運転免許の更新に行ってきた@マレーシア
日本だと年末も大詰めで、帰省ラッシュにレコ大とかの時期なんだろうか。
多民族国家マレーシア、各々の民族の所謂“正月”がそれぞれ盛大に祝われるため、New Year's Dayはどちらかと言えばひっそりとしたもんである。
マレー系のハリラヤ(5月~7月)
…は、いい写真がなくてスタバのハリラヤ仕様カップでお許しを。イスラムの幾何学模様って、なんて美しいのでしょう。うっとりうとうと。
中華系のChinese New Year(1月~2月)
赤一色。日本でこんなに、赤色が街中に溢れているのを見た記憶はない。
インド系のディパバリ(10月~11月)
「光の祭典」と言われるだけあって、めちゃカラフル。
こんな感じで、その時期になるとショッピングモール、会社やコンドミニアムのロビーが飾り立てられる。それに比べると、元旦、クリスマスが終わったら即門松や鏡餅がお目見えする日本とは違い、クリスマスツリー出しっ放し、未だにクリスマスソング流れてますけど。
うちの会社でも、クリスマス休暇も併せ週単位で休む人もいれば、カレンダー通り12/31(金)まで働いて、1/3(月)が仕事始め(って言葉も久しぶりに思い出した)の人もいる。
常夏気候であることも手伝って、師走の気忙しさなんてものは皆無。
要は、年末年始感が全くない。
なのでハタと気づく。
もしかして今日JPJ(交通警察)に行けば、速攻免許更新できんじゃね…?
実は車の免許、4年前に研修生として初めてマレーシアに来たとき、日本から国際免許証も持参した上で更に、マレーシアの運転免許証をつくっておいた(当時は必要書類を揃えれば、所定の手続きのみで切替えができた)。
2年前に駐在員として再びマレーシアに来たときには有効期限が切れかけていてすぐに更新したのだが、どうやら外国人は最長2年しか延ばせない…?そこから2年を経た今年、COVID-19によるMCO, Movement Control Order, 活動制限令が発令中で更新もままならず、ここ数ヶ月は期限切れの状態で運転を…(あわわわわ)
という訳で前置きが長くなったが、午前中、行ってきた。
結論、
多少待ち時間があったけども、思ってた以上にあっさり済んだ。
顛末を書き残しておく。
受付
向かったのはこちら。
住んでない人からするとは?どこよそれ?って感じでしょうが…
近くに、日本人観光客に大人気、ブルーモスクとして知られるSultan Salahuddin Abdul Aziz Shah Mosqueがある。
日本では免許関係、警察や運転免許センターに行くんだろうが、マレーシアではJPJ, Jabatan Pengangkutan Jalanに行かないといけない。
割と数はたくさんあるけれど(何ならうちのコンドミニアムの前にだってある)、外国人が免許更新できるところとなると限られていて、近場はここだった。
自宅からは30分程、10時半くらいに現地に着く。
正直に言えば1度、有効期限内の今年9月に更新を試みたことがあるのだがそのときは、そういう人たちでごった返していて、渡された番号札に「3時間後にまた来い」と…
それを思えば隔世の感がある。
だって、駐車場に少々空きがあるもの。番号札も渡されないし。
個人なのか、タクシードライバーとか運転を生業としている人なのか、で、様々入口が違ったが無事に個人向けの免許更新のレーンに辿り着く。
ちなみに全編マレー語なので少々キツい…
こういうときのために、Duolingoでマレー語と近縁のインドネシア語を学んではいるのだけど。
待機
からの、待つ。
待つ。
待つ。
ショッピングモールやオフィスの中は室温16℃設定で激寒なのに、こういうところでは外で待たされる。水分や、暇つぶしグッズ持参をオススメします。
公的サービス、サクサク進まないことをローカルのみなさまは御存知なのだろう、じっと待ってらっしゃる。日本だったら絶対怒り狂う人がいると思うけど、そういう場面に遭遇したことがないのは本当に精神衛生上、至極よき。
怒れる程、体力あるってことかな…日本人。
受領
もっと待つのかと思っていたら、都合1時間程で受取ることができた。
顔写真も住所も、特に変更なかったこともあるだろう。
有効期限切れてるし…なんかもっといろいろ聞かれたり、めんどくさいかなと想像してたのだけど。
外国人だとわかるとパスポートを出せと言われ、就業ビザの有効期限との兼ね合いが大事なのかと思いきや、ただひたすらにパスポートの有効期限(2023年だったことに、このとき気が付いた)をチェック。
思ってたよりはあっけなく、2年後までマレーシアで運転してもいいお墨付きをもらうことに成功したのでありました。(ニヤリ☆)
JPJの駐車場にて。