そろそろ、マレーシア旅のはなしを。水族館Loverがみたマレーシアの水族館@ランカウイ島
マレーシアに如何ほど「水族館」と呼ばれる施設があるか定かではないが、私が知るふたつめ、ランカウイ島にあるUnderwater World Langkawiに飛んでみることにする。訪れたのは2017年12月のこと。
おっとその前に、ランカウイ島ってどこでしょう?
Google Mapsからマレー半島を抜き出してみた。
はいすいません、自分のGoogle Mapsはフラグ立て過ぎ見にくくて申し訳ない。苦笑
ほぼほぼタイとの国境に近い、赤く囲ったところがランカウイ島。
黄色がクアラルンプール、青がシンガポール、
ピンクが北(ランカウイ島に近い方)からペナン島、マラッカ。世界遺産で有名な。
それではランカウイ島にズームイン。
青い線から上、北部エリアは、The DataiだったりFour Seasonsだったり高級リゾートが点在。砂浜が綺麗なんだそうだ。(未体験)
東のエリア、随一の繁華街クア周辺。(未体験)
そして、Underwater World Langkawiがあるのは西側、パンタイ・チェナン&パンタイ・テンガーと呼ばれる、ツーリストに人気のエリア。
ちなみに緑で囲ったのは、ランカウイ国際空港。空港からもめちゃめちゃ近いのがパンタイ・チェナン&パンタイ・テンガー。
位置関係をなんとなく把握した後で、水族館へレッツラゴー♪
さすがは観光地、島全体が免税地区、Underwater World LangkawiはAqualia KLCCよりも日本の水族館に近い感じがしたのです。
まずはChinese water dragon, インドシナウォータードラゴンがお出迎え。
カメラ目線にズキュン。
どうやらスマホカメラのレンズに激しく反応したらしい。
すげぇこっち見てくる。愛いやつよのぅ。
ひとしきりあそんだら。
貫禄のbearded dragon, アゴヒゲトカゲ。
うむ、なかなかに期待できまするぞ!
やや、こちらは…
ケープペンギンではないか!
真ん中のまどろんでおられる御方、モケモケかつブクブクなんでおそらく換羽中。ペンギンには羽根の生え変わり時期があり、その時期は海中に潜ってエサが取れないので極限まで太る。メタボも真っ青。
ペンギンは南半球の生き物で赤道を越えられなかったのだけど、ギリ北半球のマレーシアで、如何にして季節感(例えば、コウテイペンギン等極地ペンギンの繁殖シーズンは夏)を保っているのか興味が尽きない。
真ん中におわします君は、まだ幼鳥やよね?成鳥と比べ顔が真っ黒いので。
しかしよう育っておる…大きさ成鳥と変わらんやん。
お次はイワトビペンギンが。
こちらにも換羽中の御方が。左。
おおーペンギン図鑑、めちゃくちゃわかりやすい。
こういう展示に出合うとわくわくする。
右上の地図、”Penguin Of The World”を見ただけでも、ペンギンは南半球にしかいないことが瞬時に理解できる。
私は生き物そのものを観察するだけでなく、こういう解説板、魚名盤も割ときちんと読む。
海外ではもちろん英語で書かれているので、もっとさらっと読めるようにならねば、と英語学習に対するモチベーション維持にも通じている。
例えば
マンボウ
英名Sunfish?学名(ラテン語)のMola molaってどういう意味?
ジンベエザメ
Whale Sharkはクジラみたいなサメってことでしょう。
マンタ
本物の海で見てみたい。
からの
リュウグウノツカイ?
ダイオウイカなの?(絵…)
今写真を張りながら気づいたが、下段はマレー語!
おあそび程度にかじっているので、英語と突き合わせながら読んでみよっと。こうして語学学習が進む進む。
さてさて、そうこうしているうちに。
水草の森が現れた。
ほぉぉぉ…
すみだ水族館のネイチャーアクアリウムのようだよ。
チンアナゴもいるし。
いかついウニも出現…
Pencil urchin, パイプウニというらしい。
ラスボスではなさげだが、どこかのタイミングで出てきそう…
ヒトデもでかい。
マンジュウヒトデか?それなら沖縄美ら海水族館にいた気がする。
日本近海であれば、せいぜいこれくらいのサイズ感なんですけどね。
サンショウウニ
イトマキヒトデ
おとなの手のひらサイズです。
南国育ちの生き物はおっきくなるのかなぁ。
と、そこへ。
おお!
タカアシガニパイセン!
マレーシアでもご活躍中!
なんとアカハライモリパイセンまで!
御二方とも、英名に”日本”を背負っていらっしゃる。
タカアシガニはJapanese spider crab
アカハライモリはJapanese Fire-bellied Newt
ですので私は、彼ら彼女らを海外で見かけたら特に、敬意をもって写真に収めるのです。
更に更に、
クラゲもいるわ
カクレクマノミもいるわ
ウツボ先生も
Snowflake Moray Eelという種で、和名は調べきれんかった…
Snowflakeという割に南国のファンキー感がたまらん。
そしてシメは
Lionfish, ミノカサゴ
なんら日本の水族館と変わらんやんけ…
鯨類(イルカやシャチ)や鰭脚類(アシカやセイウチ)がおらんだけで。
そこまで大きな水族館でもなかったのに、1時間半はたっぷりと堪能いたしました。まんぷく。余は満足じゃ。(*´з`)
おつかれ~!!