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英語はラップ、中国語は歌謡曲、インドネシア語/マレー語はオノマトペ、では日本語は?

複数言語を学んでいて、最近は”音”に着目しているのだけど、各言語を思い浮かべたときに想起される自己イメージを纏めてみました。私の場合、ですあくまでも。



英語

ひとつの単語の中でもアクセント、音の強弱があり、ひとつの文章の中でも強弱がある。とってもリズミカルで、打楽器的なイメージを持っています。
Brightureの発音専門のクラスでも、指パッチンしながらタイミングよく単語を読み上げていく練習をすることもあり、リズム感ってめちゃ大事と毎度痛感させられます。
英語のラップが超絶カッコいいのは、このリズム感由来なのかな。
ここにうまくハマることができれば、もっと英語らしく喋れると思っていますが、まだまだ道半ばです。



中国語

個々の単語、個々の文章に対して、音の強弱、というよりはむしろ音の高低を意識すると、なんとなく中国語ぽく聞こえるような気がします。さながらうたをうたうように。同じ発音でも4種類の声調を持つことが最大の特徴でしょう。
威勢のいい発音のためなんだか怒っているように聞こえるとも言われるけれど私は、唐の時代とか、皇帝や貴妃・貴人のような高貴な方々が召使いに団扇であおがれつつ、優雅に漢詩を読んでいるイメージが広がります。中国式の箏や、胡弓が後ろで鳴っている雰囲気。例えその文が”以前啤酒喝得太多,现在肚子有点儿鼓起来了。”(以前ビールを飲み過ぎたせいで、今はお腹が少し出っ張ってきました)みたいな文章でも。笑


(上記例文の出典は、今音読に取り組んでるこの本です)



インドネシア語/マレー語

英語のリズム感や中国語の抑揚とはまた違って、濁音や半濁音が使われる単語が比較的多く、”~nya”といった音もあり、なんだか楽しいイメージなのです。オノマトペ、効果音的と言えばいいでしょうか。Duolingoで学び始めてまだ数ヶ月、圧倒的に知っている語彙が少なく親和性が低過ぎるからか、聞いたこともない音そのものをおもしろがりながら覚えていってる節があります。
発音そのものはもう本当に簡単です。英語や中国語のように、口の形、唇の形、舌や顎の位置等々を深刻に考えなくてもいいですし、使われている文字はアルファベットでありローマ字読みすりゃなんとかなるため、日本語話者からするととてもラクです。真面目に厳密にやると全く違うのでしょうけど。
逆に、英語圏や中華圏の人たちからするとこういう言語って、発音難しいのかしら。



日本語

…は正直、考えあぐねてます。
最初は短歌、俳句?って思ったのですが、
落語、漫才?って選択肢もあるな、とも思ったり。
超乱暴な言い方をすると、今まで他の言語であげつらった要素を全て含んでいるとも言えるのではないか?とも。母語である故に、距離が近過ぎるんでしょうかね。




みなさまは、ある言語に対して、何らかのイメージが思い起こされることはあるでしょうか?



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