのぅ忍笑
彼ら彼女らからすると、こうやって重力に逆らって”座る”のって、どういう気持ちなんやろ。


(セイウチちゃうけど)お疲れさん。

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二見(伊勢)シーパラダイスと言えば、アッカンベーをするミナミゾウアザラシの丸子を避けては通れまい。
英名もまんま、Southern elephant sealと呼ぶのですね。
私が訪問した後の2012年9月には世界最長飼育記録を樹立した上、翌2013年4月、24歳6か月で大往生を遂げたとのこと。ということは、野性下はおそらくとして飼育下でも、ミナミゾウアザラシ界において最高齢、ゴッドマザーってことか?!
ミナミゾウアザラシの飼育という観点では、日本で最後の個体だったようです。もしかしたら世界でも?


そんな高齢にも関わらず姿を見せてくれました。
気力・体力を使うであろうアッカンベーも披露されていたが、大人気過ぎて近寄れず。

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もうあなたは、この世のどこにもおられんのやな…
会えてうれしかったよ。

合掌。



日本の水族館では特にお約束のペンギン。
胸の黒い筋が1本かつ細目、顔の周りの白い部分が小さめなんでケープペンギンでしょうな。
ペンギンの見分け方は興味深い。

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右から2番目とか4番目、模様がボワッとした個体がいるが、幼鳥と思われる。産まれたてはもふもふしてカワイーって感じだが、成長が早過ぎてあっという間に成鳥と同じ大きさになってしまい、すぐ見分けがつかなくなるのです。
もしペンギンの赤ちゃんに日本の水族館で会いに行きたければ、秋冬に行くことをオススメします。ペンギンってそもそもも南半球の生き物であり、繁殖シーズンは春夏。てことは日本だと逆転するので秋冬。



近っ
けど相手は鳥類、よい子は手を出さないでね。
とんでもないことになりますよ…

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これだけでは、ツメナシカワウソかコツメカワウソか見分けがつかないが、カワウソゥ選挙映えある第1回王者、ブブゼラ父さんかな…だといいな…

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彼も2017年9月に永眠。合掌。



伊勢といったら、豪快に。
美味しそう、というよりもこのエイリアン感溢れる形状が、甲殻類の真骨頂ではないかと思う。

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終盤、
アカハライモリに、

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たぶんアイゾメヤドクガエルもおられまして、

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両生類爬虫類もそれなりに(いやいやだいぶ)好きな私は、心の底から堪能いたしました。



水族館巡りのバイブル、中村元さんの全国水族館ガイドによると

この水族館は古いし、正直なところ貧乏らしい。でもそれを武器にして、世界でも類を見ない柵なしふれあい展示を次々と開発。遂には魚類、タツノオトシゴともふれあえるようになってしまっているらしい。

むーんこれは再訪するしかないではないか…
日本人のお家芸?、創意工夫も捨てたもんじゃない。



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