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【速報】オンラインでTOEIC受けてみた

書きたいネタじゃないのに(絶賛熟成中…)、こんな記事ならすらすらと。苦笑
タイトルの通り、TOEICをオンラインで受けてみたので、その様子やら結果やらを綴る。



TOEICのオンラインテストとは

24時間365日いつでも、インターネットに繋がる場所ならどこでも、パソコンとタブレットを使ってオンラインでTOEICを受験できるようになったらしい。但し正式名称は「TOEIC Program IPテスト(オンライン)」、つまり現時点、団体用のIPテストに限られる。例えば在宅勤務中の従業員に受けさせたい企業や、生徒の受験機会を増やしたい学校向けってこと。ただでさえカンニング対策が大変そうなので(オプションとして、AI監視サービスが利用できるらしい…)、個人への開放はまだまだ難しそう。
でも受けてみて正直、

もーTOEICもオンラインでよくね?!
なんで2時間も拘束されて、マークシートの塗り絵をせにゃならんのだ?!

と思ってしまった。
ここまで読んでくださった個人でしか受ける術がない方、ごめんなさい。



TOEICオンラインのよかったところ

受けられない読者のみなさまからは、デコピン飛んできそうだけども、以下5つ纏めておく。

自分で受験日時を決められる

当たり前ですけどね。でもこれかなり大きいのでは?
特にうちの会社だとオフラインの場合、試験開始が定時後だったため、仕事で疲れ切った脳ミソに鞭打つハメに。こんなのいい結果が出る訳ないじゃないかぁー。


試験時間が短い

IIBC、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会のホームページより引用させていただく。

Listening section & Reading sectionの試験時間と出題内容

そう、Listening25分間、Reading37分間、おおよそたった1時間で済むのである!
TOEICと言えば己の集中力との戦い。如何にListening45分間、Reading75分間、集中力を切らさず英語を聞き、読み、最後のマークを塗り終えるかがカギと言っても過言ではなかろう。それが、たった1時間、ポチポチクリックすれば終わるなぞ…


問題数が少ない

くどいようだがもう1度、試験時間と出題内容を見て欲しい。

Listening section & Reading sectionの試験時間と出題内容

他に気づくことはないだろうか?
そう、試験時間が短いということは、問題数も少ないということだヨ!
Listening、Reading共に、Unit One25問、Unit Two20問。むしろこっちの方が、1題1題集中して取り組めた気がする。

多くの企業・団体、学校で活用されているTOEIC L&R IPテスト(オンライン)では、CATが用いられています。CATとは、Computer Adaptive Testの略称で、受験者の能力に合わせてリアルタイムで出題問題が変化するテストシステムのことです。
最初のステージ(Unit One)で全受験者に25問の同じ問題セットが出題され、次のステージ(Unit Two)では最初のステージでの正誤度合に応じて受験者ごとに異なる20問の問題セットが出題されます。そのため、 少ない問題数(=短時間)で受験者の能力(スコア)を算出することが可能になります。

IIBC、一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会のホームページより引用

これくらいの出題数でスコア判定できるのなら、オンラインだけでよくねぇか…?
いや最早、オンラインのみにしてほしい…終わった後の抜け殻感が半端なく、生活に支障を来すので。


マークシートの塗り間違いが起きない

これはListening中に気づいたこと。
問題文のに選択肢が現れるため、確実にその問題に対して解答することができる!
マークがずれて、正解だったものも不正解になってしまうなんて、英語とは何の関係もないミスを防げる、これこそ流行りのDXではなかろうか(?)。

マークの塗り間違いをやらかし、阿鼻叫喚だった前回はこちら。


結果が即わかる

Listening、Reading、Totalそれぞれのスコアは、受験を終えた直後、即座に表示される。個人的には、各セクションの心境がどうだったか記憶が残ってるうちに、振返ることができるのが有難い。


で、今回の結果は、と言いますと。

Listening:420
Reading:445
Total Score : 865

だいたい1年前、まだマレーシアにいたときに受けた時点、
Listening:340
Reading:405
Total Score : 745
だったので、V字回復達成。両方とも400超えたのも初めてで、感無量。

と、ここで、各セクションの様子を振り返っておこう。
前回受験時はこんな感じだった。



TOEICオンライン振返り

事前準備

受ける前の準備についても、書き残すことにする。
所属団体から、このURLにアクセスして受験者登録せよとのお達しが来るので指示通りに登録しておく。そのときに、受験者サイトへのログインに必要なAuthorizationコードなるものが発行され、パスワードも決めないといけない。Authorizationコードはリマインダメールに載ってるのだけどパスワードは完全自己管理であり、お忘れなきように。


