さて、次どこ行こう?(総括)
まとまった休暇を取り、海外で過ごしたのはいつぶりだろうか。マレーシア在住だったときを省き、以前そんなことしたのがいつだったのか思い出せないくらいだ。
この旅全体を通じて感じたことを、備忘録的につらつらと書き散らかすことにする。くどいのは承知で、旅の記録を以下に並べておく。
言語
日本語環境からの脱出
心の底から思ったのは、日本語どっぷりの環境から離れることができてほっとするということ。在宅勤務だと気にならないけども、一歩自宅の外を出ると日本語の洪水に眩暈がする。
「~に注意してください」
「~しないでください」
「~はこちらです」
音声なり張り紙なりでそこここに氾濫する注意書き。
「今なら30%OFF!この機会を見逃さないで!」
「今のうちに~しておかないと手遅れに!」
「今~してない奴はダサい!」
不安感をやたらと煽って来る広告。
そこはかとなくマウント取ってそうな、隣のテーブルの会話。
私の精神衛生上ホンマによくない。うっすら殺意を覚える程だ。
そういうことどもが排除された環境に定期的に身を置くことが、私の人生では必須なんやなーと改めて認識した次第。
英語に対するスタンス
正直今は、英語をそこまで頑張る必要性は全くない。全くないのだが、
もっとうまくなりたい!
具体的には、
相手の言ってることがもっとスムーズに聞き取れるようになりたい!
自分の言いたいことがもっとスムーズに口に出せるようになりたい!
等々と、英語学習へのモチベーションが爆上がりする結果に。
は、英語?もーいーや。やり切ったわ。
って思う日が来る気がしない。
では、インドネシア語は?
言語学習アプリDuolingoでインドネシア語もかじってはいる。
きっかけはマレーシア滞在時。マレー語も少しはわかるようになりたいなと思い、当時中国語を学んでいたDuolingoをチェックしてみたらマレー語はラインナップになく、やむなく文法や単語が近しいインドネシア語を学び始めた。
からの、今回のインドネシア行き。
今までの学習成果を試す、絶好の機会ではないのか?
特に飛行機でのアナウンスはどの言語であろうと型にはまったものやし、ちったぁわかるかと期待していたけど
ちんぷんかんぷんだった…
(ノД`)・゜・。
収穫があるとすれば、まばらではあるが知ってる単語が聞き取れたところ。なんだかそれが悔しくってここ数日は、Duolingoのインドネシア語に対する真面目度が上がっている。笑
自分に正直に
今回は特に意識して、予定をぎちぎちに詰めないようにした。人に会う約束も最低限、他にはBrightureのオンラインレッスンを毎日受けることや、語学学習に関するルーティーン以外、好き勝手過ごすことに決めていた。そのときそのとき、自分がやりたい・やりたくないと思ったことに忠実に従うことができるように。
それの、なんと心地いいことか…!
と同時に、日本にいるときは如何に他人を優先していて自己を抑圧していたか、まざまざと突き付けられて「ごめんよ自分」と涙するときも。
その瞬間を得られただけでも十分だ。
次回以降の旅支度
最後はホンマに覚書。身軽に旅行したいので、何が必要で何が不要だったかを整理しておく。
こちらに触発されている。
要るもの
ウェットティッシュ。
特に東ティモール、インフラが脆弱でシャワーも満足に浴びられない中、町歩きで汚れた足を拭くのに重宝した。
ちなみにダイソーので十分。1袋100枚とかよりは、1袋10枚×4つとか小分けできるものがよい。キャリーバッグの荷物の隙間に緩衝材として入れられる。
普通のティッシュ。
あまり出番はないものの、マレーシアのようなイスラム教国では必須。なぜならトイレットペーパーが常にあるとは限らないから。
ネックピロー。
もともと持ってたものはどこかの空港で失くしており、出国時の羽田は閉店直前のビッグカメラで衝動的にお買い上げ。長距離もしくは早朝フライトで、眠たいときに役立った。
簡易的な留め具があった方が紛失防止によい。
eSIM。
私のスマホキャリアはドコモ。マレーシアやインドネシア等、日本人がよく訪れる国ではデータローミングOnだけで通常通り使えるのだが(そもそもマレーシアSIMが入ってるスマホも持っている)、東ティモールは難儀するやろなと思っていた。で、eSIMを試しに使ってみようとしてうまくいかなかった…
ありとあらゆるものがネットで完結する時代、ホテルの(弱い)Wifi頼みなのは心細いことこの上なし。使えるようになりたし。
お金。
特にインドネシアでは現金を準備するつもりがほぼなかったため、未だ保有しているマレーシアの銀行のデビットカードが大活躍!切って切って切りまくった。
それがない、もしくは通用しない場合は…?
こちらで紹介されているように、Wiseカードを準備した方がよさそう。使えるようになりたし。
要らなかったもの
サングラス。
東南アジアに行くので日差しは強かろうと荷物に入れたけど、1度も使わず。オーストラリアとかなら使うんかな。
Kindle。
特に長距離移動中に英語の本を読みまくろうと持参したものの、こちらの紙の本を持参したので出る幕なし。
しかも搭乗時にいちいち機内モードにしないといけないのが面倒だった。
ヘアワックス。
日本だと毎日使ってるけど、特になくても問題なかった。プールに入ったりしてるしね。
その延長で、化粧品も要らなくなる日が来るのかも知れない(今回は辛うじて必要だった)。
着替え。
今回は途中で洗濯する必要に迫られていて、いったい何日分持ってきゃいいんや?!と(自分なりには)綿密に計算した。心の余裕を満たすには十分やったなと思うけど、もっと減らせたんでは?との疑念も拭えない。
この9月の旅路について、気になったことを書き連ねてみた。
が、それももう過去のこと。次どこに行こうか、この本や
このサイト見ながらうずうずしている。
そーいや小学生とか中学生のとき、地図帳見るのが大好物やったっけね…
そして今、こんな本にも手を出していたりして。
完