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Brightureで発音のトレーニングをした後、BBC Learning EnglishのTim’s Pronunciation Workshopを聞き直してみた

2020年11月頃から突如、Brightureのオンラインレッスン始めました。
以前体験談投稿用にR&WというWritingに特化したクラスをご紹介してみましたが、今日は本丸に切り込みたいと思います。

PP(Pronunciation & Phonics)でございます。


このクラスでは毎回、唇や舌、口のまわりの筋肉の使い方から声の出し方に至るまで、英語と日本語は全く異なる言語であることを痛感させられています。
本当にPPは毎度、目から鱗が垂れ流し状態。
どーして誰も、発音が超重要って教えてくれんかったの…

学習指導要領にわざと載せず、日本人を英語苦手にさせ、英会話ビジネスでガッポリ儲けようぜ、お主も悪よのぅ、ヒヒヒ…

という陰謀でもあるのでしょうか。
というくらい、メカニズムを知るとlistening力が劇的に上がります。

どのくらい上がったのかを確認するため、BBC Learning EnglishのTim’s Pronunciation Workshopという発音専門プログラムを聞き直してみることにしました。
PPは、おおよそ10回くらい受けてからのことです。



Tim’s Pronunciation Workshopとは


このプログラムでは、流暢な英語話者になるための発音のコツについて知ることができます。
全Episode合計すると70本超あるようなのですが、2017年半ば以前は、上記Official Siteですら追えなさげ。残り数十Episodeでも十分聞くに値するとは思うのですけど。
ちなみにEpisode1本当たり3分から4分で、ざっくり以下の構成となっています。

1) 導入部、今回の話題に関する簡単な説明
2) ロンドンに住むイギリス人が実際にどのように発音するか聞き取り
3) Timによる解説
4) BBC Learning Englishの講師陣が話す別の例文を聞き、声に出して練習
5) オチ(“workshop”ということでほぼ毎回、DIYに因んだエンディング。大工道具でTimがドジなケガをするパターン多し笑)



Before Brighture


このプログラム、例にも漏れず?レベル的には中級(intermediate)。
初めて聞いた数年前、私のTOEICスコアは600真ん中くらい、Lも300台だったと思います。このスコアを中級と呼ぶか否かはあれど、それより下でも問題なく聞けるような気もします。
ナビゲータのTimが、速すぎず遅すぎず、明瞭に話してくれるからでしょうね。


それより何より、


2) ロンドンに住むイギリス人が実際にどのように発音するのか

4) BBC Learning Englishの講師陣が話す別の例文を聞く
のパートがびっくりする程聞き取れません(涙目)。

これ同じ霊長類ヒト科が話す言葉なの…



字幕が画面下部に表示されるからわかるものの、なければサッパリ…
Timが言うことは字幕なしでもあんなにわかるのに。泣
是非聞いてみてください。



After Brighture

はい、聞いていただけましたでしょうか。

英語ってこんなにも、音の消失や音の繋がりがあることをご理解いただけましたでしょうか。これって日本語にはなかなかない要素だと思うのです。
それを、Brightureで詳らかに学ぶことで少しずつ、聞き取れた!わかった!が増える嬉しさ。

今回、PPを受けてから聞き直してみて、
4) BBC Learning Englishの講師陣が話す別の例文を聞き、声に出して練習
の部分が字幕に頼りっきりにならずとも格段にラクに聞け、
自主練習もそれっぽい、英語っぽい発音になったんじゃないかなーと自画自賛しています。あくまで自己評価ですし、こういうのって、定量的に評価できなくて伝わりづらいんですが…

但し
2) ロンドンに住むイギリス人が実際にどのように発音するか聞き取り
の部分は依然難あり。
わかる人が増えて来たけど、わからない人は字幕見ても未だにわからない。
何故この単語がそういう音になるの…?

PP10回分ですので10時間にも満たない時間、発音に注力したからといってばっちり聞こえるー!喋れるー!という訳には絶対にいきません。でも千里の道も一歩から。何事も積み重ね。とりわけ語学学習は、どれだけ鍛錬を積んで次のステージに上がれても、新たな課題がわんさか出てきます。ラスボスと思って必死で戦ってた相手が全くもってザコだった、なんてことザラにあると思います。



その他、雑感


最後に、記しておきたい感想を。

過去の教材や過去の自分と再び向き合ってみてわかるレベルアップの幅が、大いなる動機付けに繋がるってことが収穫のひとつ。あれ…はっきり聞こえるようになってる…?
繰り返すようですが、TOEICのスコアといった定量的なスケールでは測れない、自らの内側に湧き上がる実感と言いますか。わかる!できる!って自己肯定はもう、何物にも代えがたいですね。数字には表せられない。
英語のコンテンツ、英語学習に関するコンテンツは日々、ありとあらゆる媒体で生み出され、それら新しいものをどんどこ追いかけていくのも一興ですし、それに疲れたらたまには、昔難儀したものを引っ張り出し今の自分がどのくらいわかるようになっているか、振り返るのも一興かと。

また、ひとつの英語教材、ひとつの英会話学校、ひとつの英語学習サイト、ひとりの先生にどっぷり浸かるのも悪くはないと思うのです。ただ、ある程度学習が進んできたらそこから抜け出して、Brighture×BBC Learning Englishといった別媒体同士のコラボによって、更なる上達への道が拓けるのではないでしょうか。
Brightureで学んだ内容、例えば発音を、私の場合だとマレーシアの先生との英会話レッスンで使ってみる。R&Wで学んだWritingのテクニックを、プレゼン資料の原稿に生かしてみる。それにより、わかったとそのときは思ってたけど実際にはわかってなかったところや、頭で理解はできているはずなのに身についてないところがはっきりする。そしてまたそれぞれの学びの場で鍛錬してから、現場に戻っていく。
無限の好循環ループに突入できる。



はー、なんて豊饒な世界が広がっているのだ。
面白くってやめられませんね。
一生ものの趣味に出合えてほくそ笑む毎日です( *´艸`)


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