試験前

「受けたるでー」と自分で決めた日時、受験者サイトへのログインを済ませたら通常と同様、アンケート入力を求められる。最終学歴は?とか日常で英語を使う割合はどのくらい?といったやつである。受験のしおりも読んどけとURLが示される。
そうそう、Listeningにあたって、自分のデバイスのスピーカーからきちんと音声が流れるかテストできる。ここでボリューム等調節しておきましょう。


Listening

いよいよオンラインテストのはじまりはじまり。どきどき。
ここで、Listeningの出題内容と問題数をおさらい。

写真描写問題は、写真がぽんと出て、適切な説明をしている選択肢を選びなはれ、というもの。ここはまぁ、いつもそうなんだが、迷いなくできたかな。

応答問題は、単一の質問に対する適切な答えを選択肢から選びなはれ、というもの。たまに自分が想定していた回答がなくてどーしよーとなるところなんだが、今回はたまたまそういうのがなかった。ラッキー?

会話問題は、ふたりか3人の短い会話を聞き、設問3問に答える、というもの。どこが答えとなるのか見極めるべく、会話を聞きつつも設問と選択肢を読むやり方で臨んだためか、なかなか骨折れた。設問を気にかける余り、回答を喋ってる箇所を聞き漏らすことになってしまったので。←これを本末転倒といふ。3問あるうち2番目が特にその傾向。

説明文問題は、ひとりが話す短いアナウンスや演説等を聞き、設問3問に答える、というもの。これも会話問題と同じく、聞き漏らしが発生した…
ここを取りこぼさなければ、もっと高スコアだったかもなーもったいない…

とは言えListening section全体的に、英語自体は聞こえてたように思う。500台や600台をウロウロウロウロしていた時代、あまりの早口にもう何喋ってんだかチンプンカンプンで、試験中泣きそうになったことを幾度も経験していますのでね。そこと比べたら進化の跡が見ゆる。

ちなみにUnit Twoについては、Unit Oneと同形式の問題が、正誤度合により個別にカスタマイズされて出題されるため省略。Readingも。


Reading

こちらも内容おさらいしておく。

短文穴埋め問題は、文字通り単文のとある箇所が空欄になっているので、適切な単語を選びなはれ、というもの。最初のうちは時間配分がわからず、ホイホイ解き進めた上に見直しもしなかったので、ここで取りこぼしている可能性大。

長文穴埋め問題は、メール等の長文のとある箇所が空欄になっているので、適切な単語や文を選びなはれ、というもの。ペーパーのTOEICでも、いつもアワアワし始める箇所…今回は、画面上に表示される残り時間を睨みつつ、余裕もってできた気が。

読解問題は、広告やメール、新聞記事等を読んで、設問5~6問に答える、というもの。一旦さっと解きつつ、残り時間ギリギリまで本文を精読したり、選択肢吟味したり、ができたかなと思う。

Reading section全体的に、いつもよりは余裕をもてたように思う。画面上に残り時間が表示されるのもよかった。Unit Twoがあることをすっかり忘れていて、Unit Oneがあと4分程で終了というときに「はっもしかして次のUnitなかったっけ?!」と焦ったけども。このたった4分でUnit Twoを解き切らねばならぬのかー?!と勘違いしたのですね。




TOEICをオンラインで受けてみた感想と、自身の振返りをお送りしました。既に500台600台から抜け出ているため、なんだかラクに受けられたような書き方になったけども、500台600台の自分が受けたらばどう感じたんだろうか。

また日本では、英語力を測るのに圧倒的に支持されているTOEIC。うちの会社も、グローバル人材であることの指標となっておりめちゃくちゃ笑かしてくれるんだが正直なところ、TOEICで測れるのは限られた側面でしかないことは重々承知。なんで私にとっては、「ちゃんと受けてまっせ~」「海外勤務から帰って来ても、スコア落ちてませんよ~」という会社向けアピールという位置づけでしかない。

嫌味に聞こえたら謝るが、「700とか800取れたら、どんだけ英語できるようになってんやろう…」と夢見る夢子さんだったんですよもともとは。人間、変わるもんである。それもこれも、英語を使って自分の世界を広げていくおもしろさに目覚めたから。
TOEICに特化した「お勉強」はせずに、満点は無理でも900超えられたら、またとないアピールとなるのだろう。次回受験は今年度下期、およそ半年後である。
それまで地道に、多読多聴を続けていくことにしよう。




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