そろそろ、マレーシア旅のはなしを。KL・お酒でやらかしました編
え?マレーシアって国教イスラム教でしょ?
酒なんて飲めんの?
はい、飲めますよ。
寛容な国ですから。普通にバーや日系居酒屋も営業してます。
ちなみにスーパーは、所謂Non-Halal、イスラム教的にNGなもの、豚肉やお酒を買えるところが別です。
向かって左の赤い門構えが通常のスーパー。
向かって右の黒い門構えが豚肉やお酒が買える場所。
他のイスラム教国では自国民・観光客関わらず全面的に禁止であるところも多いようですね。それらの国に果敢に挑戦された高野秀行氏の下記ルポは、微苦笑をもたらさずにはいられませんでした。
私も嗜む方とは言え、
そこまで飲みたいんか…
飲みたいよねぇ。
苦笑
あぁ、私がKLでやらかした話でしたね。
恥を忍び晒してみようと思います。
時は2018年、研修生という身分でマレーシアに来たときのこと…
かつて、クアラルンプールきっての大屋台街があった。Jalan Aloh, アロー通り。どの日本語の観光ガイドブックにも絶対載っている通り。
いつも何度でも、人がめちゃめちゃたっくさんいて、喧騒の絶えない。
そうそう、こういう点心屋台もそこここに出ていて、
当時住んでいたコンドミニアムからわざわざここまで、買いに来てた程。確か8個でRM10, 250円くらい。たった8個とは言えどもうちにとってはそれなりにボリュームがあり、ちょうどいい晩ごはんだった。
この通りの中に、うちだけでなく遠方より来る相方さんまでも魅了したお店がある。
Restaurant Sun Chui Yuen
それはそれはもう。
青菜炒めは大事でしょ。
生野菜サラダなんぞ期待しない方が身のため、南国マレーシアで野菜を摂るには中華がいちばん。
(油が大敵…)
春巻はお酒が進むくん。
いやいやいや!それどこじゃないよ!無限春巻きが発生しそうな程、永遠にたべ続けられるくらいうまい。
この日に食べてはいないのだが、このお店のナス炒め。
マレーシア中華最強説。
La Laというピリ辛味付けの貝、ツマミ力高くね…?
空の殻が一瞬で積み上がる。
これも別の日なんだが、魚介、特にエビイカにまとわりついたコク旨ココナッツミルクベースのソースが、食欲を刺激して止まらぬ。
卵焼き…はスルーできる気がしない。
からの…
真骨頂いくよ!
まずは尻尾から!
お次に頭から!
お魚一匹まるまる蒸したやつ。
Groupers (石斑鱼)って、白身魚やったと思う。
これが、
また…
パクチーが得意でない方は、ギョェェエェェとなるのかも知れないけれど、ちょうどいい塩梅で臭味が消えている。ショウガともどもいい仕事をしている。
こうしてうまい料理と共に進む進む
Tiger beer
ぷっはーっ!
っとなったら次いくでしょ。
この辺の、足ツボマッサージ通りを通り抜け、
(ここもよき!またいつか書く!)
Changkat Bukit Bintangへようこそ。
たかだか200m程の通りにひしめくナイトスポット。確かにここに来ると、急に欧米人の比率が上がる。ホンマにここ、イスラム教国マレーシアでっか?ってくらいに。
ええ、ハイ、こちらでやらかしましたとも。
その店の名はRock Bottom
ここのどこがいいって、生バンドの生ライブが聞けるところ。
こんなないすばでぃのお姉さんが歌う洋楽は、カッコよすぎて鼻血が出る
いやその前にまずな…
(見づらい)
何故にJack Danielのボトルが机の上に?
ここ日本ちゃうで?ボトルキープとかできんで?
飲む気満々やの?
あーあー
左の別にないすばでぃでもないお姉さん、ぐびぐび呑んでんけどそれコーラちゃうで!
Jack Danielのコーラ割ちゅうやつやで!
したらこうなるわな…
どこの国の人らかは全然わからんかったけど、突然始まる国際交流
てか、右端の黒いTシャツのお兄さんなぁ、めちゃくちゃわるいひとやったでぇ
このひとがひたすらお酒ついでくんねんて!
気づいたらJack Danielの瓶、2/3くらいなくなってたわ…
そしたら
はぁ?勝手にバンドに参入しとるやん!
真ん中の白いTシャツの人がうち
通常はこういうやつやろ
あー…
あー…
あー…
もう
むり
いしきをてばなす
次の日の朝は、お粥しか受け付けられなかった。
ホンマはこういう、
ナシレマ
ロティチャナイ
を、ラッシーと共に
朝ごはんとしてたべるのが定番だったのだが、
このときばかりは食欲がなかった。
当たり前やろが。
結局、終日アルコールは受け付けられず、ここに行くことができた。
Nasi Lemak Antarabangsa
マレーシアの国民食ナシレマッの有名店なのであるが、如何せん営業時間が自分と相性が悪い。
夕方から深夜までって…
(''Д'')
そんな時間帯に、高カロリィーなナシレマッは摂取したくないのですが…
これを打ち破ってくれた、あの夜よ、ありがとう。
締めのラーメンならぬ、締めのナシレマッですな。
その絶品がこちらです。