為政者の”声”
Podcastで英語のニュース、Global News Podcastを聞き続けてもうどのくらい経つんだろうか。
この記事を書いた2021年3月を起点としても、半年以上は経つみたい。このとき、英語でニュースを聞くことのとメリットを自分なりに纏めてみたが、今日はもうひとつ付け加えてみたい。
世界各国の、国家元首を務めるもしくは務めたひとびとの、肉声がきけること
そもそも日本だと、すぐにキャスターが話す日本語のニュースか、通訳が話す日本語訳がかぶさってしまうので、各国首脳の生の声を聞く機会があまりないと思っている。
声
って、国を率いるリーダーにとって大事な要素ではないのだろうか。
自分の意思を伝えるにあたって。めちゃくちゃに。
私、Mr. Obamaがこんなええ声の人だなんて知りませんでしたよ。
イギリスはグラスゴーで開催中のCOP26にて。
さすが演説の名手。”Yes, we can!”で全米中沸かせただけあるな。
しかも聞いてると英語って、日本語とは全く発声方法が異なる言語だと痛感させられる。「言葉をはなす」とはそもそも、唇、舌、喉、口の周りの筋肉を総動員して行う営みだと思い知らされる。
更になんというか英語って特に、腹の底から芯のある声を出す言語。おそらく意識もせずに。
それを聞いただけだけでものすごく、演説が説得力のあるものに思えるのは、私だけだろうか?
しかし年取らはったな…
一方現職、Joe Biden
何度もGlobal News Podcastで登場するけれども(特に今年は、アフガン米軍撤退とかあったし)、やっぱり就任演説が白眉でしょう。(当たり前か)
…でもなんだか、お年を召した割に子どもっぽいお声なのね。
このおふたりのあいだのトランプさんは割と、日本のニュースでも生声を聞けた方かも知れないが、
あんまり惹かれない。
BBCなので、自国の首相Boris Johnsonの登場頻度は高め。
なんかちょっと鼻にかかったような声なのか…
the UKといえばこの御方を無視してはなるまい。1:23辺りからお話になりまする。
うーわーこれがQueen's Englishというやつか!
今Brightureで習ってるAmerican Englishとは全然違う!
英語ばっかりもアレなんで、そう言えば習近平の肉声聞いたことないなと思いつく。中国語も勉強中であるからしてな。
...なんか普通のおっさんやな。(失礼)
権力の中枢、しかもど真ん中にいる人って、もっと威厳のある声かと思ってた。
韓国の文在寅も聞いてみたれ。
はぁ…まぁ…
至って普通の人、という感じ。官僚っぽいと言ったら怒られるのか。
全く調べもしないで恐縮ですが、彼の声に賛同する韓国国民は如何ほどか?
韓国語の素養は全くないけど、ついでに金正恩も…
冒頭0:10前後の、女子兵士たちが涙ぐむ絵面が強烈だけども、彼本人は至って普通の御方でびっくりした。むしろ原稿棒読みか?!
韓国語って、感情が絡まりまくった言語のイメージがあるので。
そういえばまだ、首相になってからの岸田さんの肉声(英語)を、聞いていない気がするな。
あなたは世界に、どのような”声”を届けるおつもりでしょうか?